梶浦のこだわりにより(バックバンドならぬ)FRONT BAND MEMBERSと名づけられたバンドの面々は、是永巧一(ギター)、佐藤強一(ドラム)、高橋“Jr.”知治(ベース)、今野均(バイオリン)、赤木りえ(フルート)、中島オバヲ(パーカッション)、大平佳男(マニピュレーター)という一流ミュージシャンたち。そこに梶浦のピアノを加えた素晴らしい演奏と歌姫たちの見事なコーラスワークがYuki Kajiura LIVEの最大の魅力であり、この日も梶浦の多彩な楽曲を各人が繊細かつダイナミックに奏で、改めて音楽の楽しさを味わわせてくれた。
また、ここまでは公演ごとにゲストボーカルが1名加わっていたが、この日は国内千秋楽ということもあり、伊東えり、Remi、ASUKA(結城アイラ)、ASCAがゲストボーカルとして参加、豪華なラインアップとなった。まずはRemiが「luminous sword」「she has to overcome her fear」といったアニメ『ソードアート・オンライン』からのナンバーを中心に美しいハイトーンボイスを聞かせると、Yuki Kajiura LIVE初参加となるASCAは9月4日にリリースする自身のニューシングルから、現在放送中のアニメ『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』のエンディングテーマとなっている「雲雀」を披露。新進気鋭のアーティストらしく、クールながら独特な雰囲気のある歌声で梶浦ナンバーを歌い切った。
Yuki Kajiura LIVEでおなじみのASUKAは、自身の持ち歌ともいえる「everlasting song」のほか、かつて梶浦が声優・千葉紗子に提供した「さよならソリティア」「ほし」のレア曲2曲をカバー。持ち前の明るくナチュラルな歌唱で会場を華やかに彩ると、本編ラストに登場した伊東えりは、ゲーム『XenosagaIII』から「hepatica」、アニメ『ツバサ・クロニクル』の挿入歌「I talk to the rain」「a song of storm and fire」「ring your song」と、自身がオリジナルのレコーディングに参加した4曲を披露。ミュージカルで培った歌唱力と表現力で圧倒的な存在感を放った。
ここまで本編だけで22曲。いつもながらの多彩な選曲と高度な演奏に観客が酔いしれているところで、アンコールに大きなサプライズが待っていた。
サプライズはまだまだ終わらない。続く梶浦&石川によるMC。“今年中にやっておきたいこと”をテーマに話が進む中で、梶浦が「See-Saw、今年中にライブをやります!」と宣言。12月15日にSee-Sawとして、東京国際フォーラム ホールAで(とりあえずは)一日限りのライブを開催することを発表すると、客席からは驚きの声とともに大きな拍手がわき起こった。
石川がステージを後にすると、ライブ再開。まずは疾走感あふれる人気曲「stone cold」で観客が総立ちになると、ラストは温かさを感じさせる壮大なナンバー「Sweet Song」。
●ライブ情報
See-Saw LIVE ~Dream Field 2019~
12月15日(日)
東京国際フォーラム Aホール
[出演]
See-Saw:石川智晶(Vocal)・梶浦由記(Keyboards)
是永巧一(Guitar) 、西川 進(Guitar)、佐藤強一(Drums)、高橋“Jr.”知治(Bass)、今野 均(Violin)、中島オバヲ(Percussion)、大平佳男(Manipulator)
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YUKI KAJIURAオフィシャルサイト
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