「これが親になると稀に経験できる、かなシミ」――そんな呟きと共に投稿された写真が、X上で話題になっている。
グレーの服を着た人の胸元に、より濃い色のシミがいくつもついている。
これってもしかしなくても、お子さんの泣き顔を写しだしたシミ......!
溢れ出た涙・鼻水・よだれの染み込みを「かなシミ」というピッタリな名前で呼んだのは、Xユーザーの竹内姉助(@EFDollkoko23)さん。取材に対し、1歳のお子さんを持つママで、「おとうさんといっしょ」の2代目おねえさんを務める俳優・竹内夢さんのオタクとして活動していると自己紹介してくれた。
この「かなシミ」が生まれたのは、ママが1~2分その場を離れた時のこと。パパに抱かれていたお子さんが、ママがどこかに行ってしまうと思って泣いてしまっていたそう。
戻って抱っこを代わると、パパのTシャツに顔型のシミがはっきり残っていたという。
「嬉シミに見えます」
泣き顔型のシミができることがあるらしいと知ってはいたものの、これまで実物に遭遇したことは無かったという竹内姉助さん。我が子が生み出したシミを見て「これが噂の!」と興奮。Xにポストする際に「かなシミ」というワードを思いついたとのことだ。
竹内姉助さんが投稿した何気ない子育ての一コマは、多くの人の心を温めたようだ。投稿には20万件を超えるいいねのほか、
「もうこれだけで可愛い姿が浮かぶ」
「愛おしくなるやつやん!!」
「いつの日か懐かシミにもなりますね...」
「子どもが育ってしまった私には、これは嬉シミに見えます」
といった声や、各ご家庭で激写された「かなシミ」たちが集結している。
「何気ない投稿でしたが、多くの『かなシミ』が集まったおかげで、見た人全員がほっこりするような話題作りができたようでよかったです」(竹内姉助さん)
服だけでなく、心にも沁みる親子の絆。