
ウェブマガジン「with online」で連載中の婚活マンガ『ピーナッツバターサンドウィッチ』(以下、PBS)が、矢作穂香さんと伊藤健太郎さんのダブル主演でドラマ化。4月2日から放送が始まった。もともとインスタグラムでイラストやマンガを発表していた作者のミツコさんは、媒体での初連載となった本作で驚異の1億PV超えを記録。なぜこの作品が女性たちの心に刺さったのか。担当編集でありwith online編集長でもある岡本朋子と、この作品の誕生秘話を語る。
◎with girlsたちを集めて生の声を取材
岡本 私が編集長を務める「with online」がリニューアルしたのが2017年の11月末。スタートに向けてメインコンテンツになるような連載を探していたときに出会ったのがミツコさんでした。編集部のスタッフが、インスタグラムで発表していたミツコさんの作品の大ファンだった。そのスタッフが熱心に薦めてくれたんです。
ミツコ 当時、インスタにイラストやマンガを載せるのが流行っていて、みんなそれぞれ個性を出していました。私は恋愛マンガや女の子のファッションイラストを載せていたんです。ウェブサイトの占いコーナーの挿絵のお仕事をいただいたりしていましたが、いつかマンガの連載を持ちたいという夢はありました。でも、どこでどう発信すればいいかわからないままインスタに載せていたんです。
岡本 ミツコさんのイラストは、おしゃれでとてもかわいいし、この人だ、と。