富士山の登山道に現れた、神秘的な光景――思わず息をのむ美しさの一瞬が、撮影された。

撮影者は、XユーザーのTaitan(@taitan21)さん。

2025年8月16日、「富士山登山道に出現した虹です!」という呟きと共にX上で披露された写真では、雲がかかった人気のない山道から、見事な七色に光る虹が伸びている。

虹の根元にはたどり着けないというけれど、これならもしかして、行けるんじゃないか? そんな気持ちになる1枚である。

こんな大迫力な虹を見られるなんて、投稿者はなんてラッキーなんだ!

Jタウンネット記者は21日、虹と遭遇するまでの経緯をTaitanさんに聞いた。

天候は良くなかったけど...

Taitanさんが虹を写真に収めたのは、富士山御殿場ルートの新五合目。16日の午前5時50分ごろのことだっという。

この日は空模様が不安定で、Taitanさんがそこにいたとき、雨雲が近くまで迫っていた。そんな天候の中でも撮影していたところ、登山道が通っている辺りから虹が出てきた。

「虹は円を描くような感じではなく、朝日が当たる部分だけの短いものでしたので、ズームして虹の部分を大きく撮りました」(Taitanさん)

実はTaitanさんはこの日、富士山に写真を撮りに行くかどうか迷った末、決行したという。結果的に、判断は大正解だったわけだ。

「登山道からの虹という珍しい光景を見ることができたので、行って良かったです」

と振り返った。

ちなみに数分後には登山道に日が当たらなくなり、虹も消えていったそうだ。

富士登山道にわずかな時間だけ現れた美しい虹の光景に、X上では1万1000件以上のいいね(22日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「こんな虹は初めて 迫力ある」
「神々しい風景ですね」
「あまりにも素晴らしいのお写真」
「夢の世界道での写真は初めて見る登って行けそう...と思わせる感じですね」
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