子どもの病気で不安になっていた時、見知らぬ人から受けた親切と言葉。
「救いになりました」と言うほどうれしかった、その気づかいとは。
――福岡県在住の40代女性・Oさんの体験談。
<Oさんからのおたより>
次男が生後4か月の頃、自宅から車で40分の所にある小児科に通っていました。
小児科には駐車場がないので、小児科から一番近いパーキングに毎回車を停め、そこから5分ほど歩いていました。
5月のある日、自宅を出るときには降っていなかった雨がパーキングに着く頃には土砂降りになっていました。その日、傘を持っていなかったので、しばらく雨宿りをしていました。
予約の時間が近付いても...
スリングに次男をすっぽりと入れ、10分ほど待ちました。
小降りにはなりましたが、できればもう少し様子を見たいような雨の強さでした。
でも、予約の時刻が近づき、もう行かないと間にあわない。
その時、後ろから声をかけられました。
「よかったら使ってください」
振り向くと10歳くらい若いお兄さんが、傘を差し出してくれていたのです。
新しく購入した車の中に
こんなふうに知らない人に声をかけるのは初めてで、恥ずかしくてしばらく迷っていると、その男性は「職場が近くだから、走ってすぐだ」と話してくれました。少し肌寒い日だったので、雨に濡れることを心配してくれていました。
「息子が風邪を引かないですみます」というと、男性は「お母さんも、風邪をひかないように気をつけてくださいね」と、走っていきました。
長男の時には全くなかった次男のアトピーで、日々不安で頭がいっぱいだった私にとって、自分を気遣ってくれた一言は、とても救いになりました。
あの時はありがとうございました。傘は、あの日から一度も使ってはいませんが、9年経った今も、3年前に新しく購入した車の中に大切に置いています。
あなたの「やさしい思い出」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」「親切自慢エピソード」「親切目撃談」などを募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)
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