「スーパーで買い物して駅に向かう地下道通ったら、視界の端で異変起きてた
気づいた瞬間一気に心臓バクバクなった」
そんな報告が、Xユーザーたちを震え上がらせている。
2025年8月12日、Xユーザーの碧蒼(@ibento_tanoc_na)さんが投稿したのは、とある駅の地下通路の光景。
その壁には、何枚もの禁煙標識が、高さも向きもバラバラに貼りつけられている。
こんなの、異常だ。誰が、どういう意図でこんなことを? 怖すぎる。
しかも、碧蒼さんがこの場所で出会った〝異変〟はこれだけじゃなくて......。
通路の天井にある案内板の「8」も、おかしい。逆さまになっている。
......っていうか、「出口8」で、〝異変〟に遭遇? そんなの、ホラーゲーム「8番出口」そのものじゃない?
でも画像はリアルの写真だし......まさか本当に、あの奇妙な駅がどこかに存在しているの......?
碧蒼さんの投稿には23万件以上のいいね(27日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「怖すぎ」
「引き返すしかない......」
「波が押し寄せてくるかもしれない」
「これ夜とかに1人で歩いてて出くわしたらまじで叫ぶ自信ある...」
Jタウンネット記者は13日、〝異変〟に遭遇したXユーザーたちに話を聞いた。
横目にチラッと入ってきて...
「スマホを見ている横目にちらっと入り込んだ『禁煙』の異変で一瞬思考が止まり、ワンテンポ遅れてぶわっと恐怖が襲ってきました。急に心臓がバクバクしだしたのを覚えてます」(碧蒼さん)
〝異変〟に気づいた瞬間を振り返り、そう語る碧蒼さん。「現実か!?いや悪夢か!?とりあえず引き返すか!?」とも考えたという。
しかし、そこで前方から人が歩いてきたことで、「『あっ...』と我に返りました」。
――我に返ったとは、どういうことか?
実は、この〝異変〟は人の手で作られたもの。
2025年8月29日公開の映画「8番出口」と神戸市営地下鉄のタイアップイベント「地下鉄新長田駅異変探しミッション」の装飾なのだ。
「ぬるりと怪異に取り込まれた」
碧蒼さんはサブカル好きで、映画「8番出口」のこともとても楽しみにしていた。しかし、新長田駅でのプロモーションについては全く知らなかった。
「こんなプロモが地元であるとは...あっても東京とか...せめて大阪でやるだろうとばかり...」(碧蒼さん)
寝耳に水の異変。「8番出口」のことを知っているだけに本当に怖かっただろうが、気づいてからは大いに楽しんだという。
「日常と非日常の境目がなく、ぬるりと怪異に取り込まれたことが一番怖かったです。その分没入感が強くて楽しかったです!」(碧蒼さん)
Xユーザーのアデ(@adequestionmark)さんも、帰省の際にこの地下通路を訪れた。
「クオリティ凄い」「とにかく没入感が楽しかった」と呟いている。
ゲーム世界がソックリそのまま地元に降臨
記者が訪問時の感想を尋ねると、
「ゲームの中の世界がそのまま再現されていたのでびっくりしました。また、地元駅で開催されたことをとても嬉しく思います」(アデさん)
と答えてくれた。
ごく普通の地下通路に突如として現れる〝異変〟。「8番出口」を知っていればその世界に迷い込んだようで怖ろしく、「8番出口」を知らなくても不気味でゾッとするに違いない。
映画を見に行く前でも、映画を見に行った帰りでも、ここを通れば作品の世界をさらに楽しめることだけは、まちがい無しだ。
神戸市営地下鉄と映画「8番出口」のタイアップイベントは8月8日~9月30日の期間中に実施。
「新長田駅」改札外の地下通路内に発生している様々な〝異変〟は、撮影して「#新長田駅8番出口」付きでInstagramに投稿すると、映画「8番出口」無限ループトイレットペーパー、またはご案内ToDoメモ帳(各8人づつ、いずれも非売品)が抽選で貰える。
また、新長田駅を含む8つの駅に掲示中のポスターのQRコードを読み込んで〝異変〟を探す「地下鉄8駅異変探しラリー」も9月30日まで開催中。
さらに映画公開日である8月29日からは、異変も追加され、「新長田1番街商店街コラボ企画」もスタート。

期間限定で出現する5番出口から8番出口の案内看板に隠された合言葉を見つけ、協賛店舗でそれを伝えた先着2000人に映画「8番出口」コラボクリアファイルがプレゼントされるそう。
8番出口の世界だけでなく、新長田の街も楽しみつくす。そんな気持ちで遊びに行ってみると良いかもしれない。