離島の高校生募集で大正大学、日本離島センターが記者会見

2025年8月5日
公益財団法人日本離島センター

「アイランダー高校生サミット2025」
12月21日にオンラインで開催離島の高校生募集で大正大学、日本離島センターが記者会見

 

 大正大学(学長・神達知純)と公益財団法人日本離島センター(理事長・荒木耕治=鹿児島屋久島町長)では、「アイランダー高校生サミット2025」を12月21日(日)にオンラインで共同開催いたします。これに先立ち「サミット」に参加する離島の高校生の募集を始めます。


 

 「アイランダー高校生サミット2025」は、全国の離島の高校生をオンラインで結ぶ交流イベントです。

 今回のテーマは「潮の音(ね) 鳴らせ 我らの離島~しまの高校生、100人会議~」です。普段の生活のなかでは対話する機会の少ない島の高校生同士が、離島に共通する魅力や地域資源の活用はもちろん、日常ではなかなか言葉にできないような、自分の将来像や島の未来などについても、議題ごとにグループに分かれてプロジェクトを立案しながら交流をしていきます。

 イベントの全般的な企画・運営を、離島の高校生11人と大正大学の学生5人の計16人による実行委員会が担うことも、この「サミット」の特徴です。

 

 「サミット」の開催に先立ち、7月31日(木)に東京・文部科学省内の記者クラブで記者会見を開き、実行委員を務める離島の高校生たちや大正大学の学生たちが、今回の開催概要の紹介や、離島の高校生への参加の呼びかけを行いました。

 

 この日会見に出席した大正大学の山内洋(やまうち・よう)副学長は冒頭、「サミットでは、日ごろ暮らし学ぶ自分たちの愛する島の将来を思うことで、日本の未来まで考えてくれている若者たちの成長の姿が見られる。なぜ彼らが島に住むのか、島で学び続けるのか。ぜひ耳を傾けて見守っていただきたい」とあいさつしました。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508053211-O1-4PA3OW39

 

 

 会見では、実行委員各位がサミットに懸ける想いを語りました。

 大正大学4年の中島理沙(なかじま・りさ)委員は、「サミットは今回で3回目を迎えるが、この先10年続いていくサミットにしていけるよう、高校生たちが集まって島の課題を解決するような場づくりをしていきたい。島ではなかなか伝えにくい思いや、少し難しい問題であっても、私たち大学生が言語化を手伝います」と笑顔で語りました。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508053211-O2-91Zan0Vc


 離島留学で長崎県・奈留島の県立奈留高校通う福山魁貢(ふくやま・かいこう)さんは、「(島に来た当初は)コンビニもなく人もいなくて絶望したが、海の青さや満天の星空、なによりも人の温かさに魅了されて奈留島が第二の故郷になった。
島にいると、(同じ世代の)ほかの人と話す機会は少ない。この気持ちを誰かに共有したいと思って、実行委員として参加した。島は点と点だけど、つなげれば線になって、小さな一人一人がつながれば面となり、大きな波になっていく。みんなでビッグウェーブを残したい」と意気込みを語りました。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508053211-O3-H181uD55


 

実行委員

【大正大学学生】

田中 晴樹 大正大学地域創生学部4年

髙本 汐音 大正大学地域創生学部4年

中島 理沙 大正大学心理社会学部4年

鈴木 健真 大正大学地域創生学部3年

木坂 愛天音 大正大学地域創生学部3年

 

【高校生】

板垣 秋佳里 北海道奥尻高等学校3年

谷茂岡 光 東京都立新島高等学校2年

山本 三晴 新潟県立佐渡総合高校2年

古泉 亜子 広島県立大崎海星高等学校2年

佐藤 碧 広島県立広島叡智学園高等学校2年

鈴木 陽向 島根県立隠岐島前高等学校2年

田中 楓夏 愛媛県立弓削高等学校2年

泉 和穂 長崎県立五島海陽高等学校3年

福山 魁貢 長崎県立奈留高等学校3年

吉川 陽風海 鹿児島県立徳之島高等学校2年

川上 紗寿 鹿児島県立与論高等学校2年

 

 

アイランダー高校生サミット2025 開催概要

【日時】12月21日(日)

【会場】オンライン(Zoom)

※パソコンやタブレットなどの通信端末、および通信回線が必要となります。

【対象】 離島の高校に在籍する高校生(離島から本土の高校に通学している生徒、離島に住みながら通信制高校に在籍する生徒も対象)

【定員】 100名

※定員になり次第、締切となります

【参加費】 無料

※通信端末、および通信回線に係る費用は自己負担となります

【受付】2025年8月1日(金)15時~12月19日(金)23時59分

【申し込みURL】

https://forms.office.com/pages/responsepage.aspx?id=0e9lUFFp-EqQzb6bLABeHtHnVYFtyv5IqoaNUCDcmcxUQTcyQVRQTTQxR08xN0hNVks4R0VFNk1CQy4u&route=shorturl

 

以上

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508053211-O4-Md6rT22m

 
編集部おすすめ