「チョット・・・コワイ・・・・・・・・」
そんな呟きと共に投稿された〝怪生物〟の写真が、X上で注目されている。
2026年2月2日、上越市立水族博物館「うみがたり」の公式Xアカウント(@_umigatari_)が投稿したのは、岩場に張り付いている、人型のナニか。
ほんのり紫色に照らされた水の中でぼんやり浮かび上がるその姿は、ちょっと不気味。まるでエイリアンか何かのようだ。
これ、一体ナニ?
Jタウンネット記者は3月5日、うみがたりに詳しい話を聞いた。
あまり動かないけど...
取材に応じた同水族館スタッフによると、注目を集めた〝怪生物〟の正体は、「ヒメヒトデ」だ。
北海道~本州中部の浅海の磯、冷水域の深海に分布していて、大きいもので輻長(盤の中心から腕の先までの長さ)は3センチほど。
色は赤色や青紫色、黒褐色が多く、中には斑模様の個体もいるそう。普段は海綿動物やホヤ、軟体動物、付着性の無脊椎動物などを食べて過ごしているという。
「ヒメヒトデは深海で生活しているため、餌に出会える機会が浅瀬の海域に比べ少ない事から、エネルギーの温存・消費を少なくするためにあまり動くことはありません。
ですが、餌の匂いを感知すると、体の向きを変えながら水槽内を動く姿を見ることもできます。体勢は移動の向きによって様々です」(同スタッフ)
ヒメヒトデが移動する時は、体の裏面に分布している腕足あるいは「管状足」と呼ばれる、先が吸盤状になった器官を使う。
この吸盤を足場にくっつけては離す、を繰り返して移動していくとのことだ。
絶妙な体勢のせいでちょっと怖い雰囲気になってしまっているヒメヒトデに、X上では3万9000件以上のいいね(3月6日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「だいぶ怖い」
「これ何??」
「侵略してくる奴だ」
「ヒトデだよね!?どこぞの地球外生命体かと思った」
「ちょっと内股なところはかわいい...?」
こうした反響について、同スタッフは
「『人のように見えてちょっとホラーかも...』とスタッフが何気なく撮影した写真ですが、多くの方に共感していただいたり、色々な見え方を共有してくださったりと、生きものを見るときの楽しみが増える反応を頂きました。
ふとした生きものの行動から『可愛い』『おもしろい』だけでなく、その生きものの生態を知るきっかけに繋がれば幸いです」
とコメントしている。
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