一般社団法人 日欧伝統文化事業フォーラム(EJF)は、2026年5月、東京国際フォーラムにて講演・交流会イベントを開催します。本イベントでは、日本の伝統文化が継続的な市場として成立しにくい背景について、構造的な課題を整理し、新たな枠組みの可能性を提示します。
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【背景】
近年、伝統工芸の海外展開に向けては、行政による支援や制度整備も進められています。 政府も欧州を含む海外需要の取り込みを重要課題と位置づけ、展示・商談拠点での販路開拓支援や、海外展示会出展支援、在外公館・JETROによる支援強化などを打ち出してきました。
しかし、それらの取り組みが継続的な販路形成や市場形成という結果に十分結びついているとは言いがたいのが現状です。
欧州では、日本文化への関心は広く確認されており、外務省調査では日本のライフスタイルに約8割、茶道・書道などの伝統文化分野にも過半数が関心を示しています。さらに、Art Basel & UBSの調査でも、日本美術は富裕層コレクターの関心対象として高い位置にあります。
一方で、日本の伝統文化・伝統工芸の海外展開はなお限定的です。 伝統的工芸品産地177事業者の調査でも、輸出を主軸とする事業者はほとんど見られず、多くが国内市場に依存しています。
このことは、欧州に一定の需要が存在する一方で、それを持続的な事業や市場へ接続する仕組みが未整備であることを示しています。
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【内容】
本イベントでは、以下の観点から議論を行います。
・欧州で日本文化が評価されるまでの仕組み
・欧州で日本の伝統文化を届ける際に直面する実務上の課題
・文化支援を行政が行う領域と、市場に委ねるべき領域の整理
・文化的価値を市場で持続可能な事業につなげる方法の検討
本法人の代表理事は欧州在住で実働拠点を有し、現地のギャラリーや関係者との連携を通じて、文化と市場の接続に関する実践的な取り組みを行っています。
【開催概要】
日時:2026年5月16日 13時半~19時(立食交流会含む)
会場:東京国際フォーラム
主催:一般社団法人 日欧伝統文化事業フォーラム(EJF)
【登壇者】
ゲストスピーカー
・二宮悦郎氏(財務省 大臣官房企画官)
・Kevin Berthon氏(HIS France Director/フランス)
スピーカー
・水嶋崇博(代表理事/B-Integrity Founder/オランダ)
・熊倉千砂都(理事/株式会社 江戸切子の店 華硝 代表取締役)
・辻井樹(理事/株式会社 Japanesque Lab 代表取締役)