2026年1月12日、とあるXユーザーが投稿した次のような動画が、いま話題となっている。

背の高い木々を背景に、映像の真ん中がきらきらと輝いている。

金色の光がユラユラと揺れる。

ポストによると、北海道美瑛町のダイヤモンドダストだ。「美しすぎて一生見てられる」というコメントが添えられている。

「美瑛町に移住して農業をやりつつ写真や動画を撮っている」という「donchan /坪井 智洋」(@donchan1101)さんが投稿したこのポストには、3万5000件の「いいね」(1月15日時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「氷原の貴公子」
「一瞬何が何だかわからないキラキラに包まれ それがダイヤモンドダストだと気がついて感動した」
「ダイヤモンドダストは雪の精霊みたい。 寒い中こそ空気が綺麗で、キラキラと粒子が煌めくように」
「ダイヤモンドダスト  キラキラと輝く、美しい世界の中に入ってみたい」
「北海道のダイヤモンドダストが美しすぎる」
「希望の光に見える」
「天国はここにある.美しい」

ダイヤモンドダストとは、空気中の水蒸気が凍ってできる小さな氷の結晶が空中に漂い、太陽光を反射してキラキラと輝く自然現象だ。氷点下十数度以下の寒い日に見られる、幻想的な光景である。

坪井智洋さんはどんな状況で、ダイヤモンドダストを目撃したのか。詳しい話を聞いた。

シーズンに一度あるかないか

投稿者・坪井智洋さんに、ダイヤモンドダストの動画を撮影した場所・日時について尋ねると、「詳しい場所は非公開ですが、美瑛町内です」と答えた。

美瑛町は、北海道のほぼ中央に位置する町。冬は降雪量が多く、寒さもひときわ厳しい土地だ。

「美瑛町は日本の中でダイヤモンドダストが比較的見えやすい場所だと思います。
シーズン中に15日くらいは出ていますが、ここ数年温暖化に伴い急激に少なくなっています。この冬はまだ2回しか見えていません」(坪井智洋さん)
「こんなん美しすぎて一生見てられる」 北海道美瑛町のダイヤモ...の画像はこちら >>

そんな町で、2025年の2月。「マイナス20℃近くまで冷え込んだ日に、早朝7時半頃からカラマツ林をバックに撮影していました」と、坪井さん。撮影時の感想を、こう話した。

「生涯の中でもダイヤモンドダストの煌めきが強く、シーズンに一度あるかないかの思い出深い日となりました」(坪井智洋さん)

まさに「美しすぎて一生見てられる」光景だが、Xには「完全装備で行かないと5分も立ってられないけどね」という声もあった。

マイナス20度の外気の中で見るには、それなりの覚悟と装備が必要なようだ。くれぐれもご安全に。

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