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新たな提供により、医薬品開発者はモノクローナル抗体、多特異性分子および複雑な分子に対応する柔軟かつ強力な細胞株開発オプションを利用できるように
シアトル--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- 医薬品開発者が価格の引き下げおよび市場投入までの期間短縮という、ますます大きな圧力に直面する中、グローバルなバイオ医薬品開発製造受託機関(CDMO)であるAGCバイオロジクスは、ATUMと提携し、Leap-In Transposase®発現プラットフォームを自社の提供内容に統合することで、Cell Line Development Center of Excellenceを拡大しています。この提携により、医薬品開発者は、生産性を高め、臨床試験までのプロセスを大幅に短縮するよう設計された技術を利用でき、市場が求めるスピードと効率性に直接応えることができます。
ATUMの最新のトランスポゼースベースのプラットフォームがAGCバイオロジクスを通じて利用可能になったことで、同CDMOは、迅速な開発を要する複雑な分子から、タイムラインの重要性が比較的低いより単純なプロジェクトまで、多様な顧客ニーズに応える細胞株開発オプションを幅広く提供できるようになっています。この提携により、がん細胞を死滅させ、ウイルス感染と闘い、自己免疫疾患に対して精密な免疫抑制を提供できる次世代抗体の開発を可能にする、実績ある細胞工学の専門技術がもたらされます。
「私たちは、ますます複雑化する分子で革新を進める必要性と、これまで以上に迅速かつ費用対効果の高い形で臨床段階へ到達するという要求の、顧客が直面している2つのプレッシャーを強く認識しています」と、AGCバイオロジクスの最高技術責任者(CTO)であるカスパー・モラーは述べています。「ATUMとの提携は、そうしたニーズに直接応えるものです。私たちは単に新しい技術を追加するだけでなく、顧客により多くの選択肢と柔軟性を提供しており、miCHO®およびLeap-In技術を完全に統合し、引き続き最適化していく計画です。これにより、パートナーが直面する課題を乗り越え、成功できるよう支援していきます。」
ATUMのLeap-In技術は、トランスポゼースベースのプラットフォームであり、DNAを宿主細胞のゲノムに安定的に組み込むことで、生産性が高く遺伝的に安定した細胞株を迅速に開発できるようにします。この技術をプロセス開発および製造に導入することで、平均で3か月のタイムラインの短縮が可能になります。この技術によって生成される高品質な安定プールは、最終的なクローン細胞株の力価を高い精度で予測できるため、重要なプロセス開発および分析作業を早期に開始でき、リスクを低減するとともにプロジェクトのタイムラインをさらに短縮します。
「私たちは、発現の堅牢性を高め、効率を最大化し、臨床までのスピードを向上させるために、miCHO®細胞株とLeap-In Transposase®を開発しました」と、ATUMの共同創業者であるクレス・グスタフソン氏は述べています。「このプラットフォームは、複雑なバイオ医薬品の製造を念頭に置いて設計されました。私たちの基盤技術とAGCバイオロジクスの高度な製造専門性を組み合わせることで、業界にとって卓越した提供価値を生み出すことができます。」
この新たな提供は、市販が承認された5つの製品の開発を支えてきた、AGCバイオロジクスの自社技術であるCHEF1®発現技術を基盤としています。ATUMプラットフォームの追加により、細胞株開発サービスの包括的なサービス群が構築され、AGCバイオロジクスは顧客の特定の分子、予算、タイムラインに合わせたカスタマイズされたソリューションを提供できるようになります。
AGCバイオロジクスの細胞株開発サービスの詳細については、www.agcbio.com/capabilities/process-development/cell-line-development をご覧ください。
ATUMのLeap-In Transposase®技術の詳細については、www.atum.bio/cell-line-development をご覧ください。
AGCバイオロジクスについて
AGCバイオロジクスは、世界をリードするバイオ医薬品開発製造受託機関(CDMO)であり、クライアントやパートナーと二人三脚で取り組みながら、親しみやすく専門性の高いサービスを提供し、最高水準のサービス提供に尽力しています。当社は、哺乳類細胞および微生物由来の治療用タンパク質、プラスミドDNA(pDNA)、メッセンジャーRNA(mRNA)、ウイルスベクター、遺伝子改変細胞の世界水準の開発および製造サービスを提供しています。当社のグローバル・ネットワークは、米国、欧州、アジアに広がっており、シアトル(ワシントン州)、コペンハーゲン(デンマーク)、ハイデルベルク(ドイツ)、ミラノ(イタリア)、千葉および横浜(日本)に拠点を展開しています。AGCバイオロジクスは、AGC株式会社のライフサイエンス事業の一部であり、同事業はバイオ医薬品、先進療法、小分子医薬品原薬、農薬に特化した10を超える施設を運営しています。詳細については、 www.agcbio.com をご覧ください。
ATUMについて
ATUMは、顧客のより優れたバイオ医薬品の創出と迅速な市場投入を支援する、完全統合型の受託研究機関(CRO)です。同社は20年以上にわたり、機械学習、先進的なAI、独自のアルゴリズムを活用し、遺伝子合成、タンパク質発現、抗体工学、細胞株開発における最高水準のサービスを提供することで、バイオ医薬品開発のあらゆる段階に価値を付加してきました。同社の業界をリードする細胞株開発サービスは、特許取得済みのLeap-In Transposase®プラットフォームを基盤としており、堅牢で安定性が高く、生産性に優れた細胞株の構築を実現します。これらのサービスはすべて、カリフォルニア州ニューアークの同社拠点で実施されています。
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Source: AGC Biologics