文明開化の波が押し寄せる明治の長崎・出島。「不吉な銀髪」と呼ばれた少女・美鈴は忌み嫌われていた。
料理は“心”を伝える言語である
人に料理を振る舞うというのは、どれだけ相手のことを思っているかが伝わる瞬間です。喜んでほしいからこそ、その想いが自然と料理に込められていくのだと思います。それは外交という場でも同じ。料理はとても重要なアイテムであり、国と国の対話という大切な場面で、時として言葉以上に強い“言語”として役目を果たします。
2025年10月30日発売の『白銀のキュイジーヌ~明治外交官の料理人~』は、明治時代初期の長崎出島を舞台に、若き外交官に見出された銀髪の少女が、料理人として駆け上がっていくシンデレラストーリーです。
真之が見抜いた“光”──美鈴が選ばれた理由
漁村で暮らす美鈴には両親がおらず、その目立つ容姿から村でも世間でも冷遇されてきました。 そんな彼女にとって、料理人であった父から教わった西洋料理の数々は、かけがえのない大切な思い出です。
外交で“料理”が果たす役割とは
本作において、料理とは“国の顔”そのものだと感じます。どんな料理を出し、どのように調理し、どの食材を使うのか。
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そういった意味でも、料理はときに言葉よりも大切な“伝達手段”になるのではないでしょうか。
だからこそ真之は、和食の形式である「本膳料理」だけではこれからの外交に通用しないと考え、革新を起こそうとしているのだと思います。その志は、食の力で外交を変えようとする彼の熱意そのものです。
料理という“言語”で未来を切り開く美鈴
真之との出会いによって運命が開かれた美鈴もまた、料理という“自分の言語”で未来を切り拓いていくひとりです。
厨房でただひとりの女性であり、周囲からの理解を得られない中で、どう信頼を掴んでいくのか──その道のりにも期待が高まります。
外交デビューは目前! 2巻で彼女は“何を作る”のか?
1巻のラストでは、いよいよ美鈴が“外交の舞台”で料理を振る舞う準備に入ります。真之が突きつける無理難題を彼女がどう乗り越え、どんな一皿で相手国に向き合うのか。美鈴が自分の料理で世界に向き合おうとする挑戦は、2巻でさらに大きな飛躍を見せてくれるはずです。
料理好きはもちろん、“努力が未来を変える物語”に胸を熱くしたい人にもぜひ手に取ってほしいです。差別や孤独を抱えた少女が、自分だけの“味”で運命を切りひらいていく姿は、多くの読者に勇気をくれることでしょう。
著 : 新島 なるい
「お前は俺の奴隷だ。拒否権はない」「この世で一番の料理人になれ」──。明治時代初期の長崎出島。銀髪の髪を持つ少女・美鈴は、その髪色から“不吉な銀髪”と差別されていた。遊郭に売り飛ばされそうな彼女を救ったのは、若き外交官・真之。傲慢不遜なその男に導かれ、美鈴は外交料理の世界で運命を切り開く! 「別冊少年マガジン」に掲載された異色の成り上がりシンデレラストーリー第1巻! 詳細を見る 既刊・関連作品
レビュアー
Micha
ライター。
X(旧Twitter):@Micha_manga
Instagram:@manga_sommelier
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