歩いて行けますよ――駅でそう聞いたのに、たどり着くまで30分ほど。食事をしようと思ったら、目当ての店には行列が。
困り果てていたところで出会った3人の男性が、「救いの神」となったのです。
<ゆうたいままさん(埼玉県・40代女性) からのおたより>
今から20年以上前、私は祖母と2人で神奈川県の方にある神社へお参りに、電車で行きました。
電車から降りて、まずはおいしいものを食べようと駅でお店への行き方を聞きました。店まで歩いて行けるとのことで歩き始めたものの、なかなか着きません。
30分ほど歩いてようやくたどり着くと行列ができていて、祖母はもう疲れ切って座り込んでしまいました。
私たちの前に男性3人組が並んでいました。駅から歩いて来たと言ったところ、
「駅から歩ける距離じゃないよ! 大変だったでしょう。向かいのお店もおいしいから行ってみたら良いよ」
と教えてくれたのです。
お腹の空いた私と疲れ切った祖母はそちらへ行き、おいしい海鮮料理をいただけました。
「自分たちもそっちの方に行くから」
食べ終わってお店を出たところ、3人の男性に再び会いました。すると、
「また歩いていくのは大変だから、自分たち車だから駅まで乗せて行ってあげるよ」
と言っていただいたのです。
このあと神社に行く予定だったので、そう告げると、今度は、こうおっしゃいました。
「自分たちもそっちの方に行くから、神社まで乗せてくよ!」
祖母は歩き疲れて足が痛いと言っていたので、お言葉に甘えて神社まで乗せていただきました。
どんな話をしたか、どのくらい乗っていたか、記憶が定かではありません。
ただ、祖母の住んでいる場所と男性のみなさまの職場が近いことがわかり、びっくりしたことは覚えています。
名前も連絡先も告げず
お参りをしていると偶然親戚に会い、帰りは親戚の車で家まで送ってもらうことになったので、そこで3人の男性とはお別れとなりました。
送るだけ送ってもらって申し訳ないと、祖母が「ガソリン代だけでも受け取って欲しい」と渡したのですが、3人は 受け取らず、「自分たちも楽しい時間を過ごせたから」と名前も連絡先も告げず、その場を去っていきました。
一緒に旅した祖母は、10年ほど前に他界しました。
あの時のご恩は、本当に忘れません。ありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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(※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)
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