ちゅうぎんエナジーとクリーンエナジーコネクトが、地域の脱炭素の実現に向け、 業務提携により導入を支援

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508073350-O4-1QKxTM1L

 

株式会社 中国銀行

株式会社 ちゅうぎんエナジー

株式会社 クリーンエナジーコネクト

 

中国銀行(岡山市北区丸の内一丁目15番20号 頭取 加藤 貞則)では、CO2排出量削減目標に向けた取組みとして、オフサイトPPA(※1)サービスを活用し、追加性のある再生可能エネルギーを、本店を含む9事業所で導入しましたのでお知らせいたします。

 

オフサイトPPAサービスの導入にあたり、株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ(以下「ちゅうぎんFG」という)の株式会社ちゅうぎんエナジー(岡山県岡山市北区丸の内一丁目15番20号 ちゅうぎん本店ビル9階 代表取締役 松岡 信一、以下「ちゅうぎんエナジー」という)は、株式会社クリーンエナジーコネクト(東京都千代田区大手町2-2-1 代表取締役 内田 鉄平、以下「クリーンエナジーコネクト」という)と業務提携契約を締結して協業をおこない、地域の脱炭素の実現に向けた第1弾として、中国銀行向けにオフサイトPPAサービスを提供いたします。


 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508073350-O1-y9oNFV7D

 

ちゅうぎんエナジーはクリーンエナジーコネクトの協力のもと、中国銀行専用のNon-FIT(※2)低圧太陽光発電所を新たに20~21か所開発し、発電した電力と環境価値を、中国銀行の本店を含む9事業所へ提供します。これにより、中国銀行は、追加性のある再生可能エネルギーを長期・安定的に調達することが可能となります。

また、太陽光発電所からの電気と再エネメニューを組み合わせることで、9事業所で使用する電力の100%再エネ化が実現されCO2排出量をゼロにします。

今回の取組によるCO2排出量の削減効果は、年間約1,768 t-CO2(うちオフサイトPPAによる削減効果 1,055 t-CO2)を予定しており、中国銀行全体のScope-2(※3)排出量の約35%(2024年度比)に相当します。

 

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508073350-O2-swE5ycMt

 

本取組みの概要

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M108523/202508073350/_prw_PT1fl_DSTO9ccO.png

注1:杉の木約120,000本の吸収量に相当(参照:林野庁HP)

 

中国銀行、ちゅうぎんエナジー、クリーンエナジーコネクトは、今回のオフサイトPPAサービスの取組みを企業のCO2削減の具体的な事例としてご紹介するとともに、地域企業のお客様の脱炭素経営の実現に向けた具体的なソリューションとしてのご支援をおこなうことで、地域の脱炭素化を推進してまいります。

 

【備えるコンセント®】

今回開発する中国銀行専用のNon-FIT低圧太陽光発電所には、発電所の設置地域で災害等により停電が発生した際、周辺にお住まいの地域住民のみなさまが太陽光発電で発電した電気を利用できる災害時用コンセント「備えるコンセント®」を導入しており、これにより、発電所の設置地域に対するレジリエンス向上に貢献することを目指します。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508073350-O3-lybqK31J

 

【PPA運営サポート事業者】

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M108523/202508073350/_prw_PT2fl_7Wm45wls.png

 

【各社の紹介】

●中国銀行

ちゅうぎんFGは、「サステナビリティ基本方針」にもとづき、環境課題・社会課題の解決に向けたサステナビリティ経営の取組みをより一層推進するため、2030年度末までのCO2排出量削減目標としてScope1(※4)、2のネットゼロを設定しています。

また、中国銀行では、温室効果ガス排出量算定・可視化クラウドツール「ちゅうぎん GX ボード」、温室効果ガス排出量の把握と削減目標の策定を支援する「ちゅうぎん脱炭素コンサルティング」、環境負荷軽減に向けた目標達成時に金利引下げなどをおこなう「ちゅうぎんサステナビリティ・リンク・ローン」等の企業のお客さまに対する各種脱炭素支援メニューにより、地域や企業の脱炭素化に積極的に伴走支援しています。

 

●ちゅうぎんエナジー

ちゅうぎんエナジーは、ちゅうぎんFG子会社の株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズが100%出資する地域エネルギー会社として、2023年に設立しました。お客さまの敷地内や建物の屋根に太陽光発電を設置するオンサイトPPAでは、これまで47施設、約15.5MWのご契約をいただいております(2025年6月末時点)。

これまで、ちゅうぎんエナジーでは、お客さまの敷地内や建物の屋根に太陽光発電設備を設置する「オンサイトPPA」を展開してまいりました。今回新たに提供を開始する「オフサイトPPA」は、お客さまの敷地や屋根の面積に制約されることなく、ご利用いただけるサービスです。
ちゅうぎんエナジーとしては初の取組みとなり、まずはグループ会社である中国銀行向けにオフサイトPPAサービスを提供いたします。

今後は、オンサイトPPAに加えて敷地外のオフサイトPPAを組み合わせることで、地域の連携による「エネルギーの地産地消」をさらに推進し、地域社会の活性化、脱炭素化の実現に貢献してまいります。

 

●クリーンエナジーコネクト

クリーンエナジーコネクトは、脱炭素経営企業・RE100参加企業等のお客さまにとって最適なグリーン電力の導入計画の立案から実行支援、そして導入後の効果検証および目標達成までのグリーン電力ソリューションをスピーディーかつ柔軟にワンストップで提供する会社です。

主に、休耕地を活用したNon-FIT低圧太陽光発電所を、全国に分散して設置(2025年7月現在2,300か所)することにより、スピーディーなグリーン電力の導入と、計画的なCO2削減を実現しています。現在、第一生命保険様、NTTグループ様、野村不動産グループ様、スギホールディングス様、富士フイルム様、Amazon様、Google様等の脱炭素・RE100の目標達成をサポートしています。

 

※1 PPA:Power Purchase Agreement(電力販売契約)の略。PPA事業者が無償で太陽光発電システムの設置と運用・保守をおこない、発電した電力を需要家が購入・活用する仕組み。

※2 Non-FIT:FIT(固定価格買取制度)を利用しない太陽光発電の売電方式のこと。

※3 Scope-2:自社が購入・使用した電力、熱、蒸気などのエネルギー起源の間接排出量 。

※4 Scope-1:自社における温室効果ガスの直接排出量。

 

 
編集部おすすめ