フィリピン・マニラ、2025年12月19日/PRNewswire/ -- フィリピン経済特区庁(PEZA)と、シンガポールを拠点とするエネルギー技術企業Ampotechは、PEZAの工業団地および関連施設において、インテリジェントなエネルギーおよび炭素管理ソリューションを導入するための覚書を締結しました。現在も協議が続いているこの画期的なプロジェクトでは、ビルのエネルギー管理システム、太陽光発電およびエネルギー貯蔵、さらに資産トラッキングを統合・最適化することで、PEZAおよび同庁の特別経済区に立地する企業に対し、エネルギー削減効果と炭素排出量のトレーサビリティを提供できることを、実証的に示す予定です。
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PEZA は、前向きなリーダーであるTereso Panga長官の下、フィリピンの経済特区、工業団地、輸出加工区、自由貿易地域の企画、開発、運営を担当しています。サステナビリティはPEZAの活動における重要な要素であり、同庁は大規模な屋上太陽光発電プログラムやエネルギーの脱炭素化に向けた取り組みなど、さまざまな施策を進めています。
Panga長官は次のように述べています。「PEZAは、サステナビリティおよびESGの原則をその業務に組み込むうえで、大きな前進を遂げてきました。その一環として、再生可能エネルギーの導入や廃棄物の資源化プログラム、持続可能な運営に関する報告、エコ・インダストリアルパーク認証に至るまで、エコゾーンの将来対応力を高め、進化させ、受け入れ、力を与え、近代化するための取り組みを進めています。」
Ampotechにとって本プロジェクトは、マレーシア、香港特別行政区、インドネシアにオフィスを開設するなど拡大を進めた1年を経て、フィリピン市場へ参入する節目となります。同社は、数百に及ぶ商業・産業施設および太陽光発電設備においてAIやモノのインターネット(IoT)を活用したエネルギーソリューションを導入してきた実績を基盤に、PEZA向けの統合型実証プロジェクトを提供します。
「この取り組みにおいてPEZAと協力できることを大変うれしく思います。PEZAのビジョンとエコゾーンの規模は、当社のAmpoCloudプラットフォームが持つ包括的な機能を余すところなく実証し、東南アジア全域の他の経済特区や工業団地にとってのモデルとなり得る、意義あるインパクトを生み出すまたとない機会を提供してくれます」と、AmpotechのCEO兼共同創業者であるWilliam Temple氏は述べています。
PEZAと連携してスコーピング活動を実施し、複数のエコゾーンにまたがる実行フレームワークを策定するとともに、今後の次のステップを定義していく予定です。本プロジェクトは、2026年第1四半期に開始される予定です。この取り組みは、PEZAがエコゾーン全体にわたって効率的かつインテリジェントな次世代インフラを導入しようとする、より広範な取り組みを後押しするものです。
(日本語リリース:クライアント提供)PR Newswire Asia Ltd.
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