人工股関節置換術における術中・術後骨折のリスク低減を目指して

スミス・アンド・ネフュー

 スミス・アンド・ネフュー株式会社(本社:東京都港区 代表取締役:竹内 康晴)はこの度、人工股関節置換術に用いられる大腿骨インプラント“CATALYSTEM◇” を日本において販売を開始致します。

 

背景:人工股関節置換術における課題

本邦におきまして近年、増加傾向にある人工股関節置換術においてセメントを使用しない大腿骨インプラントが一般的に使用されています 。
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この人工股関節置換術において代表的な合併症の1つで手術中、または手術後におけるインプラント挿入後の周囲骨折は入替の手術、もしくは骨折部位の固定など、手術後に再度追加の手術が必要になるなど、世界的に大きな課題となっています。2,3

そして、人工股関節再置換以外のステム周囲骨折の治療を含めると、英国の人工関節レジストリーで骨折は一番頻度の高い合併症であると報告されています。4

この問題を減らすべく取り組みとして、インプラント形状の改良、術中骨折を防ぐための器械の改良を行った“CATALYSTEM◇”の販売を開始致します。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202603065195-O1-601lBqlH

“CATALYSTEM◇”の主な特徴

“CATALYSTEM◇”は、遠位断面を小さくすることにより、近位部への均一な荷重伝達および近位髄腔占拠率を増大させるトリプルテーパー・ステム・デザインを特徴としています。

また、世界中の民族・人種データの3D Fit解析に基づきデザインされており、欧米人に比べ比較的小さな日本人患者にも対応できるよう、よりステム長の短いサイズよりご使用頂けるよう、サイズのバリエーションをそろえています。5

本デザインにより、より侵襲の少ない前方アプローチに理想的である一方、あらゆる手術アプローチにも適した設計となっています。

また、手術中に起こり得る挿入時の骨割れを防ぐため、従来の器械と比べ、より術中骨折を起こしにくい“ACCUBROACH♢”デザインを採用しています。

また、ブローチとインプラント間の高い再現性が実証されており、予測どおりのステム設置および高い回旋安定性を可能にします。5

 

これらの工夫により、人工股関節置換術を受けられた患者様の耐用年数が上がることが期待されています。

 

スミス・アンド・ネフューは、世界各国での実績を活かしながら、日本の患者様により適した製品をお届けすることで、日本の医療従事者と患者様に貢献して参ります。

 

【製品情報】

販売名:CATALYSTEM ヒップ システム

承認番号:30700BZX00112000

◇はスミス・アンド・ネフューの商標です。

 

【企業情報】

社名 スミス・アンド・ネフュー株式会社 Smith & Nephew KK (英文名)

本社所在地 〒105-5114 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディング 南館14階

役員 代表取締役 竹内 康晴

 

Smith+Nephewについて

Smith+Nephewは、様々なテクノロジーを活用して、人々の生活の質の向上に貢献できるように努めています。
私たちはこれを「Life Unlimited」と呼んでいます。

全世界18,000人の従業員が日々このミッションに取り組み、整形外科や創傷治療分野、スポーツ整形外科、耳鼻咽喉科領域における新しい技術の開発、そしてその発展を通じて、患者様の生活に貢献しています。

1856年に英国のHullで設立され、現在は100ヵ国以上で事業を展開し、2025年の年間売上高は58億ドルでした。また、FTSE 100 (LSE:SN、NYSE: SNN)の1社でもあります。

 

Smith+Nephewウェブサイト:

https://www.smith-nephew.com/ja-JP/

CATALYSTEM製品ページ:

https://www.smith-nephew.com/ja-jp/health-care-professionals/products/orthopaedics/catalystem

 

本資料は、日本国内にお住まいのステークホルダーの皆さまに向けて、スミス・アンド・ネフュー株式会社の最新の取り組み状況をご報告することを目的に、報道関係者向けに公開したものです。特定製品の販売促進を意図したものではありません。

 

References

1.  人工関節登録調査報告書 | 日本人工関節学会

2.  Gaidici, Tony, et al. "Femoral Fixation for Primary Total Hip Arthroplasty—An International Registry Perspective." Arthroplasty Today 34 (2025): 101755.

3.  Crawford, David A., and Keith R. Berend. "Reduction of periprosthetic proximal femur fracture in direct anterior total hip according to stem design." Orthopedic Clinics 52.4 (2021): 297-304.

4. Lamb JN, Evans JT, Relton S, Whitehouse MR, Wilkinson JM, Pandit H. The incidence of postoperative periprosthetic femoral fracture following total hip replacement: An analysis of UK National Joint Registry and Hospital Episodes statistics data. PLoS Med. 2024 Oct 1;21(10)

5. Smith + Nephew CATALYSTEM Design Rational
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