上海、2025年8月8日 /PRNewswire/ -- 世界的にインテリジェントかつ低炭素な製造業への移行が進む中、SANYは「グローバル化、デジタル化、脱炭素化」という戦略の推進に取り組んでいます。同社は、インテリジェントプロダクト、製造、オペレーションに注力することで、従来型の機器メーカーからデータインテリジェント端末のプロバイダーへと転換を加速させています。
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この転換を支えるため、SANYは中核機器に自動化、デジタル化、インテリジェント技術を導入するとともに、グローバルなスマート製造体制およびデジタルオペレーションシステムの急速な拡充を進めています。同社は現在、すべての研究開発(R&D)拠点においてインテリジェント研究所を設立しています。SANYは、車両のインターネット(IoV)、人工知能、ビッグデータなどの技術を活用し、さまざまな用途シナリオに対応する多様なスマート製品のポートフォリオを構築しています。
主要産業へのインテリジェントな展開
鉱業、都市インフラ、エネルギー開発といった分野において、SANYのインテリジェント製品はすでに稼働しています。
内モンゴルでは、大規模な石炭鉱山において40台の自律型オフハイウェイ鉱山用トラックが24時間365日体制で連携して稼働しています。昆明では、無人のローダーがコンクリート製造プラントで休みなく稼働しています。SANY Heavy Truckのスマートフリート管理システムにより、わずか15名のチームで200台以上のトラックを管理することが可能です。
これらの導入を通じて、SANYは機器、作業プロセス、デジタルシステムを統合し、機械が「思考し、判断し、協働する」ことを可能にしています。
スマート技術のショーケースとしての道路機械
SANYのスマートイノベーションの中でも、自律型舗装・締固めフリートは際立った事例となっています。7月16日、SANYは長沙にて初の「グローバル道路機械プレミアムカスタマーサミット」を開催し、約40か国から集まった600名以上の顧客が、インテリジェント舗装ソリューションの実演を目の当たりにしました。
デモンストレーションでは、自律型のアスファルトフィニッシャが高精度で100メートルの舗装作業を行い、その後を2台のタンデムローラーと2台のタイヤローラーが途切れることなく追従しました。リアルタイムでの連携と高い施工品質は、参加したすべての顧客に強い印象を与えました。
SANYは2019年に初代の無人道路機械フリートを発表して以来、開発を重ね、現在では以下の機能を備えた第3世代へと進化させています。
精密制御:自社開発のセンシングおよび測位統合技術により、縁石の位置を正確に検出し、ゼロエッジ偏差を実現しています。
安全性の強化:無人運転システムに加え、LiDARとビジョンの融合技術により障害物を回避し、現場作業員を60%以上削減しています。
スマート最適化:現場の状況に応じて締固め方式を自動で調整し、表層の平坦性(σ < 0.75 mm)を確保しています。
この自律型フリートは、すでに中国国内で50件以上のプロジェクトに導入されています。
今後、SANYはインテリジェント技術およびコア技術の研究開発への投資をさらに強化し、市場のニーズに迅速に対応しながら、最先端かつ高効率で環境に配慮した機器ソリューションを世界中の顧客に継続的に提供していきます。
(日本語リリース:クライアント提供)PR Newswire Asia Ltd.
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