同社が掲げる「珈琲文化の創造と発展を通して人を幸せにすること」という経営理念のもと、コーヒーの奥深い魅力を多くの人に知ってもらう取り組みとして注目されています。
参加者は珈琲館、クリエ、ベローチェそれぞれのブレンドコーヒーを飲み比べ、焙煎度の違いを実感。「珈琲館は浅煎り、ベローチェは深煎り」といった具体的な特徴を、香りと味わいで確認することができました。

各ブランドには異なる豆を使用し、焙煎の仕方や豆の配合タイミングも変えることで、それぞれの個性を大切に保っているとのことです。

深煎りのベローチェコーヒーにはチョコチャンクスコーン、女性客の多いクリエには塩キャラメル、そして浅煎りの珈琲館にはオレンジパウンドケーキといった組み合わせが紹介されました。

「なぜコーヒー屋さんにナポリタンが多いかという理由がここにある」と解説され、参加者からは驚きの声が上がりました。
研修では、2024年3月に本社1階に開設した自社焙煎所の見学も実施されました。

「お客様に美味しいコーヒーを届けたい」という共通の意識のもと、お互いの得意不得意を補い合いながら、1日平均15回の焙煎を行い約30kgのコーヒー豆を焙煎しています。
また、今回初公開された新商品「タンザニア エーデルワイス」は、同社の焙煎所で焙煎した豆を全国の珈琲館で販売する初の試みを実施。グレープフルーツのような柑橘系の酸味とコクのバランスが特徴のスペシャリティコーヒーとして、10月23日より発売予定です。