入院中の子どもに面会に行くため、もうひとりの子を預けなければいけないのに、周りには誰も頼める人がいない......。
助けてくれたのは、思わぬ人でした。
<sさん(神奈川県・50代女性)からのおたより>
30年も前のことになります。
田舎から上京し、結婚して夫の会社の社宅に入り、上の子が3歳の時に下の子が生まれました。
下の子は障害があり、入退院を繰り返していました。病院に面会に行く時は、上の子は一緒に面会に連れていけなかったので、いつも夫に預けていました。
ある時、どうしても病院に行かなければならなくなりました。夫が家におらず、上の子を預けられなくて、私は泣きそうなくらい焦っていました。
自分が引き裂かれる思い
すると、いつも一緒に公園で遊んでいた男の子のお母さんが、
「うちの子、これから七五三の衣装あわせに行くんだけど、もしよかったら連れていくよ」
と言ってくれました。
当時は私もまだ新米ママ。下の子も心配、上の子も放っておけず、自分が引き裂かれる思いでした。
誰も頼ることができない子育て。日々の生活にいっぱいいっぱいだった時で、本当に救われました。
上の子を預けて、家に戻ったときは安心してすごく涙が出たことを、今でも思い出します。
しばらくして社宅を出て以来、あの時のお母さんとは離ればなれになっているのですが、すごく救われた感謝の気持ちを伝えたいなと、いまだに思います。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)などを明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)
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