2025年11月23日まで福岡国際センターで開催されている大相撲・九州場所。残すところ数日となり、いよいよ終盤戦だ。

そんな今しか買えない〝お弁当〟が、X上で注目を集めている。

2025年11月16日、お弁当・総菜などの製造販売を手掛ける中央軒(本社:佐賀県鳥栖市)の公式Xアカウントが

「かわいいのになぁ...
おいしいのになぁ...
この時期だけなのになぁ...」

とつぶやきながら投稿したのは、とってもかわいいお弁当の写真。その名も「お結び弁当」だ。

美味しそうなおかずと、白米と茶色いお米で作られたおむすびが2つ入っている。

海苔や梅干しでにっこり笑顔なおむすび。......あれっ、もしかしてこれ、〝まわし〟をつけている?

ということはこれ、お相撲さんなの!?か、可愛すぎる!

Jタウンネット記者は17日、この「お結び弁当」について中央軒に話を聞いた。

「楽しく笑顔になれるお弁当を」

【11/23まで!】大相撲・九州場所期間限定の〝お弁当〟に1...の画像はこちら >>

取材に応じた同社代表取締役の児玉隆二さんによると、「お結び弁当」は2021年から、毎年11月の大相撲九州場所期間限定で販売しているものだ。

大相撲九州場所会場と、中央軒本社販売所でのみ購入することができるという。

「2021年にコロナあけの九州場所で、大相撲売店喜久家さんと一緒に楽しく笑顔になれるお弁当を作ろうと作りました」(児玉さん)

2種のおむすびは、それぞれ白米とかしわご飯。

かしわご飯は、中央軒の名物駅弁「かしわめし」にも使われているもので、かしわと鶏ガラを長時間煮込んでスープをとり、しょうゆ、みりんなどで味をつけているこだわりの一品だ。

見た目も味もこだわった「お結び弁当」に、X上では1万8000件以上のいいね(19日昼時点)のほか、

「可愛いですね」
「可愛い!美味しそう!食べたいっ!」
「食べるのもったいなくなりますね~」
「これは個性あふれるお弁当ですね」
「九州場所で購入しました。
見た目も可愛く美味しくて最高の観戦のお供でした?!」

といった反応が寄せられている。

こうした反響に対し、児玉さんは

「沢山の人が見て可愛いと笑顔になっていただけたら嬉しいです。そして良かったら食べてみてほしいです」

とコメントする。

また、中には「これを期間限定なんてもったいない!」といった声も寄せられているが、今後も大相撲九州場所の期間以外にこのお弁当を販売する予定はないとのこと。その理由を児玉さんは

「いつもあると楽しくないような気がするから」と語った。

確かに、この期間しか買えないという特別感が、さらにこのお弁当を魅力的にしているのだろう。

九州場所閉幕まであと3日。今年中に食べたい方はお早めに!

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