皆さんは、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」のことをどう思っているだろう。

最初にその姿を目にしたときは度肝を抜かれたものだが......いろんな場所で見るうちに、今はもう「かわいい」と思うようになっている人も、かなり多いはずだ。

万博閉幕まで一月を切った2025年9月20日、そんなミャクミャクを愛する人たちのための絵本の発売が、発表された。

その名も「ミャクミャクと... ミャクミャク誕生ものがたり」

この絵本は2025大阪・関西万博公式ライセンス商品。販売する通販会社・フェリシモ(本社:兵庫県神戸市)は、プレスリリースで本書について次のように説明している。

「初めは奇妙だなと思ってた。なのにどんどん好きになって、今はさよならなんて、言いたくないーーそんな思いを寄せるすべての人に手に取っていただきたい一冊」

いろんなかたちに なれるんだ

大阪・関西万博閉幕後に明かされる「ミャクミャク誕生の物語」 ...の画像はこちら >>

著者は、ミャクミャクの生みの親(=デザイン担当)である絵本作家・山下浩平さんだ。

小さな細胞として誕生したミャクミャクが、ほかの生き物や自然、文明と出会うことで、世界に存在する形や色の中にある素晴らしさを見つけ、想像、変化、共生しながら未来へ脈々とつながっていく――。

この絵本では、そんな「ミャクミャク誕生の物語」が初めて明かされる。

「この絵本は、ずっと頭の中にあった誕生の物語を2022 年の冬から2023 年春にかけて、私的に描いた〝 ミャクミャク〟の設計図の一つでした。
不完全さもありますが、ほぼ手を加えずにそのまま出すことにしました。その方が、当時の想いや熱を、少しでも感じてもらえるのではないか、と思ったからです。
この度、フェリシモさんにお声かけいただき、そして"脈々"と、ご縁がつながり、みなさまの目に触れる機会をいただけたことを、嬉しく思います。

この絵本がたくさんの方の手に届き、これからもミャクミャクが愛され続けられることを願っています」(山下さんのコメント、プレスリリースより)

絵本には本編に加えて、山下さんがミャクミャクのデザインの過程を解説した図録を収録。また特別付録として、描きおろしポストカード3枚も付いてくるなど、まさにファン必見の内容になっている。

「大阪・関西万博は終わります。けれど、ひとりひとりの心の中にあるミャクミャクの物語は、決して終わることはありません。どうか、あなた自身もミャクミャクを脈々と未来につなげていく担い手になっていただければ幸いです」(フェリシモ企画担当者、プレスリリースより)

ミャクミャクとお別れしたくない。ミャクミャクのことを、もっと知りたい。

そんなあなたの元へ最後に届く、最初の物語「ミャクミャクと... ミャクミャク誕生ものがたり」。

大阪・関西万博閉幕後に明かされる「ミャクミャク誕生の物語」 生みの親が描き下ろす〝公式絵本〟発売決定
さよならなんて、言いたくない(画像はプレスリリースより)

予約購入(11月下旬より順次発送)はフェリシモ公式通販サイトで受付中。販売先は、今後拡大していく予定とのことだ。

価格は1冊2000円(税抜)。

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