総合メディカルグループ株式会社(本社:東京都千代田区/福岡県福岡市、代表取締役社長:多田 荘一郎)は、2026年3月7日(土)~8日(日)に福岡市で開催された「第15回日本臨床腫瘍薬学会学術大会(JASPO2026)」に参画しました。本大会では、当社執行役員の下川友香理が大会長を務め、「For precious life:がんに携わる薬局薬剤師・病院薬剤師のコラボレーション、患者の奏でる新しい旋律」をメインテーマに掲げ、地域医療の新たなあり方を提唱しました。
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<開会挨拶 大会長:総合メディカル株式会社 下川 友香理>
■背景と当社の取り組み:地域におけるがん医療の専門性向上
がん医療が外来・地域中心へと移行するなか、患者さんが住み慣れた地域で安心して生活できるよう、薬局薬剤師の役割はかつてないほど重要になっています。当社は全国約800店舗のネットワークを活かし、疾患別専門薬剤師制度を導入してがん・糖尿病などのエキスパート育成を推進しています。現在、外来がん治療専門薬剤師16名、外来がん治療認定薬剤師3名が在籍しており、医療機関と密に連携しながら、患者さんとそのご家族に対する専門的なトータルサポートを実施しています。
■JASPO2026における発表と多角的な連携構築:地域医療の新たなあり方を提唱
総合メディカルグループは、本大会において、「薬局と病院の連携」という枠組みを超え、患者さんの人生をシームレスに支え続けるための多角的なアプローチを提示しました。
●「真の連携」に向けた提言とモデル構築 大会長講演において総合メディカルグループの下川友香理は、急性期から外来、終末期に至るまで、専門性が途切れることなくつながる「真の連携」の重要性を強調しました。また、埼玉県における「拠点薬局」を介した連携メリットの検証や、千葉県柏市での専門医療機関連携薬局による事例など、各地域の実情に即した持続可能な「薬薬連携」モデルの構築と実践評価について、シンポジウムを通じて発信しました。
●患者さんの「本音」に寄り添う対話支援 患者さんの声に潜む真の気持ちに気づくための「対話」を重視し、薬局が主催する「がん対話カフェ」について発表しました。薬剤師が単なる薬の提供者ではなく、患者さんの不安や生活に深く寄り添うパートナーとして機能するための支援のあり方で、総合メディカルで長らく取り組んでいるプロジェクトです。
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「がん対話カフェ」の様子
●臨床知見の蓄積と研究への昇華 日々の服薬指導から得られる「問い」を研究成果へと変える力を養うため、若手薬剤師による臨床研究への取り組みを推進しています。
フルキンチニブ服用患者への有害事象調査と服薬支援事例
オンライン資格確認システムを活用したレジメン情報の確認が与える影響調査
S-1(テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム)による眼の副作用に対する薬剤師の介入実態
●専門性を活かした個別化ケアの実践 外来がん治療専門薬剤師による電話フォローアップを用いた他薬局利用者への支援や、異なる専門性を持つ薬剤師が連携して末梢神経障害に伴うインスリン手技不良に対応した事例など、高度な専門性を地域医療に還元する具体的な成果を多数報告しました。
総合メディカルグループでは、専門薬剤師の育成と多角的な外部連携をリードすることで、患者さん一人ひとりの「暮らし」に根ざした、これからの地域がん医療のスタンダードの構築をリードしています。
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総合メディカル㈱ 社員
■市民公開講座:心と体を元気にする地域への還元
大会2日目には、福岡サンパレスにて市民公開講座「心と体を元気にする体力づくり」を開催いたしました。
<SAM氏のコメント>
地域の薬局は、薬を受け取るだけでなく、体調や生活習慣、食事など健康について気軽に相談できる、地域にとって身近な存在だと感じました。薬剤師の皆さんの専門知識に、人を元気にし、前向きな気持ちを引き出すダンスや音楽の力が加わることで、人々の健康づくりをさらに支えることができると思います。人生100年時代、自分の体を自分で動かす習慣を大切にし、年齢に関係なく元気に過ごしていきたいですね。
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SAM氏の講演の様子
■医療と生活をシームレスに繋ぐ、地域医療のパートナーとして
総合メディカルグループは、がん医療で培った高度な専門性を、特定の一場面に留めることなく、予防から治療、そしてその後の生活維持に至るまで、患者さんの日常を途切れることなく支え続けることを目指しています。
本大会で提示した専門薬剤師による介入や対話重視の支援は、あらゆる疾患や健康課題に向き合う当社のスタンダードです。これからも全国のネットワークと専門知識を融合させ、病院での治療が生活の安心へと繋がるよう、患者さんとご家族が住み慣れた地域で自分らしく歩み続けるための最良のパートナーとして伴走し続けます。