「友人から送られてきた写真、あまりにも夏」。そんな呟きとともに投稿された1枚の写真が、多くのXユーザーの胸を震わせている。
XユーザーのT(@tgnejp)さんが2025年8月3日に披露したのは、住宅街の路地から撮影した1枚。
まっすぐ続く細い道の先では、色とりどりの花火が大輪を咲かせている。そして路上には、それを見上げる人たちの後ろ姿が。地元の人たちにとってはきっと、ここは花火がよく見える場所としてお馴染みなのだろう。
取材に応じたTさんによると、写真の花火はTさんの故郷のものだ。
新社会人のTさんは6月、異動で23年間暮らした東京を離れた。ひとり田舎に引っ越したTさんに、19年の付き合いがある友人が、地元の懐かしい花火を見せてくれたのだという。
「俺らの背中がバズってるやん」
「温かい気持ちになりました。
昨今、ド派手な花火がTLに流れてきがちですが、こういう下町の、地元の花火も良いなと改めて感じました」(Tさん)
〝地元の夏〟を凝縮したようなこの写真に、Xユーザーからは13万件を超えるいいねのほか、
「絵に書いたような夏とはこの事やん」
「最高
」「両手腰に当ててるおっちゃんがめちゃくちゃ『良い』」
「すごく構図もいいですね。感動」
「指までもが完璧」
「電線があるのもエモい」
「この人がここにいないって考えたら泣けるな」
といった声が寄せられている。
Tさんが写真への非常に大きな反響を友人たちに知らせたところ、みんなビックリしていたという。
「俺らの背中がバズってるやんって、ワチャワチャしていて。こういう、社会人になっても未だにちょっとした事で笑える友人達が好きなんだよなって再認識しましたね」(Tさん)
地元の懐かしい風景。大人になっても変わらない、あたたかな友情。まさに宝物といえる1枚だ。(ライター:Met)