2025年8月6日
滋賀県
何年ぶりの新調かすら不明の謎多き
「滋賀県庁スタンプ」をリニューアル!
~「県庁スタンプ」それは、知る人ぞ知る、人気スタンプ・・・~
滋賀県庁では、県内外の来庁者を長らくもてなしてきた「来庁記念スタンプ」のデザインをリニューアルし、2025(令和7)年8月6日より運用を開始しました。
本スタンプは昭和初期に建設された歴史的建造物である県庁本館と、滋賀県イメージキャラクター「うぉーたん」をあしらった新たな意匠にて制作されたもので、来庁の記念としてどなたでもご利用いただけます。
旧スタンプは、長年にわたり親しまれてきた一方で、設置時期や経緯が明らかでないなど、多くの謎に包まれており、その“歴史のバトン”を受け継ぐ形となります。県庁スタンプを巡る旅を楽しまれている愛好家の方はもちろん、滋賀県庁にお越しのすべての方に、ぜひご体験いただきたい記念スタンプです。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508063272-O14-rm2aFl5t】
新デザイン
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508063272-O13-GbVaZ4t1】
旧デザイン
【表】
新しいスタンプの特徴
新デザインは、滋賀県庁本館のクラシカルな外観をモチーフに、親しみやすくかわいらしさを演出した「うぉーたん」が登場。観光客にも人気のマスコットと歴史的建築が共演する、ここでしか押せない限定スタンプとなっています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508063272-O12-OYGl49Tu】
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M103190/202508063272/_prw_OT1fl_oADUO5HY.png】
県庁スタンプとは?
全国の都道府県庁においては、以前より、来庁者への記念としてスタンプを設置する文化が根付いており、庁舎を訪れた証として押印を楽しむ来庁者の姿が見られます。いわゆる「県庁スタンプ」の印影には、地域の特徴や風土、キャラクターなどが図案化され、スタンプラリーや旅の記録として多くの方々に親しまれてきました。
滋賀県庁でも、こうした来庁記念スタンプが長年にわたり設置されてきましたが、その起源については定かでなく、詳細な設置時期を示す明確な記録も確認されていません。担当部署によれば「先代スタンプは少なくとも15年前からあるとされているものの、いつから設置されたのか把握できていない」とのことで、まさに“謎多きスタンプ”といえます。
現在でも、毎週1人はスタンプを押しに来庁される方がいるなど、細々ではあるが長く静かに愛され続けてきた一方で、その始まりは今なお不明なままです。滋賀県では、このスタンプの由来を明らかにする手がかりとして、過去の写真や記録などをお持ちの方からの情報提供を呼びかけております。滋賀県庁スタンプの歴史にまつわる資料をお持ちの方は、ぜひご協力をお願いいたします。
県庁の楽しみ方
滋賀県庁は単なる行政施設ではなく、訪れる人が“発見”を楽しめるスポット。
[国の登録有形文化財 建築物としての県庁本館の魅力]
滋賀県庁本館は昭和初期(1930年代)に建てられた歴史的建造物。重厚な外観と丁寧に作り込まれたディテールは、モダンとクラシックが融合する当時の建築美を今に伝えます。戦前から残る都道府県庁舎として、現役で使われている数少ない施設のひとつであり、建築ファンにも人気のスポットです。
[概要]
竣工:1939年(昭和14年)5月
構造:鉄筋コンクリート造、地上4階、地下1階
特徴:中央に塔屋を構え、左右に翼部を伸ばす外観。古典主義様式を取り入れたモダンなデザイン。
設計:佐藤功一氏・國枝博氏
その他:国登録有形文化財
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508063272-O15-A3N4S45v】