2026年1月24日、東京都美術館ミュージアムショップの公式Xアカウント(@tobi_museumshop)が発信した入荷情報が、X上で注目された。

新しく入った商品とは......。

柄が入った緑色のマスキングテープ......。アッ、この柄、「基板」だ! 電子機器に使われていて、かっこいいヤツ!

マスキングテープってことは、いろんなものを〝基板ガラ〟にできちゃうってこと。

アレに貼ったらどうなるかな? 妄想が膨らむデザインに、東京都美術館ミュージアムショップの投稿には3万5000件を超えるいいねのほか、こんな声が寄せられている。

「な、なんかかっけぇ~!!」
「使い道は思いつかないけど、なんか無性に欲しい」
「頬とか腕とかに貼って、壊れたアンドロイドしたい」
「超欲しい!めっちゃ欲しい!!」

大注目の商品を生み出したのは、大阪府吹田市

の「電子技販」。プリント基板の設計・製造等を手掛ける会社だ。

なぜ、マスキングテープを......? Jタウンネット記者は26日、詳しい話を聞いた。

世界に広がれ、基板の魅力

「かっけぇ~!!」「超欲しい!めっちゃ欲しい!!」 ミュージ...の画像はこちら >>

取材に応じた「電子技販」代表取締役の北山寛樹さんによると、注目を集めた商品は「基板アート マスキングテープ」。25年12月18日に発売したグッズだ。

電子技販は2014年、プリント基板の設計製造の技術や設備、デザイン力を活用した基板アート雑貨ブランド「PCB ART moeco」を立ち上げた。このテープはその製品の1つ。

「『PCB ART moeco』のスローガンは『基板とは完璧に計算された芸術である』。緻密なデザインとサプライズ感が特徴で、基板愛のこもったプロダクトを作っています。

マスキングテープは今までリーチできていない文具好きな方へ、基板の美しさや魅力を伝えたくて制作いたしました」(北山代表)

使い方については、「日常のあらゆる場面で使っていただきたい」と北山代表。

ノートPCやスマホに貼るのもよし、自分なりにカスタムして使うのもよし、とのことだ。

「私はAirPodsケースを基板化してみました」(北山代表)

プリント基板メーカーの技術が存分に活かされたユニークなデザインのマスキングテープ。自慢の商品が東京都美術館ミュージアムショップの投稿をきっかけに大きな反響を得たことについて、北山代表はこう語る。

「今まで縁の下の力持ちであるプリント基板を表舞台に立たせ、こんなに注目をいただけることは基板屋家業として最高の幸せです。マスキングテープはデザインのみですが、本物のプリント基板を使った『基板アート雑貨 PCB ART moeco』もご愛用いただき、世の中に基板好きが増えたら良いなと思っています」(北山代表)

他の基板デザインアイテムが気になる人は、「PCB ART moeco」を要チェック! 大阪府吹田市へのふるさと納税返礼品にもなっているぞ。

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