オーダー家具ブランド「収納ラボ」
オーダー家具メーカーが“室内から守る地震対策”を提案 ~家具固定率わずか8.4%、震災15年、なお進まぬ“室内防災”~
東日本大震災から15年。令和6年能登半島地震をはじめ各地で地震が相次ぐ中、改めて問われているのが“室内の安全対策”です。
オーダー家具メーカーの株式会社エストレージ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:矢島 克
記)は、家庭内の家具転倒事故に着目し、“家具から始める地震対策”を提案しています。
地震による被害というと建物の倒壊に目が向きがちですが、実際には倒れた家具や落下物による負傷、避難経路の遮断など、室内で発生する被害が多くの命を脅かしてきました。
2025年度の内閣府調査※1では、「ほぼ全ての家具を固定している」と回答した人は8.4%にとどまり、「重量や高さのある家具のみ固定している」は30.6%でした。いずれも3年前と大きな変化は見られていません。また、2026年1月に当社が実施した市場調査※2では、家具購入時に「地震対策」を重視すると回答した人は24.4%で、前年からほぼ横ばいという結果でした。
これらの数字が示しているのは、地震対策への必要性は感じつつも、その意識が具体的な対策や行動にまでは十分結びついていないという現状です。こうした“意識と実態のギャップ”を背景に、同社は地震による室内被害に改めて着目。壁面への確実な固定や収納物の飛散防止など、設計段階から安全性を組み込む取り組みを通じて、「まず家の中で怪我をしない」住まいづくりの重要性を提案します。
家具は、“暮らしを整える存在”であると同時に、“家族を守る存在”でもあります。
当社は、家具固定を“特別な対策”ではなく、“住まいの標準仕様”として広げていきたいと考えています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202602264617-O1-4xg7PgP2】
詳細は下記の通りです。
(1)現状の家具対策と高まる「室内安全」へのニーズ
1995年の阪神・淡路大震災※3では、死因の第一位が「圧死」であり、その多くが転倒した家具や家電によるものでした。
近年、消費者の価値観は単なるデザインや価格だけでなく、QOL(Quality of Life)を高める機能価値へとシフトしています。こうした流れの中で、家具の耐震性は「あれば良いもの」から「備えていて当然の付加価値」へと、その位置づけが変わりつつあります。
※1 内閣府世論調査(2025年)
https://survey.gov-online.go.jp/public_safety/202510/r07/r07-bousai/#sub5
※2 市場調査
・調査対象:全国の20代~60代の男女
・有効サンプル数:2026年調査 1,057名/2025年調査 1,113名
・調査方法:インターネットリサーチ
・実施時期:2026年1月/2025年1月
※3 日本建築学会「阪神淡路大震災 住宅内部被害調査報告書」より
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202602264617-O2-pFvNmz0f】
(2)オーダー家具による耐震設計の取り組み
~家具は“置く”から“固定する”時代へ~
「収納ラボ」では、すべてのオーダー家具において、設置時に壁や下地へ確実に固定する耐震施工を基本としています。設計段階から“倒れない前提”で構造を組み込むことが、同社の耐震思想であり最大の強みです。家具を「置くもの」ではなく、「住まいの構造の一部として固定するもの」と捉え、計画段階から安全性を組み込んでいます。
【主な耐震設計のポイント】
・必要に応じて、壁面・下地へ確実に固定
・ 耐震ラッチや飛散防止フィルム、ソフトクローズ機能などによる収納物の飛散防止
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202602264617-O3-Z446r745】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202602264617-O4-UlR23giX】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202602264617-O5-9V02Uw2N】
瞬時に扉をロックする 飛散防止フィルムを 飛散防止の効果もある
耐震ラッチを標準装備 採用したガラス扉 ソフトクローズ機能
後付けの転倒防止器具に頼るのではなく、設計段階から家具そのものを「倒れない構造」としてつくり込むことが、確実な安全対策につながります。
特に、長周期地震動によって大きく長時間揺れ続ける可能性がある高層住宅などでは、住戸の構造や壁の条件に合わせた専門的な固定方法が求められます。同社では、ビスが使えない壁面にも対応可能な独自の接着固定工法を採用し、大学研究機関と連携した耐震実験で固定効果を検証しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202602264617-O6-e6EM4sQ0】
実験時参考動画 https://youtu.be/-bU9eHdmYQ8
■事例紹介
事例①
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202602264617-O7-0GSJNw2p】
[お客様の声]
既製品の壁面収納を検討していた際、気になっていたのが地震時の転倒リスクでした。子供もいるので安全性には妥協したくないと考えていました。
収納ラボは壁へ直接固定する耐震施工が可能で、転倒の不安が大きく軽減。天井高を活かした設計に加え、大きな揺れを感知すると扉が自動でロックされる耐震ラッチも安心材料でした。
収納力やデザイン性だけでなく、“家族を守る家具”という安心感を得られたことが何より満足しています。
事例②
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202602264617-O9-97ptqhJT】
[担当コーディネーターコメント]
今回のプランでは、「地震時にも安心して使えること」を重視しました。ガス栓の位置を踏まえてヒーターの設置場所を決定し、使用しない季節は扉内に収められる仕様にすることで、揺れによる接触や転倒リスクを抑えています。
大型の壁面収納は壁へ確実に固定し、扉の丸加工やプッシュラッチ仕様、任意角度で固定できる金具を採用。既存の窓をデザインに取り込みながら構造的な安定性も確保しました。見た目だけでなく、「災害時の安全性」まで考え抜いた設計です。
■ 代表コメント (代表取締役社長 矢島 克記)
「地震そのものを止めることはできませんが、家具の転倒は防ぐことができます。室内の安全対策は後回しにされがちですが、命を守るためには、まず家の中を安全にすることが大切です。家具固定を“特別な対策”ではなく、“当たり前の備え”として広げていきたいと考えています。」
■ 会社概要
オーダー家具ブランド「収納ラボ」を運営する株式会社エストレージ(本社:愛知県名古屋市)は、2007年に創業したオーダー家具メーカーです。
「収納で、生活は変わる。
多様化するライフスタイルや住空間のニーズに対応し、お客様一人ひとりの暮らしに合わせた機能的でデザイン性の高いオーダー収納家具の提案を行っています。また、家具の設置環境に応じた構造設計を徹底し、地震時にも安心・安全な固定構造を採用することで、長く快適に使える住まいづくりをサポート。プランニング・設計・製造・施工・アフターサービスまでを自社一貫体制で行い、これまでに8,000件以上のオーダー家具を手掛けてきました。
銀座・横浜・名古屋にショールームを展開し、岐阜県美濃加茂市の自社工場では最新設備と熟練職人の技を融合したDX生産体制を推進しています。
また、2020年には経済産業省中小企業庁より「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選出されました。
創 業:2007年 代表者:代表取締役 矢島 克記
資本金:4,500万円
事 業:家具、什器、インテリアプロダクトデザイン・設計・製造及び販売 内装、
リフォーム、リノベーションの企画・設計及び監理
本社所在地:名古屋市千種区井上町69 エトワール・ヴィル2階
「収納ラボ」ホームページURL:https://www.estorage.co.jp/