平成の時代をかもしにかもした『もやしもん』が『もやしもん+』になって帰ってきた! 某農大2年生になった種こうじ屋の息子・沢木惣右衛門直保。幼なじみの結城蛍や樹ゼミの仲間たち&菌たちとの、わちゃわちゃしたキャンパスライフスタート!
祭りは続く
長く愛されたマンガが最終話を迎えるとき、読んでいるこちらとしては「ありがとう、おつかれさまでした!」と思うが、プラス「お幸せに……!」みたいな気持ちになると、とてもうれしい。『もやしもん』もそうだった。某農大の新年度が始まり、学生自治組織「農志会」が覆面黒タイツ姿でいきなり開催を告げる「第8回春祭」はやっぱりむちゃくちゃで、未来には“沢木”や「けいぞうー」こと“樹先生”は毎年ノーベル賞を獲っちゃうだろうなあ、と。 菌が見える人間こと沢木の農大キャンパスライフと、菌たちの愉快で豊潤な世界。
とにかく、みなさんお達者でねグッバイ……と思っていたら、約10年後に『もやしもん+』が私たちに「続き」を見せてくれるとは。しかも正真正銘、逃げも隠れもしない、ガチンコの続きだ。ぜひ、お手元の『もやしもん』13巻のラストを読んでから、本作に臨んでほしい。というのも……、
ルールは身を以て知る祭り
「菌が見える沢木が農大でチョロチョロ騒ぐ物語」こと『もやしもん+』は、おそらくシリーズ中最もチョロチョロ騒ぐ「春祭」から始まる。
春祭は、農大スピリットを体現するよい祭りだ。毎回、学生自治組織・農志会の黒チームと、非・農志会メンバーの白チームが「自給自足」を実践しながら、バチバチに戦う。沢木らは白だ。
そう、春祭のルールは毎年変わり、かつ、ルール説明はされない。学生らは身を以てルールを知り、サバイブする。
しかも終結するまで学外には出られず、春祭の気配を感じた農大生たちが恋人やバイト先に「3日ほどそちらに行けません」と連絡するのは春の風物詩。食に困ることのない農大だし、これぞ大学自治といった感じで痛快だが、そんなロックダウンをやってもいいのか。
そうそう、令和のカオスといえば……、
菌たちの「かもし進捗報告」や、“結城”や“西野”による日本酒のお披露目会も進むなか、春祭のワチャワチャが続く。次から次へと現れる懐かしい顔ぶれにニヤけてしまう1巻だ。
ところで、『もやしもん+』の1巻を読むと『もやしもん』もどうしても読みたくなる。とくに前回の春祭を描いた2巻の真ん中あたりを読みたい。当時の美里の浅はかさが懐かしいのだ(沢木の変わらなさっぷりも最高だ。主人公の安定感がある)。
著 : 石川 雅之
レビュアー
花森リド
ライター・コラムニスト。主にゲーム、マンガ、書籍、映画、ガジェットに関する記事をよく書く。講談社「今日のおすすめ」、日経BP「日経トレンディネット」「日経クロステック(xTECH)」などで執筆。
X(旧twitter):@LidoHanamori
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