大人も子どもも楽しめちゃうインパクト強すぎな「お土産」をもらった。
その名も「トイレの最中」である。
X上では度々話題となっているのを見かけてはいたが、現物を見るのは初めて。
パッケージに書かれた「最中」には〝MONAKA〟とも〝SAICHU〟ともフリガナが振ってある。
ど、どういうこと?
箱を開けてみると、その謎は解けた。
大人も、楽しすぎる...!
トイレの形をした、最中(もなか)なのだ。
便器にあんこを入れて、自分で完成させるタイプのやつである。
その様子は、トイレの最中(さいちゅう)とも言えるかも......?

「トイレの最中」は、知多半島の西海岸に位置する愛知県常滑市のお土産。常滑市は古くから焼き物の産地として発展してきたまちで、トイレなどの衛生陶器を手掛けるINAX(現・LIXIL)の創業の地でもある。
つまりこれは、ユニークなだけでなく、常滑らしさがたっぷりのお菓子なのだ。
抗えない、この面白さ

とはいえ、ビジュアルが衝撃的すぎる。
子供たちならきっと、大爆笑間違いなしだろう。

Jタウンネット記者はもう大人なのでさすがにそこまでハマりはしない......と思っていたのだが、便器の形をした最中にあんこがどっさり積みあがっていく様子を見たら、楽しくなってしまい、気づいたら大喜びでシャッターを切っていた。
この面白さ、いくつになっても抗えない......。

LIXIL 榎戸工場と老舗和菓子店・大蔵餅のコラボレーションにより生まれたこの商品は、土とやきものをテーマにした文化施設「INAX ライブミュージアム」にあるミュージアムショップや、大蔵餅の店頭、または催事などで購入可能。
中に入っていた「トイレの最中 正しいお召し上がり方」によると
「入れる時は決してトグロをまかないようにして下さい(笑)」
とのことだった。フリ? フリだよね......?
老舗和菓子店の作る最中(もなか)なので、味ももちろん美味しい。
あんこが後入れなので、皮もパリッパリだ。
楽しくて美味しい「トイレの最中」、常滑に行った際にはぜひ一度入手してみてほしい。