■ 独自フレームワーク「EY‑ISAO‑RX」で、事業別ROICに対し、IT・デジタル投資、ビジネスKGI・KPIを連動させ経営判断に資する可視化を支援。

■ EY独自調査により、IT・デジタル投資の管理レベルが高い企業ほどPBRが高い傾向が確認。
またPBRの高い企業はAI・顧客接点・R&Dなど成長投資を重視することが示される。

 

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 近藤 聡、以下EYSC)は、ROIC(投下資本利益率)を軸に、IT・デジタル投資の意思決定を資本効率の観点で再設計する「ROICを重視した経営環境における事業価値と資本効率を高めるIT・デジタル投資のマネジメント支援」の提供を開始します。独自フレームワーク「EY‑ISAO‑RX(Integrated Strategic Alignment and Optimization—ROIC eXecution)」により、事業ごとの資本効率性を測る各種指標(ROIC、ROA、ROEなど)に対して、IT・デジタル投資やビジネスのKGI(重要目標達成指標)・KPI(重要業績評価指標)を対応付け、事業価値および資本効率向上への寄与を事業別に可視化します。

 

■ 背景:ROIC経営の加速とIT・デジタル投資管理の課題

東証による資本効率改善に向けた制度整備が進む中、機関投資家やアクティビストの圧力も重なり、PBRを意識した経営は上場企業にとって不可欠な経営要件となりつつあります。こうした環境変化を受け、ROICやROEを経営管理や投資判断の指標として活用する動きが広がっています。また、中長期的な投資として、企業は設備投資や株主還元を重視する一方で、投資家はIT・デジタル投資を成長ドライバーとしてより重視しており、両者が重視するポイントにはギャップがあります。そのため、事業価値向上には、企業のIT・デジタル投資のマネジメントが求められるにもかかわらず、「ROICを軸にした経営改革」という議論で、IT・デジタル投資のマネジメントの重要性が見逃されがちです。

IT・デジタル投資の管理やROI評価、ビジネス戦略との連携が不十分な場合、資本効率の各種指標の改善や企業価値の最大化は困難です。EYSCの独自調査*では、IT・デジタル投資の管理レベルとPBRに相関があり、管理レベルが相対的に高い企業において、PBRが高い傾向が見られました。また、PBRの高い企業は、AI・顧客接点・R&Dなどの成長領域にIT・デジタル投資を配分するとともに、それらをビジネス戦略や事業KPIと連動させている点に特徴が見られました。一方、PBRが低い企業は基幹刷新など守りの投資に偏る傾向が確認されました。さらに、IT・デジタル投資を事業ポートフォリオやビジネス部門のKPIに連動させている企業ほど、IT・デジタル投資のマネジメントの管理レベルが高いという結果も得られています。


*2025年8月実施、Web調査、回答数約400

 

 ■  提供するサービス概要

「ROICを重視した経営環境における事業価値と資本効率を高めるIT・デジタル投資のマネジメント支援」は、IT・デジタル投資の意思決定を資本効率の観点で再設計し、マネジメントの高度化を総合的に支援するコンサルティングサービスです。経営が求める資本効率の向上に対し、IT・デジタル投資と事業のKGI・KPIを事業別ROICへ対応付け、データ基盤で可視化・分析できる体制の整備まで包括的に提供します。

 

独自に開発したフレームワーク「EY‑ISAO‑RX」を用い、現状評価・設計、データ基盤の実装、運用定着までを包括的に展開します。IT投資と事業KPIを事業別ROICへ対応付け、利益率・回転率・投下資本への影響を可視化・評価した判断材料を継続的に活用できる体制の構築実現を目指します。

本サービス提供にあたっては、企業価値向上を起点に、戦略策定から実行・変革までを一気通貫で担うEY‑Parthenonのストラテジー・アンド・エグゼキューションチームと、テクノロジーを活用したデジタルトランスフォーメーションの戦略策定から導入に至るまで、エンド・ツー・エンドでクライアントの変革や競争力強化に寄与するデジタル・エンジニアリングチームが一体となり取り組みます。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202603045001-O1-JIfIhL1F

 

EYSC EY-Parthenon ストラテジー・アンド・エグゼキューション ストラテジー パートナー 岩泉 謙吾のコメント:

「これまで“ビジネス戦略”と“IT戦略”は、分離ないしは緩やかな連携の関係にあったと思います。企業の成長と事業価値向上のドライバーがIT・デジタル投資になる中では、資本効率を上げ事業価値を高めるには、ビジネス戦略とIT戦略を融合することが求められると考えます。また、そのようなことを証明する結果が今回の調査から明らかになりました。今回の私たちの新たなサービスが、IT・デジタル投資を通じて事業価値を高め、資本効率の向上を目指す企業にとっての道しるべになればと考えております」

 

EYSC テクノロジーコンサルティング デジタル・エンジニアリング リーダー パートナー 松本 剛のコメント:

「ROICを起点にIT投資を再設計することで、企業価値の向上と社会的価値の創出を、同時に実現できる環境づくりを進めていきたいと考えています。

本取り組みは、IT部門の貢献を財務諸表とつなぐ新たなマネジメントモデルです。資本効率を高めながら、持続可能な成長を支える企業経営に寄与していまいります」

 

本サービスの詳細は下記をご覧ください。

https://www.ey.com/ja_jp/services/strategy/supporting-the-realization-of-new-it-management-in-the-roic-era

 

<関連セミナーご案内>

本セミナーでは、IT・デジタル投資と企業価値(PBR)の関係や、ITマネジメントの成熟度と市場評価の相関について解説するとともに、ROI/ROIC評価、事業KPIとの連動など、ROIC経営時代に求められる具体的なITマネジメント手法を紹介します。
あわせて、弊社独自のフレームワークを用いた新しいITマネジメントのアプローチについてもご説明します。

 

セミナータイトル:
ROIC経営時代のITマネジメント ~「ROIC × ITマネジメント=高PBR」の法則~

開催日時:2026年4月16日(木)16:00~17:00

形式:   オンライン

 

セミナーの詳細は下記をご覧ください。

https://www.ey.com/ja_jp/media/webcasts/2026/04/ey-sat-2026-04-16

 

 

〈EYについて〉

EYは、クライアント、EYのメンバー、社会、そして地球のために新たな価値を創出するとともに、資本市場における信頼を確立していくことで、より良い社会の構築を目指しています。 データ、AI、および先進テクノロジーの活用により、EYのチームはクライアントが確信を持って未来を形づくるための支援を行い、現在、そして未来における喫緊の課題への解決策を導き出します。 EYのチームの活動領域は、アシュアランス、コンサルティング、税務、ストラテジー、トランザクションの全領域にわたります。蓄積した業界の知見やグローバルに連携したさまざまな分野にわたるネットワーク、多様なエコシステムパートナーに支えられ、150以上の国と地域でサービスを提供しています。

 

All in to shape the future with confidence.

 

EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacyをご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.comをご覧ください。

 

〈EY-Parthenonについて〉

EY-Parthenonは、変革戦略、トランザクション、コーポレートファイナンスを独創的に組み合わせることで、単なる机上の空論ではない実際に機能するソリューションを提供しています。


私たちは絶えず複雑さを増す世界を前に、EYが提供する包括的なサービスラインアップを活用しながら、未来に対応する戦略コンサルティングです。職能領域に関する深い知識とセクターごとの専門性を備え、革新的なAI技術と投資家の視点を組み合わせることで、CEOをはじめとする経営層、投資機関、政府機関といったパートナーと共に、一歩ずつ、確信を持って未来を形作る支援をします。

EY-ParthenonはEYにおけるブランドの一つであり、このブランドの下、戦略コンサルティングサービスをEYメンバーファームが世界各地で提供しています。詳しくは、ey.com/ja_jp/services/strategy/parthenonをご覧ください。

 

〈EYのコンサルティングサービスについて〉

EYのコンサルティングサービスは、人、テクノロジー、イノベーションの力でビジネスを変革し、より良い社会を構築していきます。私たちは、変革、すなわちトランスフォーメーションの領域で世界トップクラスのコンサルタントになることを目指しています。7万人を超えるEYのコンサルタントは、その多様性とスキルを生かして、人を中心に据え(humans@center)、迅速にテクノロジーを実用化し(technology@speed)、大規模にイノベーションを推進し(innovation@scale)、クライアントのトランスフォーメーションを支援します。これらの変革を推進することにより、人、クライアント、社会にとっての長期的価値を創造していきます。詳しくはey.com/ja_jp/consultingをご覧ください。

 

 
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