■『人と人影』(著:井伏鱒二)
著名な人、無名な人、かつては著名だった人。様々な人びととの交流の記憶を綴る、著者74歳の頃出たエッセイ集。
■レビュアー
◎カラスヤサトシ
1973年生まれ。漫画家。著作に『カラスヤサトシ』『カラスヤサトシのおしゃれ歌留多』『強風記』『喪男の社会学入門』『毎日カラスヤサトシ』『オレは子を見て育とうと思う』『カラスヤサトシの世界スパイス紀行』『おとろし』など多数。『アフタヌーンはカラスヤサトシのもの』を「アフタヌーン」で連載中。近刊に新書館『カラスヤサトシの孫子まるわかり』、講談社『カラスヤサトシ』9巻、リイド社『カラスヤサトシの戦国散歩』があります。
近況:連休の予定を前もって考えられる人間に、いつかはなりたいものです。
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■今回ご紹介した本
◎人と人影

「白雲なびく駿河台……」。自作の明治大学校歌をきいて涙滂沱の老詩人・児玉花外の深い悲しみ。対局前、将棋を放念し無心の散策をする大山康晴名人。
- 著:井伏鱒二
- ISBN:9784061960664
- 製品ページ:http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784061960664