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5月23日、盛大な祖先参拝式典が開催

AsiaNet 200836 (0092)

【随州2025年5月26日新華社=共同通信JBN】中国の炎帝神農の古里である同国中部の湖北省随州で5月23日、盛大な祖先参拝式典(拝謁炎帝神農大典)が開催されました。

洗練された儀式音楽が目玉となる今年の式典は、文化的伝統に根ざし、当時の精神を示す、国家レベルの参拝式典をつくり出すことを目指しました。


5月23日の朝、Lieshan Ancestral Worship Square (烈山祖先参拝広場)は太鼓の響きと心地よい鐘の音に包まれました。参拝客は整然と列を作り、儀式行列に導かれました。そして厳粛な雰囲気の中、炎帝神農に敬意を表する盛大な儀式が始まりました。

毎年、旧暦の4月26日は炎帝神農の誕生日です。随州は今年、オンラインでの共同参拝を開始しました。AIを使った炎帝神農とのインタラクションや、バーチャル環境でろうそくをともしたり献花を行うなど、デジタル技術を革新的に活用しました。これにより、国内外の中国人の子孫がリアルタイムで式典に参加し、オンラインで祝意を捧げることができるようになりました。

随州市人民政府(The People's Government of Suizhou City)が主催するこの式典は2009年に開始され、随州神農参拝式典は2011年に国家無形文化遺産に登録されました。この式典は、長い歴史を持つ中国文明を示す重要な文化イベントであり、中国人の不屈の精神を強調する精神的シンボルに、そして世界中の中国人を結びつける架け橋になっています。

この式典は、Taiwan Affairs Office of the State Council(国務院台湾事務弁公室)、China Federation of Literary and Art Circles(中国文学芸術界連合会)、All-China Federation of Returned Overseas Chinese(中華全国帰国華僑連合)、Association for Yan Huang Culture of China(中国炎黄文化研究会)、湖北省人民政府が共催しました。

このイベント期間中には、投資プロジェクトの導入を促進し、特色のある製品やサービスを世界に広めることを目的に、特殊車両、緊急対応、文化コミュニケーション、文化・観光振興をテーマにした交流・協力プラットフォームも企画されました。

ソース:The People's Government of Suizhou City
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