- 予算編成過程の見える化に取り組み、パブリックコメントを実施 -

 このたび、来年度に新規で実施する事業や改善・見直しを行う事業の、現時点での調整結果を「令和8年度主要事業の調整状況について」として取りまとめました。

 本市では、予算編成過程の見える化に取り組んでおり、事業の概要だけでなく、所管局室の要求額と査定額を比較できるほか、継続検討となった案件などはその理由を記載しています。
令和8年度予算の編成に向け、こうした内容を公表し、パブリックコメントにより市民の皆さまから意見を募集します。

 

1 令和8年度に向けて特に重点的に取り組む項目

  令和8年度に向けては『第6次尼崎市総合計画』にもとづく施策評価を実施し、各施策別の成果や課

 題、今後の取組方針を確認した結果、下記の①~⑤の5項目を次年度重点的に取り組む項目として位置づ

 けました。

  予算編成にあたっては、これらの項目に対する重点配分を行うとともに、財政運営方針にもとづく歳入

 に見合った歳出規模を実現し、安定した財政基盤を確立するための、選択と集中を図った編成を行うこと

 としました。           

                                   

 特に重点的に取り組む項目

  ①   安心して働き、子育てができる環境づくりと子どもの育ち支援の充実     

  ② まちの価値を高める良好な住環境形成とエリアブランディングの推進     

  ③ 市内事業者の挑戦を応援し、多様な人材が活躍できる地域経済活性化     

  ④ 誰もが安心して暮らせる包摂的な社会づくりに向けた基盤強化     

  ⑤ 市民の利便性や満足度を高める共創DXの推進  

 

2 調整状況の概要

 ⑴ 各局からの要求・提案のあった主要事業(89件)の調整結果

   実施:60件  一部実施:5件  調整中:7件  継続検討:16件  実施見送り:1件

 ⑵ 事業費

   ・新たに必要な事業費:約8.4億円(うち一般財源約6.1億円)

   ・事業見直しや市債発行抑制に伴う公債費の低減による歳出減・歳入増:

                       約▲2.1億円(うち一般財源約▲2.1億円)

 

3 意見の募集期間

  令和7年12月19日(金)から令和8年1月8日(木)まで

 

4 公表の方法

 ⑴ 市ホームページへの掲載

 ⑵ 次の場所での閲覧

   市役所本庁舎(政策推進課)、市政情報センター、各地域振興センター、園田東会館、阪神尼崎サー

   ビスセンター、JR尼崎サービスセンター、阪急塚口サービスセンター、北部保健福祉センター、

   南部保健福祉センター、中央図書館、北図書館
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