幼い息子をベビーカーに乗せているのに、駅にエレベーターがない!

40代女性・Kさんは10年前のその日、帰省から戻ってきて到着した自宅の最寄り駅で途方に暮れていた。

改札を出るには荷物と、ベビーカーと、子供を抱えて階段を上り下りする必要があって......。

「都会のノリで帰ってきてしまった長野の自宅。流行りの三輪バギ...の画像はこちら >>

<Kさんからのおたより>

約10年前、関東の実家への帰省から、自宅のある長野に戻って来た時の話です。

新幹線と在来線を乗り継ぎ、最寄りの川中島駅で下車しました。

当時、爆発的に流行った三輪のバギーに1歳の息子。完全に都会のノリで戻って来てしまっていました。

完全アウェーの環境の中で

当時の川中島駅のホームにはまだエレベーターが無く、改札を出るには階段を上ってからまた階段を下りなくてなりませんでした。

それを、1歳の息子とそこそこの荷物に三輪バギーで。自分の状況にホームで途方にくれました。

すると、1人の女性に声をかけられました。

「都会のノリで帰ってきてしまった長野の自宅。流行りの三輪バギーを使っていたら、最寄り駅で...」(40代女性)
途方に暮れていたら(画像はphotoAC)
「お手伝いするから改札までいきましょう」

その方は息子が乗ったバギーを一緒に持ち上げて階段をのぼり、くだりしてくださりました。

お礼を言ってお別れはしたのですが、その時のあたたかく笑って声をかけてくださった雰囲気が記憶に残っています。

都会の実家から、少し淋しい気持ちで完全アウェーの環境の中に戻って来たばかりだったので、涙が出るほど嬉しかった。

今では私も小さな子を連れた方を電車で見かけると、優しい気持ちになれます。

現在は家族で引っ越し、関東で暮らしています。

赤ちゃんだった息子も中学生になりました。

川中島のホームで声をかけお手伝いしてくださった方、今でも感謝しています。

親切にしてくださり、本当にありがとうございました。


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