息子の腕に、〝なにか〟が書かれていた......。
そんな呟きと共に投稿された写真が、X上で注目されている。
2025年9月9日、Xユーザーで作家のぺんたぶ(@pentabutabu)さんは、小学3年生の息子の肘の辺りを写した写真を投稿した。
そこには黒いペンで、何かが書かれている。横に引かれた長い線に3本ほどの短い線が重なっていて、なんだか傷口を針で縫った跡みたいだ。
あ、もしかして......うん、わかるわかる。年頃の男の子って、無性に〝傷〟に憧れたりするよね。なんて勝手に納得しかけた記者だが、実はこれ、傷ではなかった。
ぺんたぶさんは、画像と共にこうつぶやいている。
「小3のむすこの腕にマジックで書いた傷のようなものを発見し、(ああ...少し早い厨二病か...)と動揺しつつ、なんとか『それはルフィのマネかな?』と聞いてみたところ、むすこは『?』と不思議そうな顔をしてて。
『じゃあなに?』
『ひじき』
『え?』
『ヒジに"き"で、ひじきだよ』
よかっ...え...?」
え? ひ、ひじき!? 何それ......。
きっかけは学校の流行
予想外のラクガキに対し、X上では16万件以上のいいね(11日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「天才ですやん」
「体張ってなぞなぞしていくスタイル」
「とてつもなく優秀な息子さんの肘にはなまるを付けてあげてください」
「男の子のこういうところがたまらん。是非このまま真っ直ぐ育ちますように」
10日、Jタウンネット記者が父であるぺんたぶさんに話を聞いたところ、息子の肘にこの〝傷〟もとい〝き〟を見つけたのは、お風呂上りのことだった。
ところでなぜ、ひじを、ひじきに......? その理由を、ぺんたぶさんは、
「学校で『〇〇って10回言って』からクイズを出す遊びが流行っているとのことです!お友達がひざに〇を書いて『ピザ』と言っていて、対抗したそうです...!」
と語る。
10回クイズって、「ピザって10回言って!」みたいなやつ? ひざをピザに、ひじをひじきにしちゃうことで、10回クイズの常識を、根本から覆そうとしてるってコト......!? 小学生、発想が柔軟すぎる!
この理由を聞いたときの感想を、ぺんたぶさんは
「厨二病じゃなくてホッとしたけど、すぐに別の脱力感が襲ってきました...」
と述べた。
なお、息子はこのような〝とんちの利いたなぞなぞ〟を、ぺんたぶさんにもよく出題してくるとのこと。この頭のやわらかさ、何とも将来が楽しみである。