世界中のヤバい・グロい地域を単身取材!『クレイジージャーニー』裏本

世界中のヤバい・グロい地域を単身取材!『クレイジージャーニー』裏本
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『世界の混沌を歩く ダークツーリスト』(著:丸山 ゴンザレス)

松本人志、設楽統、小池栄子がMCをつとめる深夜番組『クレイジージャーニー』の出演者としても有名な丸山ゴンザレス氏が、テレビでは伝え切れなかったことを書いた『世界の混沌(カオス)を歩く ダークツーリスト』。

その名前と格闘家のような風貌、そしてコミック風の装丁から、ちょっとディープな旅行記をイメージしていたら、それはとんでもない間違いでした。

本書は、20年近く「危険地帯」を取材し続けるジャーナリストが、麻薬、難民、スラム化、経済格差といった世界中で起きている問題について、命がけで取材したルポルタージュです。


世界を動かすドラッグビジネス

とくに私が度肝を抜かれたのは、「ドラッグ」に関する一連のルポでした。

実は今、アメリカ、メキシコ、ジャマイカをめぐる麻薬ビジネスの姿は、相次ぐマリファナ合法化の流れを受けて大きく変わろうとしているのだそう。

2016年11月にはマリファナ解禁を問う住民投票がアメリカ各州で実施され、50州のうち16州が医療目的限定で合法化、カリフォルニアやワシントンなど9つの州で娯楽目的を含む全面合法化が決まりました。

大国アメリカの決定は、麻薬ビジネスにどう影響するのか。現状を取材したいと考えた著者は、マリファナ畑の農園主にインタビューするべく、ジャマイカへと飛びます。

ジャマイカは旅好きがみな口を揃えて“クレイジー”だというマリファナ大国。しかも目的地の農園は、車を下りてから1時間も歩いた奥地の、目立たない場所にあるといいます。つまり、どんなに叫んでも助けが来ないどころか、殺されて埋められたとしても見つかる可能性がゼロに近い、危険極まりない場所です。私なら、たとえ仕事だとしても絶対に行きたくありませんが、著者は農園主と対話を重ね、海外への密輸方法を聞き出すことに成功します。この農園主のオジサンも、違法なモノを栽培しているわりには、どこか憎めないキャラクターなんです。


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