結成25周年をガーディアンズと祝う!JAM Project、...の画像はこちら >>

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アニソンシーンに燦然と輝く最強グループ・JAM Projectが、ファンクラブ主催ライブ“MOTTO! MOTTO!! + presents JAM PARTY 2025 ~ We Can Fly ! ~”を7月17日にZepp Haneda(TOKYO)にて開催した。7月17日はJAM Projectの結成記念日であり、結成から25周年を迎えた記念すべき日のライブは久々となるバンドを従えて行われた本公演。

大阪・神奈川での25周年ライブを11月に控えるなか、彼らが今なお最強のアニソングループであることを証明するストロングなステージを繰り広げた。

TEXT BY 澄川龍一
PHOTOGRAPHY BY 尾形正茂(SHERPA+)

JAM Project結成の日は、25年のキャリアを巡る名曲と共に

先日リリースされたばかりの15枚目のベストアルバム『JAM Project BEST COLLECTION XV FINAL COUNTDOWN』からの楽曲が流れるこの日の会場・Zepp Haneda(TOKYO)のステージ上には、本イベントのタイトルが記された巨大なバックドロップが掲げられている。この日はJAM Projectのファンクラブ「MOTTO! MOTTO!! +」の会員を対象としたアニバーサリーライブということもあって、この日詰めかけた多くのガーディアンズ(JAM Projectのファンの総称)の熱量も高く、バンドを背負った久々のワンマンライブの幕開けを待っていた。そして会場が暗転し、荘厳なSEが流れステージ上のバックドロップが赤く照らされると、客性もそれに呼応して赤いペンライトを灯す。この日のバンドメンバーである奈良悠樹(g)、山本直哉(b)、青山英樹(ds)、西村奈央(key)、Leda(g)の5人、そして遅れて福山芳樹、影山ヒロノブ、奥井雅美、きただにひろし、遠藤正明の順で、JAM Projectのメンバーがステージに歓声と共に登場、横一列に並んだ。SEが終わって一瞬の静寂の後に影山の口から歌われたのは、2001年にリリースされた5thシングル「鋼の救世主」最初のフレーズだ。どよめきと歓声が交錯するなかすぐさま5人の声が重なる重厚なボーカリゼーションが響き渡れば、健在なハーモニーにバンドサウンドが重なる。その音像たるやとにかくラウド。今回からLedaが加わってツインギター体制となったこともあり、バンドのサウンドはタイトながら爆音を鳴らし、JAM Projectメンバーの5声とも相性がぴったりだと感じさせる。もちろん、中盤の福山によるスクリームや終盤の遠藤による超ロングトーンといったお馴染みの光景も見られる。7月17日というJAM Project結成の日、しかも25周年というメモリアルな瞬間のオープニングで鳴らされるべきアンセムによってこの日のパーティは幕を開けた。

続いては2011年リリースの43thシングル「Vanguard」へ。2001年から2011年と、10年の時をまたぐというそのキャリアを改めて感じさせる構成ながら、ステージ上のメンバーは変わらずアクティブなステージングを展開。

最年長の影山も“いくぜ!”と歌ってジャンプするなど、エネルギッシュな空間が作られていった。そしてそのまま、更なるアンセム「レスキューファイアー」を投下し、会場の熱量は延焼を見せる。終始テンションの高いボーカルを聴かせる5人のパフォーマンスは圧巻の一言で、最後はもちろん遠藤の「爆鎮完了!」のシャウトで締め括られた。

とてつもない盛り上がりで幕を開けた最初のブロックで、上気した会場のなかで、遠藤が「平日にもかかわらず集まってくれてありがとうございます。会いたかったぜー!」と叫ぶ。そしてこの日でJAM Projectが結成25周年を迎えたことを告げると、会場からは割れんばかりの拍手と歓声が響き渡った。そこから残りのメンバーが次々と挨拶をすると、最後に影山が「この曲をやるのめっちゃ久しぶりだと思うんやけど」と言って続いての曲へ。荘厳なイントロと共に始まったのは2012年作「鋼のレジスタンス」だ。遠藤のソロから始まって影山ときただに、遠藤と福山というデュオで聴かせた後に奥井と福山がソロでというマイクリレーを見せれば、サビ直前には5人による“Z”のシャウトが振付と共に見られる。そこからファストなビートも加わった「Believe in my existence」を披露し、先日リリースされた最新ベストアルバム『JAM Project BEST COLLECTION XV FINAL COUNTDOWN』にも収録されたメロディアスな「But still we…」へと続く。

ここからのMCでは福山と奥井が担当。『JAM Project BEST COLLECTION XV FINAL COUNTDOWN』収録楽曲に触れつつ、続いての楽曲もまたアルバムの収録曲であることを告げる。

影山のタイトルコールでスタートしたのは、今夏リリース予定のゲーム「Nintendo Switch(TM) / PlayStation(R)5 / STEAM(R)「スーパーロボット大戦Y」のOP主題歌「反撃 Fight Back!」だ。中東風のミステリアスなイントロから一気に火を注ぐかのようなエネルギッシュかつグルービーなサウンドが響く、新たな「スパロボ」アンセムにふさわしい熱い1曲だ。そのまま「暁を撃て」のロマンチックなメロディが鳴らされた後は、影山が「ここからもう1レベル上げてくぞー!」と叫んで、JAM流のロックンロール「Over the Max ~魂の継承~」と続ける。途中にはドラム、ベース、キーボード、ギターのソロパートを挟んで更にテンションアップ、まさにMAXを超えた熱量がZepp Hanedaを包み込んだ。そんなあまりに熱い余韻のなかで、5人のアカペラから始まったのは「其れは穢れなき修羅の涙」へ。ブルージーな風合いのなか5人のボーカルが分厚くも哀愁漂う1曲だ。

変わらず最強を証明するライブ、その先に見えるものとは

本編最後のMCでは影山が「いやあ、やっぱりJAMのステージは歌っていて楽しいね」と語る。そんななか告知として、10月17日に公開予定の映画「牙狼<GARO>TAIGA」主題歌をJAM Projectが担当することを発表。奥井が作詞、影山が作曲を担当したその主題歌「TAIGA~守りし者よ風の如く~」は、「牙狼<GARO>TAIGA」の本予告でも少し聴くことができる。そしてもう1つ、10月から放送開始となるアニメ『ワンパンマン』第3期OPテーマを、1、2期に続いて担当することが発表された。影山からも「震えて待て、ドワハハハハ」といつものフレーズが聴かれたのち、「あと2曲で燃え尽きるんやで!静寂の!」と叫べば、ガーディアンズからは「アポストル!」と絶叫が返ってくる。次の瞬間、「静寂のアポストル」の爆音が鳴り響いた。JAM Projectのディスコグラフィの中でも強靭なヘビネスが聴かれる『ワンパンマン』楽曲。

まさにこの日のクライマックスを飾るにふさわしい狂乱の様相を呈している。そしてそのままセットはもう1つの『ワンパンマン』アンセム「THE HERO !! ~怒れる拳に火をつけろ~」へと続く。5人のシャウトが響き渡る、バンドとボーカルが渾然一体となった轟音がステージ上から放たれ、まさに燃え尽きんばかりのテンションのまま、本編を駆け抜けた。

JAM Projectの5人とバンドメンバーがステージを去った後、待ってましたとばかりにガーディアンズによる「Motto! Motto!!」のシュプレヒコールが鳴り響く。それに導かれて登場した5人、まずは影山が「今日改めて自分たちが思い知りました。俺たちは大きな、確かな愛に守られていることを自覚しました」と感謝を述べれば、遠藤が「今年は25周年ということで11月に大きなライブがありますけど、俺は全身全霊11月のライブにすべてをかけて燃え尽きたいと思います」、きただにも「みんなの声が年々でかくなってきてこっちも頑張らないとなって思いました。11月はおみまいしてやるぜ!」と来る11月のツアーに想いを馳せた。奥井は「これからも盛り上がって25周年、30周年までいけたらいいなと思います」、福山は「会員限定とはいえ初めてライブを観たという人もいて、これからも息の長いグループをめざしていきます」と今後の活動に向けて更なるエネルギーを充填したようだ。そして影山から、「俺たちにとって大切な曲を贈りたいと思います」と告げてアンコール1曲目「KI・ZU・NA」を披露。2001年に発表された初期JAM Projectの名バラードだ。影山をはじめソウルフルなボーカルを存分に堪能した後は、最後に会場が一体となったシンガロングを聴かせ、それが5人のハーモニーに収束していく感動的なエンディングを見せる。そしてステージ中央に集まった5人は、すぐさま鳴らされたピアノのイントロと共に、今度は重厚なクワイアを響かせる。

この日最後に鳴らされるのはもちろん、完全無欠のアンセム「SKILL」だ。ステージ上の5人だけではなく、客席のガーディアンズもひっきりなしにシンガロングする、JAM Projectのライブの真髄がここにある。まさに燃え尽きんばかりの咆哮が響き渡った、この日最高の盛り上がりを見せたところで、中盤ではお馴染みのコール&レスポンスのパートへ。ここではタオルを手にしたきただにが“部長”としてして登場。JAM Projectのライブではお馴染みの光景である、タオルを叩きつけながら残った体力をすべて搾り取らんばかりに観客を煽り散らかすキレ芸を披露しつつ、ガーディアンズとのコール&レスポンスを存分に楽しんだあとにとてつもない爆発力のまま、この日のエンディングを迎えたのだった。

グループとして25年、そして個々のメンバーはそれ以上のキャリアがあるなかで(影山は今年7月で芸能生活48周年)、いまだにこれほどラウドで熱量の高いパフォーマンスが見られるのか……と感服するしかない、バンドもオーディエンスも含めて極めてエネルギッシュなステージとなったこの日。もちろんそのキャリアに裏打ちされた円熟のボーカル、25年の蓄積ともいえる数々の名曲たちもあってのことだし、それらが一体となった、まさにJAM Projectにしかできないライブというものが2025年に観られたことは実に重要だ。彼らはこの後、久々となる“Animelo Summer Live 2025 -Thanxx!-”への帰還も含めた夏を経て、いよいよ25周年イヤーの本丸といえる大阪・神奈川でのワンマンライブへと突入する。2000年代以降の現代アニソンのアイコンにしてシーン最強のユニットによる最高のステージを目撃するまたとないチャンスがもう目の前に迫っている。

<セットリスト>
01.鋼の救世主(PlayStation版『スーパーロボット大戦α外伝』オープニングテーマ)
02. Vanguard(TVアニメ『カードファイト!! ヴァンガード』オープニングテーマ)
03. レスキューファイアー(TV特撮ドラマ『トミカヒーロー レスキューファイアー』オープニングテーマ)
04 鋼のレジスタンス(PSP『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』オープニングテーマ)
05. Believe in my existence (TVアニメ『カードファイト!! ヴァンガード』オープニングテーマ)
06 But still we…(スマートフォンアプリ『スーパーロボット大戦DD』第三弾主題歌)
07. 反撃 Fight Back!
(Nintendo Switch™ / PlayStation®5 / STEAM®『スーパーロボット大戦Y』オープニング主題歌)
08. 暁を撃て(TV アニメ『マブラヴ オルタネイティブ』第二期オープニング主題歌)
09. Over the Max~魂の継承~(新日本プロレス『G1 CLIMAX 32』大会テーマソング)
10 其れは穢れなき修羅の涙(TVドラマ「牙狼<GARO>ハガネを継ぐ者」オープニングテーマ)
11. 静寂のアポストル(TVアニメ『ワンパンマン』第2期オープニング主題歌)
12. THE HERO!!~怒れる拳に火をつけろ~ (TVアニメ『ワンパンマン』第1期オープニング主題歌)

EN1. KI・ZU・NA
EN2. SKILL(プレイステーション2用ゲームソフト『第2次スーパーロボット対戦α』オープニング主題歌)

<SETLISTプレイリストLINK>
https://JAMProject.lnk.to/JAMPARTY2025_setlist

関連リンク

JAM Project 25周年特設サイト
https://jamproject25th.com/

JAM Project 公式X
https://x.com/JAMProject_0717

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