「味の想像がつかなすぎて震える」

そんな呟きと共に投稿された食品の写真が、Xユーザーたちを困惑させている。

2026年2月24日、Xユーザーのはたけマウンテン(@hatakemontagne)さんが投稿したのは、パックに入った四角い物体。

一見すると豆腐か、あるいは何かの練り物っぽいが、商品名の欄にはこう書かれている。

「マヨネーズ寒天(ブルーベリー味)」

マヨネーズを、寒天に? しかもブルーベリー味って......ちょっと何を言っているのかわからない。

Jタウンネット記者は3月4日、この謎の食べ物について、まずは投稿者のはたけマウンテンさんに話を聞いた。

で、味は?

味の想像、つかなすぎ... 謎すぎ秋田グルメ「マヨネーズ寒天...の画像はこちら >>

はたけマウンテンさんが「マヨネーズ寒天(ブルーベリー味)」と出会ったのは、秋田県美郷町にある「道の駅美郷」の総菜コーナーでのこと。2月23日のお昼ごろだった。

「他には『みそ寒天』『くるみ寒天』『卵寒天』などがありましたが、味の想像がつくそれらに比べて明らかに様子がおかしいぞ!? と思いました」(はたけマウンテンさん)

さすがに興味をそそられ、即購入したという。

匂いはほんのりマヨネーズで、味は「ブルーベリーチーズケーキのチーズ部分がマヨネーズに置き換わった感じ」とのことだ。......なにそれ、おいしいの?

「マヨネーズとは言ってもご飯に合う日本のマヨネーズというよりは、輸入スーパー等で見かける酸味控えめでクリーミーな海外っぽいマヨネーズの感じだったので、思ったより違和感はなく、美味しく食べることができました。
他の味のマヨネーズ寒天もあったよ、とコメントで教えていただいたので、また買いに行きたいと思っています」(はたけマウンテンさん)

おいしかったようだ。

それにしても、一体どういう経緯で生み出された商品なのだろうか。

記者は3月9日、道の駅美郷を通して「マヨネーズ寒天(ブルーベリー味)」のメーカー職員に話を聞いた。

スイーツっぽい?

取材に応じたメーカー職員によると、秋田県内陸南部では以前から様々な寒天が作られており、寒天を煮溶かす際にマヨネーズを加えて作るマヨネーズ寒天も昔から存在したそう。

「マヨネーズ味がベースになっている『サラダ寒天』というものがありました。
甘いマヨネーズ味です。
それを参考に、ほかの具材に変えて作ってみようと思い、作った商品です。ブルーベリーは、若い方に好まれるかなと思って選びました」(メーカー職員)

寒天を溶かす際に加熱するため酸味は飛び、マヨネーズのコクとクリーミーさが残るので、味は「レアチーズケーキのような感じです」。

総菜というよりは、スイーツに近い味わいなのかもしれない。

「食べる時は、冷やしてそのままお召し上がりください」(メーカー職員)

商品名とビジュアルだけではまったく味が想像できない「マヨネーズ寒天(ブルーベリー味)」に、X上では2万4000件以上のいいね(3月11日夕時点)のほか。こんな声が寄せられている。

「凄い発想力ですね」
「どれの風味が優先されるのか気になる」
「こういうのがあるから観光地のスーパー巡りは楽しい!」

こうした反響について、メーカー職員は

「私の遊び心から作った商品でしたが、思いがけない反響をいただき、大変驚いております。秋田県にはまだまだ色んな寒天がありますので、珍しい寒天を探しに秋田県に足を伸ばしていただけたら嬉しいです」

とコメントしている。

読者の皆さんも、秋田県に遊びに行った際には、ローカルな「○○寒天」を探してみては?

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