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2025年大阪・関西万博(アプーリア地方):航空宇宙関連企業がイタリアパビリオンに出展

 

*新たなスペースエコノミーが大きな話題に



【大阪2025年5月19日ANSA=共同通信JBN】プーリア州は、2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンで開催された同州に特化したテーマウイークのイベントで、航空宇宙セクターのリーダーとしての地位を再びアピールしました。

大阪・関西万博のイタリアパビリオンには、航空宇宙アプリケーションの主要構造コンポーネントの企画、製造、試験、認証を専門とするNovotechをはじめ、多くのトップ企業が参加しました。


南イタリアを拠点とするNovotechは約30人の従業員を擁し、自動化および脱オートクレーブ成型法のプロセスを通じた複合材料の扱いにおける強力なノウハウを開発してきました。

Novotechは、8軸コリオリ(Coriolis)ロボットによる自動ファイバープレースメント(Afp)のような最も革新的な技術を駆使して、極低温タンクおよび加圧タンクの開発に積極的に取り組んでいます。また、同社は欧州のLh2適合タンク開発プロジェクト「Cocolih2t」のパートナーでもあります。

輸送・航空宇宙セクターのリーダーであるSitaelはAngel Groupの傘下にあり、約3000人の専門家を擁しています。同社は宇宙へのアクセスに向けた統合ソリューションを提供しています。超小型衛星、電気推進装置、地球低軌道ミッションの計画・製造を低コストで行うことを専門とし、ミッションの分析と定義のすべての段階にわたって顧客をサポートしています。

Nesstは3Dプリンティングによる複合材料のコンポーネントを開発しています。2022年に設立された同社は、FDM(熱溶融積層法)技術のリーディングカンパニーであるRobozeと緊密に協力しています。Nesstの主な目的は、航空宇宙・防衛セクターで使用する金属を高性能ポリマーに置き換えることです。


Rea Spaceも2022年に設立されました。このイタリアの新興企業は、宇宙飛行士向けの革新的なウエアラブルデバイスの研究開発に注力し、宇宙でのミッションをより安全で高度なものにすることを目指しています。

イタリアパビリオンには、Benefit傘下で1994年に設立されたPlanetek Italiaも出展しています。
同社はジオスペーサーソリューションと衛星データの管理を専門としています。130人以上の従業員を擁し、環境、都市部、防衛、農業、宇宙ミッションの監視サービスを提供しており、宇宙の複雑さを簡素化することで、地球における認知向上と持続可能な活動をサポートしています。

Gap(Geophysical applications processing)は、地球観測の下流セクターで事業を積極的に展開する革新的な企業です。同社は衛星データおよび観測された物理的兆候を解釈するための最先端の科学技術に基づいて、環境モニタリングに向けた高度ソリューションを開発しています。

Cetmaは1994年に設立された非営利の研究・技術コンソーシアムです。同コンソーシアムは産業イノベーションを促進することを目的に、製品、プロセス、技術開発のための多くの専門分野にわたるサービスを提供し、その利益を研究、研修、教育の活動に再投資しています。

 
「プーリア州のために欧州連合が共同出資し、PR Puglia FESR - FSE+ 2021-2027の資金による編集イニシアチブ」

 
ソース:Apulia Region
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