「タヌキです。」

そんな呟きと共に投稿された写真が、X上で注目されている。

2025年11月10日、山口県にある周南市徳山動物園の公式Xアカウントが投稿したのは、木くずの上に横たわる、白くてモフモフした何か。

これが、タヌキ?

タヌキって、もっと茶色っぽいイメージなんだけど......!?

Jタウンネット記者は13日、この〝白いタヌキ〟について周南市徳山動物園に話を聞いた。

お餅? タオル?

まっしろで、ふわふわな...タヌキ!?〝リアル色違い個体〟に...の画像はこちら >>

取材に応じた同園の獣医師・橋本千尋さんによると、注目を集めた〝白いタヌキ〟は、ホンドタヌキの「アキラ」。

2012年に保護された、日向ぼっこ好きでのんびりとした性格の男の子だ。

アキラさんは、色素の減少によって体毛などが白くなる「白変種」という個体なんだとか。

そのため、一般的なホンドタヌキと違い真っ白な姿をしているのだ。

「どれくらいの確率なのかは分かりませんが、徳山動物園での飼育記録を確認したところ、33頭中、野生保護の白変種は2頭でした」(橋本さん)

野生ではあまりお目にかかれなさそうな〝白いタヌキ〟のアキラさんに、X上では1万6000件以上のいいね(17日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「お餅?」
「まるでタオル」
「白くてもふもふで可愛い...っ」
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