2025年11月3日、富山県でとんでもないライブが行われる。
その名も――
寿司ネタライブ魚津水族館~泳ぐネタから、握るネタ~
で、ある。
富山県の10月17日の発表によると、魚津市の「魚津水族館」で行われるこのライブでは、魚が〝寿司になるまで〟を見て、知って、味わうことができるという。「水槽の中で生きる魚を〝見る〟から、職人が〝握る〟までを一気通貫で体験できるのはここだけ」らしい。
......これってつまり、水族館で魚を見て、それがどうやってお寿司になるのか知って、最後はお寿司を食べるってこと? せ、攻めすぎじゃない......!?
どんな気持ちになるんだろう
2023年から、寿司を起点とする県のブランディングを目的とした「寿司といえば、富山」プロジェクトを推進している富山県。
「寿司ネタライブ魚津水族館~泳ぐネタから、握るネタ~」は県と、魚津水族館、そして富山の寿司を盛り上げるオンラインコミュニティ「寿司といえば富山DAO」のコラボ企画だ。
プレスリリースによると、参加者は水槽を泳ぐ富山湾の魚を観察した直後に、熟練の職人が寿司を握る様子を間近で見学することになるそうだ。
そして、握られた寿司は、全面アクリル製トンネルの富山湾大水槽の前で、魚津漁協特製の「浜汁」と共に、6貫の寿司を味わうという。
ネタは水槽で泳いでいた魚そのものではないが、水槽越しに見たのと同じ種類の魚が目の前で握られ、寿司になって出てくるのだ。
こんな状況に身を置くことは、そうそうないだろう。自分がその時どんな気持ちになるのかも含めて、気になる体験だ。
イベントでは魚津漁協の現役漁師による魚の鮮度を保つためのプロの技術の紹介、富山県立富山北部高校の生徒が描いた寿司ネタイラストを集めるデジタルスタンプラリーも行われる。

さらにさらに、通常では立ち入れない「閉館後の水族館」を貸し切りで巡れちゃうんだとか!
しかも、富山湾を代表する寿司ネタとなる魚介類の生態や特徴について、学芸員さんによる解説もアリ。これってかなり貴重なチャンスかも......?
11月3日の特別イベント「寿司ネタライブ魚津水族館~泳ぐネタから、握るネタ~」は午後5時30分~午後7時30分に開催予定。
募集人数は30人、参加費は大人も子供も4000円(税込・入館料、ガイド代、握り寿司6貫、飲み物代込み)。