【その他の画像・動画等を元記事で観る】
「アイドルマスター」シリーズの6年ぶりの新ブランドとなるアプリゲーム「学園アイドルマスター」(以下、「学マス」)が、5月のサービス開始以降、大ヒットを続けている。ヒットの要因は様々あるが、“アイドルへの挑戦状”をテーマに掲げた楽曲の数々もそのひとつ。
INTERVIEW & TEXT BY 千葉研一
リーリヤを見た瞬間にシンパシーを感じました
――コミュを読んで思ったのですが、リーリヤって、もしかして……メンバーの中で1番怖いですか?
花岩香奈 どうなんでしょう。誤解かもしれないですけど、なぜか「怖い」って言われています(笑)。
――真実のほどはコミュを読んでいただくとして。そういう部分も含め、リーリヤもどんどん魅力が増してきましたね。
花岩 そうですね。親友の(紫雲)清夏ちゃんとの絡みだけかと思いきや、意外と(月村)手毬ちゃんたちとも絡むことが、最近になって増えてきました。
――そんなリーリヤとの出会いであるオーディションのことからお聞きします。生徒紹介とキャスト発表があった生配信(「初星学園HR 4日目!」)で、花海咲季のオーディションを受けに行った際に「このキャラも合うかもしれない」と提案されたのがリーリヤだったと話していました。そこで資料をご覧になった第一印象はいかがでしたか?
花岩 第一印象は「めちゃくちゃかわいい!」でした。私は咲季ちゃんのようなキャラクターをあまり演じたことがなかったので、咲季ちゃんを演じるにはかなり頑張らなくてはいけないと思っていたんです。
――資料には、最初からスウェーデン出身と書かれていたのですか?
花岩 スウェーデンとはありませんでしたが、「ハーフの子」と書いてありました。
――アニメやゲームに出てくるハーフの子って、日本語がカタコトな場合もあるじゃないですか。でも、リーリヤはそうではないですよね。そのことについての説明は?
花岩 特になかったです。ただ、セリフの原稿にはカタコト特有のカタカナ表記がなく、三点リーダー(…)が多めだったので、“日本語は普通に喋れるけど、言葉に迷うタイプの子”なのかなと解釈しました。日本に戻ってきたばかりなら、少し日本語を忘れている部分もあると思い、そんなに流暢すぎないように……ということも意識して。この時点では「海外から日本に、アイドルになりたい夢を持ってやってきた」との一文があっただけで、リーリヤの意志の強さはまだわかっていなかったので、大人しい感じや自信のなさを前面に出した演技をしました。
――その解釈も良かったのでしょうね。生配信で小美野さん(「学マス」メインプロデューサーの小美野日出文)は最初からかなり好印象だったと話していましたが、その場で決まったわけではなく、改めてリーリヤのオーディションを受けたそうで。
花岩 そうなんです。最初のオーディションではなにも伝えられなかったので、ダメだったのかと思っていました。その後、改めて正規のリーリヤのオーディションのご連絡をいただいて。テープオーディションが通ってスタジオオーディションに臨むときには、「今度こそ絶対にこの子を掴むんだ!」という気持ちでした。
オーディション用のセリフは短い内容でしたが、今度は自信のなさだけでなく意志の強さなども頑張って読み取って、必死に練習して臨みました。課題曲も、リーリヤならこの曲とどう向き合うかをすごく考え、リーリヤとして歌えるように練習したんです。
――それは例えば?
花岩 リーリヤは歌やダンスの経験はないですが、とにかく「アイドルになりたい!」という意志の強さがある子なので、ひたむきに一生懸命頑張るだろうなと思って。その一生懸命さや必死さを乗せられるように歌いました。
――それを聴いた皆さんの反応はいかがでしたか?
花岩 一生懸命さは乗せつつも、やはり最初はピッチを合わせてきれいに歌おうとしていたみたいで……。「音を外してもいいので、もっとがむしゃらに、花岩さんの地声に近いところで歌って欲しい」とディレクションをいただいたので、がむしゃらに一生懸命歌うよう心がけました。
――ちなみに、高音パートを歌うのは得意ですか?リーリヤのソロ曲は高音の出し方も印象的でしたから。
花岩 私はそこまで高音が得意なわけではないです。
声優を目指し始めてから、観る番組も聴く曲も変わりました
――リーリヤ役に合格したと聞いたときのことを教えてください。
花岩 マネージャーさんから「今後の話をしたいから、明日、事務所に来てほしい」と電話がありました。そして、事務所に行ったらマネージャーさんから直接、「合格です!」と。その場で泣きながら喜んだことを今でも覚えています。「アイドルマスター」シリーズに出ることは声優を始めたときからひとつの目標でもあったので、本当に嬉しかったです。
――嬉しいですよね。とはいえ、キャスト発表までは周りに言えないわけで。
花岩 「アイマス」の一員になれたんだ、って心の中でひっそり思っていました……2年間(笑)。長かったです。
――「アイマス」のことは、元々詳しかったのですか?
花岩 声優になるまでは“「アイドルマスター」という凄いコンテンツがある”と知っていた程度でした。声優を始めてから、「アイマス」関連のオーディションを受ける機会があり、そこから興味を持ち始めた感じです。特に「シンデレラガールズ」の西園寺琴歌ちゃんのオーディションを受けたことで、彼女の担当になってしまって(笑)。
――そういえば、花岩さんと同期で俳協に入所した梅澤めぐさん(「アイドルマスター シンデレラガールズ」辻野あかり役)、小森結梨さん(「アイドルマスター シンデレラガールズ」古賀小春役)、紫月杏朱彩さん(「アイドルマスター シャイニーカラーズ」七草にちか役)も「アイマス」の声優になりましたね。
花岩 そうなんです。すごいですよね!同期が頑張っている姿は、とても良い刺激になっています。
――ぜひ同期で一緒になる機会も見てみたいです。では、さらに花岩さんの音楽のルーツについても聞いていこうと思いますが、声優を目指していたときや、それ以前はどのような曲を聴いていたのでしょうか?
花岩 声優さんになりたいと思ってからは、声優さんの曲ばかり聴いていました。小倉 唯さんや水瀬いのりさんの曲をよく聴いていて、小倉さんやゆいかおりさんのライブには何度も行きました。『ラブライブ!』も大好きで、μ’sの楽曲もたくさん聴いていました。それと女性のアイドルが好きで、=LOVE(イコールラブ)の曲もよく聴いています。
――花岩さんくらいの年代の女性は、女性アイドルが好きな人が多いですよね。
花岩 そうですね。友達にも櫻坂46や日向坂46を推している子がたくさんいます。
――でも、アイドル志望ではなく、声優志望だったわけで。声優を目指す前はどのような曲を?
花岩 小学生のときは、お母さんがよく車の中で流していた昭和の曲、あとは西野カナさんや、嵐、ドリカム(DREAMS COME TRUE)も聴いていました。
――アニメは結構観ていたのですか?
花岩 声優を目指し始める中学3年まではアニメを全然観ていなくて、そこから一気にハマりました。
――中学3年に声優を目指すきっかけとなったアニメ作品があるそうですね。
花岩 『這いよれ!ニャル子さん』です。中学のときに憧れの存在だった子がいて、すごくかわいくて、儚げで、無口で、いつも教室の隅で静かに本を読んでいる女の子だったんです。ある日、帰り道が一緒になって、それからよく話すようになったのですが、その子はアニメが好きで、最初に勧められたのが『這いよれ!ニャル子さん』でした。
――ご覧になっていかがでしたか?
花岩 主人公の真尋くん(八坂真尋/CV:喜多村英梨)の声を女性がされていることに、すごく驚きました。それに、キャストの皆さんは全然声質が違っていて、「どこからこんな声を出せるんだろう?」と思ったんです。そこから「ニャル子さんの声を担当している声優さん(阿澄佳奈)はほかにどの作品に出ているのかな」と調べるようになりました。
高音パートもきれいに歌うのではなく、がむしゃらさや泥臭さを込めて
――ここからは、1stシングルに収録される3曲をはじめとする楽曲のことをお聞きします。キャストによって最初にレコーディングした曲は違うみたいですが、花岩さんは何を先に?
花岩 私はソロ曲の「白線」が最初でした。
――どの曲も難易度は高いですが、最初に「白線」というのもハードルが高いですね。曲を渡された時はいかがでしたか?
花岩 オーディションでもそうでしたが、リーリヤは絶対にしっとりとしたバラードを歌うと思っていたので、アップテンポで爽やかに駆け抜けるような曲でびっくりしました。それと同時に、私は歌うことは好きだけど苦手意識があったので、どういう風に歌い上げればいいのか、曲をいただいてからずっと「白線」のことを考え、悩みに悩み抜きました。
――悩み抜いた末に、事前レッスンや本番のレコーディングにはどのように持っていったのでしょうか?
花岩 1回目のレッスンでは、「オーディションでどういう風に歌ったのか」を考えました。オーディションで褒めていただいた感じを出せばいいのかと思い、オーディションの資料を全部引っ張り出してきて、どういう風に歌ったのかを思い出したんです。「そうだ、あのときはがむしゃらに、全力に、一生懸命に、あまりきれいに作らないで歌ったんだ……」と思って。オーディションで褒めていただいたままの歌い方の「白線」を持っていきました。ただ、それでも一生懸命さや全力さが足りていなかったみたいで、「まだきれいに歌おうとしていますね」とディレクションいただいたんです。「花岩さんが一生懸命やればリーリヤになるから」とも言っていただき、スタッフさんと一緒にリーリヤの歌声を作っていきました。
――リーリヤの歌声を作るのと同時に、リーリヤ自身の声も固めていった感じでしょうか。
花岩 そうですね。セリフの収録はまだしていなかったですし、リーリヤがどういう子で、どういう風に歌うのか、このときは本当に未知でしたから。小美野さんや佐藤貴文さん(「学マス」音楽プロデューサー)とたくさん話し合って、レッスンを何回もしていただいて、リーリヤを作り上げていきました。
――本番のレコーディングはいかがでしたか?苦労した点などあれば教えてください。
花岩 本番だけでなくレッスンのときから苦労していたのが、サビの高音です。この曲はサビがとても印象的な歌詞と曲調なので、聴いた人にとっても印象に残るようにしたいと佐藤さんがおっしゃっていて、それが課題のひとつでした。サビの“もっと高く”は何回も納得いくまで録らせてもらいました。
――リーリヤは“羽ばたく”といった言葉も似合いますが、“もっと高く”はどんな姿をイメージしましたか?
花岩 リーリヤがきれいに手を伸ばしている感じではなく、そこにがむしゃらさを入れていると言いますか……もっと高いところまで辿り着くには、過程は決してきれいなものだけではない。そこにスポ根のような泥臭さを込められるように意識しました。
――さらに、2番はサビの部分がDメロになっていて、そこからラスサビへと向かう構成も面白くて。“「愛しているよ!!」”の叫びも心にくるものがありました。
花岩 ラストのサビで転調をするところは、「今までやっていたのが全力だとしたら、それの200%で歌ってください」とディレクションしていただきました。“「愛しているよ!!」”の部分も「きれいに歌うことを意識しなくていいです」と。気持ちを伝えることを意識して、何回も録りました。
――オーディションのときから終始一貫して、表面上のイメージではなく、リーリヤの素や気持ちを出している感じなのですね。
花岩 はい。リーリヤのことをプロデューサーのみなさんに、より身近に感じていただけるようにしたかったので、より人間味溢れる歌声をお届けできるように意識しました。
――「白線」はライブ衣装が黒なのも印象的です。曲自体もそうですし、リーリヤは白のイメージがあったので意外でした。
花岩 私も絶対に白い衣装だと思っていたので意外に感じました。完成前に候補を3パターンくらい見せていただいたのですが、「黒なんだ」と思って。でも、白と黒のコントラストは絶妙にマッチしていますし、「白線」に込められた意志の強さが上手く表現されていると思います。
――そして、「白線」と「初」はゲーム内で全然歌えないバージョン(レベル1、ランクD)も出てきますが、リーリヤのレベル1の歌唱はかなりひどいですね(笑)。
花岩 はい(笑)。
――これを録るのは面白かったですか?難しかったですか?
花岩 私が歌ったらレベル1に近い感じになるので、レベル3よりはありのままで歌えた気がします(笑)。
――「白線」のレベル1はテンポについていけていないですし、ご自身もアップテンポな曲を初めて歌おうとするとあんな感じに?
花岩 はい。ありのままだと思います(笑)。
「初」や「Campus mode!!」はリーリヤのキャラクター性や表情を随所に
――次にレコーディングしたのが「初」とのことで。こちらは全体曲ですし、「白線」とはまた違った感じで臨んだと思いますが、曲の印象やレコーディングのことをお聞かせください。
花岩 曲調は「白線」とはガラリと変わりますが、この曲もすごく素敵だなと思いました。アップテンポな「白線」に比べると「初」はゆっくりなので、リーリヤのキャラクター性や表情をより色んな箇所に入れることができて、すごく楽しかったです。
――例えば、どこにどのような表情を入れたのでしょうか?
花岩 Bメロの“キモチバラバラ思いがぶつかって 上手くいかなくて困っちゃう”は本当に困っている演技というか、リーリヤがふにゃふにゃになっているように歌っていますし、サビの“一つの夢を叶えたい思いは きっと誰にも負けないわ”には意志の強さを込めています。リーリヤのキャラクター性を詰め込むのにすごくいい歌詞だなと思いました。
――それは「Campus mode!!」にも当てはまりそうですね。“振りのポーズが全然決まらない”とか、リーリヤの困っている姿が目に浮かぶ歌い方をしています。
花岩 そうですね。「全力でリーリヤが困っているように歌ってください」と言われたので、あのような歌い方になりました。
――その「Campus mode!!」は賑やかな曲ですが、リーリヤとして歌うのはいかがでしたか?
花岩 この曲も事前にレッスンしていただき、そこでディレクションいただいた内容を持ち帰って本番のレコーディングに臨みました。でも、アップテンポな中にすべての表情を入れなくてはいけなくて、意志の強さを示したかと思ったら次はふにゃふにゃになるとか、切り替えが忙しかったです。
――シングルにはソロ歌唱バージョンが収録されますし、表情や歌い方も注目ですね。そんな「初」や「Campus mode!!」は親愛度コミュでライブ映像とともに聴いて感動した人も多いと思います。
花岩 私もリーリヤがくじけたり、たくさん失敗したりする姿をプロデュースの過程で見ているので、親愛度コミュの第9話でTrue Endのライブを見たときは、より一層感じるものがありました。こんな大勢の前で堂々と、笑顔で歌えるようになったんだな……って涙が出てきちゃって。第10話で「Campus mode!!」を聴いた時も、これからも頑張るんだっていう意志の強さを感じて、また泣きました。
――続いて、今回のシングルには収録されないですが、実装済みの曲についてもお聞きします。誕生日に配信されたソロ曲「Wake up!!」はいかがでしたか?
花岩 こちらは「白線」とはまた違った曲の印象で、歌詞からもわかるように、絶対に負けない気持ちが伝わってきました。「白線」は意志の強さがありつつもステージで楽しんでいることを意識しましたが、「Wake up!!」は「戦うんだ!負けないんだ!ここから頑張るんだ!」という意志の強さをより前面に出して表現しています。
――曲全体もそうですし、サビからもそれがすごく伝わってきます。フレーズで特に好きなところをあげるならどこでしょうか?
花岩 ラスサビの“こんなもんじゃないんだ ここから起き上がって”とか、リーリヤはただ自信がないだけの子ではない、失敗したから諦めるような子じゃないことが伝わってくる歌詞がいいなと思いました。いっぱい失敗するし、くじけることもあるけど、「アイドルになりたい」という夢があるから絶対に起き上がる。この歌詞を聴いた瞬間に、みんなリーリヤのことが好きになるだろうなと思います。
――シーズンイベントの曲としては、「冠菊」をリーリヤがメインで歌唱しています。こちらは和を感じる楽曲ですね。
花岩 この曲も大好きなんですけど、すごく難しかったです。どういう風にリーリヤのキャラクター性を曲に入れようかなと思い、「リーリヤが誰かを演じている」「リーリヤが“かっこいい”を演じている」といったイメージで歌うようにしました。リーリヤのまま歌ってしまうと結構ほわほわふわふわになってしまうので、演じることで表情の出し方を変えました。
――声の出し方にも、どことなく和を感じました。
花岩 「白線」や「Wake up!!」は、リーリヤがはっちゃけているようなかわいい声の出し方をしていますが、「冠菊」は和のテイストのあるかっこ良さも意識しています。それがリーリヤの儚さともマッチするかなと思い、かっこ良さに全振りしつつ声の出し方も意識しました。
――ゲーム内のライブ映像もかっこ良かったですよね。
花岩 すごく良かったです。(手に入れるのに)結構苦労しましたけど(笑)。
――普段と違うという意味では、同じくシーズンイベント曲であるサマーソング「キミとセミブルー」も楽しく歌えたのでは?
花岩 はい。こちらは楽しいに全振りして、リーリヤがステージで楽しんでいる、観客を盛り上げている様子をイメージして歌いました。
リーリヤと清夏は、お互いを尊敬し高めあっていける存在
――シーズンイベントなどバラエティに富んだ曲も増えてきて、リーリヤとして今後どんな曲を歌ってみたいですか?
花岩 「冠菊」のコミュで少し恋愛チックな雰囲気がありましたけど、リーリヤとしてラブソングを歌ってみたいです。振り回されてあわあわしているのもまたかわいいだろうなって。あとは「冠菊」以上にかっこ良さを前面に出した、ロックな曲も歌ってみたいです。
――ラブソングの歌い方に悩んで、清夏に相談するかもしれないですよね。花岩さんはリーリヤと清夏の関係性についてはどう感じていますか?
花岩 清夏ちゃんはリーリヤがアイドルになるために、プロデューサーと同じくらい必要不可欠な存在だと思っています。リーリヤの親愛度コミュでも清夏の親愛度コミュでも、お互いがお互いに影響し合って、結果的にいい方向に向かうのが本当に尊くて。どちらも欠けてはいけない存在なんです。
――アイドルの紹介だけではわからなかった2人の関係性が、ゲームがリリースされてからよりわかるようになって。
花岩 最初は「見た目も性格も全然違うのになんで仲良くなったんだろう?」って思いますものね。でも、サポートカードのコミュでもお互い好きなことがわかりますし、この2人はお互いを尊敬している部分があるからこそ、高め合っていける存在で。お互いのために頑張ろうって思えるのが素敵だなと思いました。
――この2人がいる「1年1組」には花海咲季、月村手毬、藤田ことねもいて、イベントコミュは結構カオスな状態から始まりました。1年1組については、正直どう思いますか?
花岩 そうですね……清夏ちゃんがいなければ終わりだなって思います(笑)。でも、「冠菊」のイベントコミュ(「夏宵フェイスオフ」)であったように、咲季ちゃんとことねちゃんは打ち解ければすごくリーリヤに優しくしてくれて。手毬ちゃんはリーリヤとは性格が全然違いますが、目標に一途なところは一致していて。そこは手毬も認めているので、相性がいい2人だなって思いますし。これからもたくさん絡んでほしいです。
――1年1組以外では、麻央先輩(有村麻央)との絡みもドキドキする感じです。
花岩 少女漫画を見ているような絡みですよね。「冠菊」ガシャで登場したサポートカード「やさしさ、あったかい」のコミュもお勧めです。
――それぞれの関係性がさらに描かれていくのが楽しみです。楽しみといえば、9月1日から“学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初心公演-”がスタートします。レッスンをやってみていかがですか?
花岩 キャラクターを演じながら歌って踊るのがこんなにも大変なんだと、身をもってひしひしと感じています。楽しみな気持ちもありますが、「これでプロデューサーさんたちは納得してくれるかな?」って不安や緊張もすごく大きくて。時間もお金も使ってリーリヤを観に来てくださるプロデューサーさん、配信で観てくださるプロデューサーさんに、「そこにリーリヤがいた」「リーリヤに会えた」と言ってもらえるように頑張っています。
――どんな感じのライブになりそうか、見どころをお聞かせください。
花岩 私自身が全力で頑張っているところは、リーリヤとマッチするんじゃないかなと思っています。一緒に出演する薄井友里ちゃん(姫崎莉波役)と伊藤舞音ちゃん(倉本千奈役)も本当に魅力的で。3人の穏やかでふわふわした空気感は、“初声公演”や“初恋公演”とはまた違う雰囲気を出せると思いますので、そこもぜひ観てもらいたいです!
●リリース情報初星学園
葛城リーリヤ 1st Single「白線」
8月28日(水)リリース
品番:BNEI-00168
価格:¥2,500(税込)
<CD>
01 白線
02 初 [葛城リーリヤ Solo ver.]
03 Campus mode!! [葛城リーリヤ Solo ver.]
04 白線 [Instrumental]
05 初 [Instrumental]
06 Campus mode!! [Instrumental]
関連リンク
「学園アイドルマスター」公式サイト
https://gakuen.idolmaster-official.jp/
【公式】アイドルマスター ポータル
https://idolmaster-official.jp/