初笑いはコレに間違いナシーーそんな〝型破り〟な年賀状が、X上で注目を集めている。その実物が、こちら。
ズバリ、「焼き鳥串風」の年賀状である......って、いやいや、どういうこと!?
周囲が焼け焦げて丸まったハガキと、香ばしそうな焼きネギが、「ねぎま」のように串に交互に刺さっている。その串には「ねんが」の文字。
「こんな年賀状があるか」とツッコミたくなるが、実際にコレを受け取ったという報告が、SNS上にあがっているのだ。
いったい誰が、なぜ、こんな珍妙な年賀状を作ったのか?
Jタウンネット記者は2025年1月8日、送り主に話を聞いた。
「面白くて 変なことを 考えている」
ねぎま串風年賀状を作ったのは、Webコンテンツの企画やイベント制作事業などを手掛ける大阪市の企業「人間」だ。
取材に応じた代表の山根シボルさんによると、「人間」では2011年から毎年、ユニークな年賀状を作って送付している。
たとえば、2012年は「スパム年賀」。お肉の缶詰のスパムを模した年賀状を送ったそう。裏面には迷惑メールの「スパム」を模したメッセージが書かれている。
昨2025年は、サザエの殻にハガキがくしゃっと詰め込まれたデザインの「年貝状」。〝加〟を取っちゃったらしい。ハガキは布製で長く、サザエの身を取り出すようにドゥルンと引き出せる。
なぜ、そんなことをしているのか。
「『面白くて 変なことを 考えている』という弊社の精神に基づき、例年、変な年賀状を制作・送付しております。創業当時は『まずは注目を集め、仕事の機会を得たい』という意図もありました」
今では名物企画に
それから15年が経ち、〝オモシロ年賀状〟を楽しみにしてくれる人も増えていった。今ではすっかり名物企画になっているそうだ。
16作品目となる26年の年賀状は、焼き鳥のねぎまを模した「ねぎま状」。今年は初の試みとして社外からもアイデアを募集し、最終的に集まった179案の中から、特に見た目のインパクトが強かったこれを採用した。
焼き鳥をモチーフに選んだ理由について、山根さんは「後付けにはなりますが」と前置きしつつ、こうも語った。
「設立15周年を迎える2026年は、クリエイティブへの愛に身を焦がしながら、一本芯の通った創作を心がける一年にしたいという思いから、ねぎまの年賀状『ねぎま状』となりました」
なお、ねぎま状は「やきとり人間」と書かれた封筒に入って届けられたそう。その封筒もまた、まちの焼き鳥屋さんっぽい......。
インターン生やボランティアと一緒に、ねぎの素材からタレのつやまで、一から研究して手作りしたというこだわりの「ねぎま状」。X上ではこんな声が寄せられている。
「精巧に出来すぎている」
「クリエイティブへの狂気の愛だ」
「なんだかお腹が空く年賀状ですね」
また、ねぎま状を受け取った明和電機の社長・土佐信道氏が自身のXアカウントで紹介したところ、3万9000件を超えるいいねを集めるなど話題に。
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