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次世代ガールズバンドプロジェクト「BanG Dream!(バンドリ!)」およびスマートフォン向けゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」(以下、「ガルパ」)に登場するバンドのなかでも随一の個性と自由奔放ぶりが光る、世界を笑顔にするために結成されたガールズバンド、ハロー、ハッピーワールド!。その象徴にしてボーカルの弦巻こころ役を演じるのが、伊藤美来だ。
INTERVIEW & TEXT BY 北野 創
PHOTOGRAPHY BY 三橋優美子
弦巻こころとハロハピの楽曲に元気づけられてきた7年
――今の伊藤さんにとって“弦巻こころ”はどんな存在ですか?
伊藤美来 私の今までのキャリアの中でなくてはならない、私の人生においてもすごく大きな存在です。こころを演じているからこそ頑張れたことがたくさんあったし、ハロハピに助けられたことが何度もあって。この7年、「バンドリ!」や「ガルパ」を通して色んな経験をさせていただきましたし、こころに色んなことを教えてもらったので、今もこころを演じ続けられていることをとても嬉しく思います。
――こころのどんな部分に支えられてきたのでしょうか。
伊藤 それこそ初めてこころに出会った頃は、あまりにも常人離れした感性の持ち主だったので、こころの考えていることがわからなくて、お芝居するにあたっても、私の中にない引き出しを想像しながら演じていく感じだったのですが、7年演じてきたことで、こころの性格やマインドがスッと入ってくるくらい染みついてきました。当時は私もデビューから数年目で、迷ったりネガティブになることも多かったのが、こころと出会って一緒に過ごす中で、私自身の考え方をポジティブに変えてくれたところがあります。「つらいな」と思ったときにもハロハピの楽曲を聴いて、こころに元気づけられることが多くて。今でもすごく助けられています。
――自分自身の性格や考え方にも影響を受けたんですね。
伊藤 かなり引っ張られたと思います。
――今はこころの考えや言動に共感できるようになった?
伊藤 そうですね。私自身、こころに引っ張られて考え方や目の向け方がポジティブに変わっていったので。まあ今でも理解できない部分はたくさんありますが(笑)、でも「こころならそう思うよね」というのを理解して演技に落とし込めるようになった感じはあります。
――こころの成長についてはどのように捉えていますか?
伊藤 こころも変わりましたね。最初は宇宙人みたいな存在でしたけど、最近はやっと人間に近づいてきて(笑)。最初の頃は「楽しいのが一番だし、私が楽しければみんなも楽しい!」という考えで周りを引っ張っていくところがあったと思うのですが、ハロハピと過ごしていくなかで、メンバー同士が無くてはならない存在になっていって、みんなで作っていくことの楽しさや大切さをやっとわかるようになって。今は「1人ではなくてハロハピだから楽しいことができる」という考え方になってきたように思います。
――ハロハピのバンドストーリー3章では、そういった部分が特にフォーカスされていましたね。
伊藤 はい。ハピネール王国のお話しは、私自身も「こころがこんなにも“悲しい”とか“寂しい”と思う日が来たのね……良かった」って親みたいな目線になってしまいました(笑)。多分、こころは普通の子たちが普通に感じることを今まで全部すっ飛ばしてきたので、「普通に考えればわかるじゃん!」と思うようなことも、こころの中では一つ一つ、ゆっくりと知っていく感情だったんだろうなって思います。
――そういったこころの成長に応じて、演じ方や向き合い方にも変化があったのではないでしょうか。
伊藤 周りの変化に引っ張られることなく、基本的な軸はブレないように、というのは特に意識しています。ただそのなかでも、こころが自分自身の気持ちに向き合っているときは、普段よりも丁寧に演じています。そういうときのこころは、本当にわからない気持ちを探っていて、こころなりに「ちゃんと知りたい」と思って内に問いかけていると思うんです。なので「これは何だろう?」と探っている雰囲気を大事にするようになりました。
――逆に言うと、最初の頃はそういった心の機微のようなものをあまり意識することなく演じていたと。
伊藤 人と会話のキャッチボールができないというか、ただボールを投げているだけという感じだったので(笑)。なので最初の頃は「どうやって演じればいいんだろう?」と思うことも多かったです。
――たしかに“3バカ”とはいえ、ただバカなわけではないですからね。
伊藤 こころ的には何でもない言葉が、色んな人に響いて、周りを笑顔にしていくのが、ハロハピの物語の軸にあるので、“いいことを言っていない感”を出すのが大切だと思っています。私は「いいセリフだなあ」って思うんですけど、それをサラッと、いつも通りに言えるこころであってほしいので、そういう匙加減は意識しています。
――どんな局面においても一定の感情で表現しなければいけないというのは、かなり特殊な役柄ですよね。
伊藤 最初は“陽の感情のみでアタックしていく”みたいな感じでした(笑)。なので、最近のハロハピのストーリーやこころの成長を、ユーザーの皆さんがどれだけ受け入れてくれるのか、毎回ドキドキしながらストーリーが公開されるのを見守っています。きっとすべてを陽の感情で返すこころが好きな方もいると思うので。こころ自身が成長していく姿を一緒に見てもらえたら嬉しいなと思います。
――これまでのお話は主に会話劇での演技について意識していることでしたが、こころとして歌う際に心がけていることはありますか?
伊藤 大きな括りとしては、最初の楽曲「えがおのオーケストラっ!」(2017年)のときからずっと変わらなくて、とにかく声に跳ね感と明るさを入れて、常に口角を上げて体を動かしながら歌うことを心がけています。1曲を歌うなかでずっと明るさを持続するというのは意外と難しくて、ちょっとブルーな歌詞があったとしても、その言葉すらも笑顔のパワーに変えるような歌声がこころなんです。
――実際、ハロハピの楽曲はどれも笑顔を感じさせてくれるのがすごくて、それを実現できているのは、伊藤さんが元来持っている声質の力もあるように思います。こころの声や歌はご自身の声帯的に出しやすいものなのでしょうか。
伊藤 最初は「やりすぎたかも……!」と思いました(笑)。順番的にゲームのキャラクターボイスを録るよりも先に「えがおのオーケストラっ!」のレコーディングがあったので、それが(こころの声の)ベースが決まるタイミングということで、私もすごく気合いをいれてスタジオに行ったんです。そこで事前にいただいた資料をもとに“弦巻こころの声”を想像して歌ったのですが、私の中に「こころはこう歌ってほしい」というものがありすぎて、ちょっと自分のイメージよりも脚色しすぎた感じになってしまったんです。でも、スタッフさんが「いいですね!もっとニュアンスを付けて、音が外れてもいいので楽しさを優先してください!」と言ってくださって、私も嬉しくなって楽しく歌ったのはいいものの、終わった後に「あれ?もしかして今後もずっとこのテンション感で歌うということ?」ってなりました(笑)。でも、そこからカバーも含めてたくさんこころとして歌わせていただくなかで、こころのベースみたいなものを作ることができて。最近はこころが私の喉にいることを感じますし、これが長年培ってきたものなんだなあと思います。
――余談ですが「きゅうくらりん」のカバー、めちゃくちゃ良かったです。あの楽曲をこころの声音で歌えるのはすごいなと思って。
伊藤 嬉しい!「きゅうくらりん」は本当に激ムズだったので。
――ハロハピというバンド自体の音楽性やキャラクターの魅力はどのように感じていますか?
伊藤 聴いていて最初から最後まで自然と笑顔になれるような、ポップで元気なサウンドが特徴だと思います。あとDJのミッシェルがメンバーにいるので、音的にも遊びが多くて、カバー曲もいっそう面白くて賑やかな感じになることが多くて。ジャンル的にも自由で何でもありなんですよね。それこそ新曲(「サンバロハッピ~!」)のサンバもそうですし、ポップスはもちろんロックやジャズもあって。エモーショナルな楽曲もみんなで歌うとハロハピ感が出るし、どんなジャンルでもいけるので、おもちゃ箱みたいでいいなあと思います。
――ハロハピはみんなで歌う楽曲もあったりしますよね。
伊藤 そうですね。最初はこころがメインで歌って、他のみんなはコーラスをやってくれている感じでしたけど、やっぱりみんなで歌った方が賑やかだし、楽しさも倍増するというのは、ハロハピのストーリーとも繋がっていて。最近はがっつりみんなで歌う曲も登場しているので、絆が深まっていることを感じます。
――こころとハロハピのメンバーとの関係性については、どのように見ていますか?
伊藤 みんな成長して、それぞれの良さを持ち寄っているように思います。(北沢)はぐみもすごく成長したし、美咲は相変わらずこころにあーだこーだ言ってますけど(笑)、絆がすごく深まっていますし、美咲自身の成長もあって。
――あの中にいると(松原)花音と美咲の常識人組は大変そうだなあと思いますけどね。
伊藤 本当に。ただ、かのちゃん先輩(花音)もこっち側(こころ・薫・はぐみの“3バカ”側)に来がちなので、美咲がいなかったらどうなっていたことか(笑)。いつもこころの鼻歌と歌詞をまとめて楽曲を作ってくれるし、美咲がいるからこそバンドが成り立っていることを理解してくれて良かったなと思います。
サンバもミュージカルもなんでもござれ!ハロハピの自由な新曲たち
――ここからは新作『どうしたってカーニバル!』のお話を聞いていきます。まずはリード曲「サンバロハッピ~!」ですが、その名の通りサンバ調の楽曲で、ハロハピとしては新しいジャンルへの挑戦になりますね。
伊藤 「なんで今までやっていなかったんだろう?」と思うくらい相性抜群で、“サンバ×ハロハピ=最強”という感じです!歌詞も“サンバろ~!”とか“オ・ラちゃっちゃ ラちゃっちゃ”とか、正直何を言っているのかよくわからないですけど(笑)、でも歌っていて楽しくなるし、「これがハロハピだよ!」という楽曲になっていて、作詞してくださった織田あすかさんは本当に天才だと思いました。
――この“何を言っているのかわからないけど、とにかく勢いのある感じ”というのは、ハロハピ楽曲の伝統ですよね。
伊藤 やっぱりハロハピは何でもありなんですよね。何をやってもいいし、表現したいことを自由に楽曲に乗せて届ける。「みんなに届け~!」っていう感じなんだと思います。
――歌うにあたって意識したことはありますか?
伊藤 サンバのリズム感に合わせていかないと、かっこ悪く聴こえてしまうので、リズム感や跳ね感を意識して、1つ1つの音にちゃんとハメていくことを心がけて歌いました。
――それこそ伊藤さんはご自身のアーティスト活動で「空色ミサンガ」というサンバのリズムの楽曲を歌っていましたよね。
伊藤 たしかに!「サンバはこういう風に歌いたい」というイメージがあったので、その経験も活きているかもしれないです。すごく楽しく歌わせていただきました。
――その他にも直近の「ガルパ」のイベントに紐づいた4曲が収録されていますが、イベントのストーリーも踏まえて印象に残っている楽曲を挙げるとすれば?
伊藤 今回はシャーリー(シャルロット・ルイーズ・三園)が関わってきてからの楽曲が中心になるのですが、そのなかでも「むすんでわらって」はセンチメンタルなメロディで、明るいだけではない、優しさや寄り添おうとする気持ちが感じられる楽曲で、今までのハロハピにない新鮮さを感じました。きっとシャーリーに出会っていなかったら生まれなかった楽曲だと思います。
――この楽曲に紐づくイベント「もうひとつの世界を笑顔に」では、こころの幼馴染のシャーリーが、なぜこころに復讐心を抱いているのかが判明するストーリーでした。
伊藤 私もシナリオを読んで「そりゃそうだよなあ」と思ってしまいました(笑)。シャーリーはこころのようになって世界を笑顔にしたかったけど、やっぱりこころは特別で、常人であればこころのような生き方は難しいんだろうなと思って。こころにしても、最終的には自分のことを認めてくれる子たちが仲間になりはしたけど、それまでは周りから“変な子”と言われ続けていたわけで。その意味ではシャーリーと同じような境遇にいたはずですけど、こころはそれをまったく気にしない子なんですよね。シャーリーもちゃんと理由があってこその行動だったことがわかって腑に落ちました。
――シャーリーはこころに憧れていたからこそ、その反動で反発する気持ちが強まってしまったんでしょうね。
伊藤 信じていたのに、こころは何も助けてくれなくて。でも、こころも別に助けなかったわけではなくて、ただそのままでいいと思っていただけのことなんですよね。その当時のこころはまだ大人になりきっていなかったので、すれ違ってしまって。「誰も悪くないじゃん!」と思いながらシナリオを読んでいました。今後、こころとシャーリーがどうなっていくのか、ぜひ見届けてほしいと思います。
――そのストーリーを踏まえて、この「むすんでわらって」を聴くと、よりグッとくる内容になっていますよね。
伊藤 すれ違いを経験して、それでもいつかは仲良くなれるはずという希望も込めて作った楽曲になっていて。エモみのあるフレーズがたくさんあるのですが、特に2番のCメロの“振り向かなくてもいいの それぞれのタイミングで息を吐くんだ”のところは懐が深いなと思いました。他にも“あきらめたくない おそろいの夢を”のところはストーリーを読んでいると「うんうん」となるポイントですし、こころはこんな楽曲も歌えるようになったんだなって思いました。
――とはいえこころとして歌唱するとなると、センチメンタルな歌い方は似合わないわけで。そのバランス感はどのように考えて歌ったのでしょうか。
伊藤 歌詞の内容は色んなことを考えて書いたことが伝わってきますけど、それでもこころ自身は常に前を向いているので、例えば声質を暗くするようなことはまったくしないで、むしろ、マインドとしてはいつもと同じように“届ける”という気持ち、「そんなシャーリーも笑顔にしたい!」という気持ちで歌いましたね。シャーリーの笑顔も絶対に欲しいっていう。
――誰かを笑顔にするために、というのはブレないところなんですね。そして晴れやかなブラス入りポップ「キミを れっつ・はぶ・ふぁん♪」は、シャーリーの初登場したイベント「ハロー、シャルロット!」の楽曲です。
伊藤 この曲をはまだシャーリーと出会いたての頃という感じで、ハロハピ的にもワクワク感の強い楽曲だと思います。手を引いてくれている感じがハロハピらしくて、すごくいいなあと思っていて。それこそ「バンドリ!」を知らない方が聴いても元気をもらえる、すごく背中を押される楽曲だと思います。私としてはこれも泣ける曲で、大人に刺さる気がしますね(笑)。
――「キミがいなくちゃっ!」(2018年)などもそうですが、ハロハピの楽曲は“キミ”に向けて歌いかけてくれるものが多い印象です。
伊藤 たしかに「キミの好きなようにすればいいんだよ!」とか「キミがいるからだよ」と届けてくれる曲が多いですよね。この曲もその系譜にある曲で、私もすごく勇気づけられます。
――ご自身もハロハピの楽曲を聴いて元気づけられることが多いとお話しされていましたが、伊藤さんがよく聴いているハロハピの楽曲を教えてもらえますか?
伊藤 色々あるのですが「ハピネスっ!ハピィーマジカルっ♪」(2017年)や「にこ×にこ=ハイパースマイルパワー!」(2020年)は、元気になりたいときによく聴きますね。「ハイファイブ∞あどべんちゃっ」(2019年)も好きです。ハロハピはどんなに落ち込んでいてもそんなことお構いなしで気分を上げてくれる楽曲が多いので、そういう楽曲を聴くことが多いです。
――やっぱり気持ちをグッと引き上げてくれる楽曲が多いですよね。
伊藤 そうなんですよ。今回のミニAlbumの5曲も全部そういう楽曲だと思います。聴いていると「何を悩んでいたんだっけ?まあいっか!」みたいな気持ちになれる曲ばかりで(笑)。そういった意味では大人にこそ聴いてほしいですし、日頃疲れている社会人の皆さんにも届けたいです。
――「サンバロハッピ~!」も頭を空っぽにして楽しめますからね。
伊藤 きっとサウナと一緒で整うと思います(笑)。
――ミニAlbumの5曲目「らいふ・いず・みゅーじかるっ♪♪♪」は、シャーリーがハロハピの出演ステージを邪魔しようとするイベントストーリー「歌声響け!ハッピーラッキーミュージカル!」に紐づく楽曲です。
伊藤 この曲は歌っていて楽しかったですね。みんなの声を重ねている感じがミュージカルっぽいなあと思いました。シナリオの内容にも合わせて“ピンチをチャンスに変える”というのがテーマになっていて、ハロハピの強さや無敵感を感じます。「私たちハロハピです! ドン!」っていう(笑)。
――シナリオ内でも、ハロハピはどんなハプニングが起こっても動じないですからね。その絆があるからこそのこの曲なんだろうなと。
伊藤 薫さんのソロパートがすごく良くて。薫さん楽曲は割とコンスタントに登場するんですけど、どの楽曲も壮大で、歌声やセリフも含めて「薫です!」というパートがあるんですよね。この楽曲でも全力で薫さんを浴びてほしいです。
――もう1曲の「ボクらの夏’s☆ショーたいむっ!!」は、ハピハピ島でのバカンスと不思議な体験を描いたイベント「こころのハピハピ・サマートレジャー!!」の楽曲です。
伊藤 ハロハピと夏も親和性が高くて、この曲も好き勝手やっていますね。夏を迎えるにあたって絶対にゲットして欲しい楽曲です(笑)。速いしリズミカルで。畳みかけるようなところもあれば、聴かせるところもあって、レコーディングは大変だった記憶があります。きっと「ガルパ」をプレイしている人も同じことを感じていると思うのですが、まずサビが長い(笑)。しかもずっとテンションが高いので、上げっぱなしのまま歌いきるのが大変でした。
――この曲の歌詞も「サンバロハッピ~!」と同様、頭を空っぽにして楽しめる感じですよね。
伊藤 はい、深いことは何も言っていないと思います(笑)。とにかく“楽しい”ということしか伝わってこなくて、これぞハロハピっていう感じがします。「夏!ノリノリ!イエーイ!」みたいな(笑)。この曲の歌詞も天才的で、“夏のていばんっ!ミミ~ンミンソング♪”とか、セミの声をこういう表現にするんだと思って、どのタイミングで思いつくのか教えて欲しい!“ワーレーワーレーハーハーローハーピでござい夏っ!”もそうですし、もしかしたら苦労して作られているかもしれないですけど、きっと楽しく作ってくださっていることを感じられて嬉しいです。
――伊藤さんも歌うときは大変さを感じさせてはいけないですよね。
伊藤 そうですね。ずっとニコニコして楽しそうに、こころがぴょんぴょんしながら歌っているのを想像できるように歌っています。
世界を笑顔にするために――広がり続けるハロハピの夢
――本作のBlu-ray付生産限定盤には、2023年9月に開催されたハロハピのスペシャルイベント“ハッピー!ラッキー!スマイル!フェスティバル!”の映像が収録されます。
伊藤 1部と2部の模様がまるまる入っているということで、めちゃくちゃお得だと思います!キャストの5人が揃ってイベントを行ったのはこの日が初めてで、「バンドリ!」チームの皆さんも「ハロハピを絶対に揃えたいんです!」とずっと言ってくださっていたなかでやっと叶った、ハロハピを応援してくれているみんなにとっても念願の単独イベントだったと思うので、きっと「みんな揃って良かったね……(泣)」みたいになるのかなと思っていたんですけど、笑っていたらいつの間にか終わっていました(笑)。
――それだけ楽しい時間だったんですね(笑)。
伊藤 わちゃわちゃトークして、わちゃわちゃ運動会みたいなことをして、最後はワーッてライブをやったら、いつの間にか終わっていて。パスパレ(Pastel*Palettes)のメンバーが初めて5人揃ったときは感動的だったし、Afterglowもエモーショナルだったと思うんですけど、でもそのわちゃわちゃ感がすごく楽しくて、ハロハピらしいイベントだったと思います。他のキャストの方たちもみんな面白いので(笑)。
――伊藤さん的には、事務所の同期の豊田萌絵さんや、別作品で長くご一緒されている田所あずささんもいますしね。
伊藤 そうですね。ゆーきち(吉田有里)も一緒にライブに出たりしましたし、(黒沢)ともよさんは同い年だし、みんな付き合いが長くなってきたので。それぞれ本当に面白い人たちなので、まとめるのが大変なんです(笑)。でも「好き勝手やるのがハロハピだ!」という感じのイベントになったので、笑顔になりたいときにはぜひ観てほしいです。
――あと、5人でのライブパートも収録されているんですよね。
伊藤 あ、そうでした!笑ってただけではなくてライブもやりました(笑)。今までのイベントはほぼ私が1人で歌ってきたので、5人で歌ったのはこれが初めてで。「わちゃもちゃぺったん行進曲」は新しく振付も付けてもらって、5人でわちゃっとなるところをあえて作っていただいたり、楽曲に合わせてセンターを変えたりもして、すごく楽しかったです。
――そんな楽しい思い出のほかにも、この7年で「バンドリ!」を通じてさまざまな経験をしてきたかと思いますが、その中でも特に思い出深いことを教えてください。
伊藤 本当に色々やらせていただきましたけど、私としては「ハロハピCiRCLE放送局」(公式YouTubeチャンネルで不定期更新されていた生配信番組)が思い出深いです。豊田萌絵ちゃんと一緒にパーソナリティをやらせてもらっていたのですが、すごく自由度が高い番組で、色んなことをやったり、やらされたりして(笑)、毎回思い出に残っています。日笠(陽子)さんや(大塚)紗英ちゃんたちと運動会みたいなこともしたんですよね(「バンドリ! ガールズバンドパーティ!@ハロハピCiRCLE放送局 ~運動の秋!ハチャメチャチャレンジSP~」)。何で運動会をやっているのか意味がわからないながらも超楽しかったことは覚えていて(笑)。ラジオ(「ハロー、ハッピーワールド!のRadioすまいる!」)も楽しかったですけど、やっぱり体を動かしたりする生配信系のほうがハロハピには合うのかも。またハロハピが主体となって楽しいことをしたいですね。
――こころとして大きなステージに立つ機会も多かったですよね。
伊藤 そうですね。特にベルーナドームでのライブ(“BanG Dream! Special☆LIVE Girls Band Party! 2020→2022”)は念願のみんな揃ってのライブだったので思い出深いです。新しい衣装を着せていただいて、ゆーきちがサプライズで来てくれて一緒に歌ってくれて。あの景色も忘れられないですね。ステージで歌いながら「このサイリウムの光はどこまで続いているんだろう?」と思ったのを覚えています。光に包まれているような気持ちでした。
――最後に、今後の「バンドリ!」での活動における意気込みをお聞かせください。
伊藤 ハロハピはこれからも常に新しいことをやっていくとだろうし、新しいものを見せてくれるはずなので、ハロハピ自体に飽きるようなことは絶対にないと思います。なので、これからも更新されていくハロハピの“楽しい”や“面白い”を、今後の展開も含めて楽しみに待っていてほしいです。「バンドリ!」自体もハロハピだけでなく色んなバンドがいて、新しいことをやっているので、これからも応援してもらえたら嬉しいです!
――ハロハピもしくは弦巻こころとして、この先どんなことをしてみたいですか?
伊藤 それこそみんなで運動会をしたいです(笑)。ハロハピ企画でバンドリーマー(「バンドリ!」ファンの呼称)さんを集めて、こころ組やはぐみ組に分かれて競争してもらうとか。
――キャストではなくバンドリーマーが競技を行う運動会なんですね(笑)。
伊藤 キャストも加わりながら、玉入れとかをするのも楽しそうですよね。他にもまたハロハピのみんなで遊園地にも行きたいし、ライブもやりたいし、みんなで海外にも行ってみたいし。ハロハピは“世界を笑顔にする”のが目標なので世界一周する“笑顔ツアー”もしたい!何でもできるのがハロハピのいいところなので、言うだけ言っておきます(笑)。
抽選で1名様に伊藤美来さんのサイン色紙をプレゼント!
●応募期間
2024年6月19日(水)~2024年6月26日(水)23:59
●応募方法
1:リスアニ!編集部の公式アカウント(@Lis_Ani)をフォローする
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【応募に関する注意事項】
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ハロー、ハッピーワールド! ミニAlbum
『どうしたってカーニバル!』
2024年6月19日(水)リリース
【Blu-ray付生産限定盤】
定価:¥8,800(税込)
品番:BRMM-10767
【通常盤】
定価:¥2,420(税込)
品番:BRMM-10768
<収録内容>
・CD
1.サンバロハッピ~!
2.ボクらの夏’s☆ショーたいむっ!!
3.むすんでわらって
4.キミを れっつ・はぶ・ふぁん♪
5.らいふ・いず・みゅーじかるっ♪♪♪
・Blu-ray ※Blu-ray付生産限定盤のみ
ハロー、ハッピーワールド! スペシャルイベント「ハッピー!ラッキー!スマイル!フェスティバル!」
1部公演
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バンドリ!トークイベント 最速先行抽選申込券
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