「大野雪があるからポケモンふた見えないだろうと思ってたけど愛でつつまれてたー」

そんな呟きと共に投稿された写真が、Xユーザーたちをほっこりさせている。

2026年2月3日、Xユーザーのさく(@izmsky)さんが投稿したのは、ドラゴンポケモン「カイリュー」が描かれたマンホールの蓋。

いわゆる、「ポケふた」のひとつだ。

周囲は一面の雪なのに、このマンホールの周りだけ、雪がない。そしてその上には、屋根が。

もしかして、「ドラゴン・ひこう」タイプで、こおり技が4倍弱点のカイリューが、雪に埋もれないように......!?

Jタウンネット記者は投稿者・さくさんと、カイリューを守る屋根の設置者に話を聞いた。

〝恐竜王国〟福井を応援するカイリュー

「愛にあふれすぎてて涙がでそう」「心が温まる」 福井の雪から...の画像はこちら >>

さくさんが屋根で守られたカイリューのポケふたを発見したのは、福井県大野市の大手門広場。

カイリューは23年10月に「ふくい応援ポケモン」に任命されていて、県内の17市町にカイリューのポケふたが設置されている。

そして25年12月20日~26年3月22日の期間には県内で「ふくい応援ポケモンカイリュースタンプラリー」が開催中で、さくさんはこれに参加するため大野市を訪問していた。

「先日の寒波で雪がしっかり降ったあとだったので、大野へ向かう最中まだまだ色んなところで沢山の人達が除雪をしており、道は大変通りやすくなって感動はしていましたがポケふたがある広場はきっとほぼみえないよなーと思いながら現地にいきました」(さくさん)

しかし、大手門広場のカイリューは、しっかりと雪から守られていたのだ!

「雪囲いをされてほかの場所とは違った形で大好きなカイリューががっちり守られているのが、愛にあふれすぎてて涙がでそうになりました。
雪があるので冬は福井県にくるのを見送る...という方も多いでしょうし、今回たくさんの方に冬場のカイリューの様子が届いて嬉しいかぎりです」(さくさん)

この屋根は誰がいつ設置したものなのだろうか? 記者が10日、大野市に聞いた。

「我々の地域ではごく当たり前のこと」

取材に応じた大野市観光交流課の担当職員によると、カイリューを守る屋根は24年11月に市が設置し、越前おおの観光ビューロー(大野市)が指定管理者として管理している。

「大野市は雪が積もる地域です。そのため、冬の積雪時でも観光客にポケふたをご覧いただけるように雪囲いをして、雪に埋もれないようにしています」(担当職員)

雪が降った時でもカイリューの姿が見られるようにという地元の思いやりに、X上では4万件以上のいいね(12日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「確かに、ゆきなだれとかふぶき食らったら辛いもんな」
「おぉ...これは愛を感じますね~。
こういうの見ると嬉しくなりますね」
「大雪で埋まっているはずなのに、このポケふただけ愛で包まれてる。心が温まるね」

こうした反響について、同担当職員は

「家や樹木など、大切にしているものに雪囲いをすることは、我々の地域ではごく当たり前のことであり、特別なことをしているという認識はありません。
しかし、そのことを取り上げていただけたことは大変ありがたく感じています。このことで少しでも大野市の魅力がより多くの方に伝われば幸いです」

とコメントしている。カイリューがナチュラルにとっても大切にされていて、うれしくなっちゃった。

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