位置情報サービスを活用したスマホ向けアプリゲーム「ポケモンGO」の大型リアルイベントが、2025年11月7日~9日にかけて開催される。

3日間、町全体が「ポケモンGO」のフィールドと化す「Pokémon GO ワイルドエリア」。

その舞台は──長崎県長崎市だ。

長崎市で開催「ポケモンGOワイルドエリア」でデンリュウに会お...の画像はこちら >>

期間中、長崎市内の各地を巡ることで、「ポケモンGO」ゲーム内の期間限定イベントに参加したり、特別なポケモンと遭遇したりできる周遊型のイベント。リアルならではの催しも目白押しだ。

たとえば、いたるところに登場するポケモンの装飾〝ポケジェニック〟に、「レックウザ」をモチーフにした龍踊(じゃおどり)の操演。長崎市歴史文化博物館には「ポケふた」パネルが展示されるし、8日には時津ウォーターフロント公園で新たな「ポケふた」のお披露目式も。

また、長崎駅や長崎県庁などでポケモンたちとのグリーティングも行われる。

大活躍なのが、「ながさき未来応援ポケモン」であるデンリュウだ。

長崎を照らす「ライトポケモン」、コラボグッズも充実

ゲーム「ポケットモンスター金・銀・クリスタル」(あるいはHG・SS)で「アサギのとうだい」のデンリュウ・アカリちゃんを助けたことを今でもよく覚えている大人たちも多いだろう。

デンリュウは、尻尾の光が遠く離れた場所にも届くために、灯台のような役目を担うこともある「ライトポケモン」だ。

そんな生態が多くの灯台を有する長崎県と親和性があるほか、長崎の人に親しまれている童歌「でんでらりゅうば」とも語呂が似ているといった理由から、同県の〝推しポケモン〟として、2024年6月に「ながさき未来応援ポケモン」に任命された。

期間中にはJR長崎駅や長崎県庁にデンリュウがやってきたり、7・8日には、長崎水辺の森公園で県産品とのコラボ商品の販売も実施される。

「デンリュウの長崎カステラ」「デンリュウの三笠山」「デンリュウのうまカレー豆」「デンリュウの角煮まんじゅう」「デンリュウの島原手延べそうめん」「デンリュウのごとう手延べうどん」など、どれもおいしそう。

それに加えて、白磁に青色の呉須(「ごす」、酸化コバルトを主成分とした顔料)での染付が特徴的な伝統的工芸品「波佐見焼」とコラボした、「デンリュウのそば猪口&薬味皿セット」も注目の一品だ。

こちらは25年10月30日に発売したばかりのグッズ。呉須でデンリュウが描かれたそば猪口と、エンボス加工が施され、醤油などを注ぐとモンスターボールの柄が浮き出る薬味皿。

これで「デンリュウのごとう手延べうどん」や「デンリュウの島原手延そうめん」を食べるっきゃないかも!?

その他、市内で行われるイベントの内容や開催場所の詳細については、ポケモンGOや長崎県の公式サイト、Xアカウント「長崎県×デンリュウ」(@nagasaki_denryu)を要チェック。

さぁ、読者の皆さんも、夢と冒険とポケットモンスターの世界を体感しに、長崎へレッツゴー!

編集部おすすめ