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『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(09)、『おおかみこどもの雨と雪』(12)、『バケモノの子』(15)、『未来のミライ』(18)、そして『竜とそばかすの姫』(21)。これまでに国内外の数々の賞に輝き、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けているアニメーション映画監督・細田守。
そんな細田の最新作となる『果てしなきスカーレット』のテーマは、“生きる”。「人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。今、この大きなテーマを、観客と一緒に考えたい」という細田監督の想いから始まった本作は、主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、≪死者の国≫で再び、宿敵に復讐を果たそうとする物語。スカーレットの声を演じるのは、芦田愛菜。スカーレットと共に旅をする現代の日本人看護師・聖(ひじり)を岡田将生が演じる。さらに、スカーレットと聖の前に立ちはだかる最凶の宿敵・クローディアスを圧倒的存在感で役所広司が演じる他、市村正親・吉田鋼太郎・斉藤由貴・松重豊・山路和弘・柄本時生・青木崇高・染谷将太・白山乃愛・白石加代子と日本を代表する豪華キャスト陣が集結し、新たな細田作品を彩る。
本作は第82回ヴェネチア国際映画祭の【アウト・オブ・コンペティション部門】、第50回トロント国際映画祭【スペシャル・プレゼンテーション部門】、第63回ニューヨーク映画祭【スポットライト部門】へと選出。ヴェネチア国際映画祭での公式上映では10分を超えるスタンディングオベーションが巻き起こり、大反響を呼んだ。
さらに本作は、日本および全世界で東宝とソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの共同配給が決定!『時をかける少女』から19年、これまでのスタジオ地図・細田守監督作品のイメージを覆す衝撃の最新作が、いよいよ11月21日(金)に日本公開、12月のアメリカでの先行公開を皮切りに、世界で順次公開される。
11月5日には東京国立博物館・表慶館前にてジャパンプレミアイベントを実施。ついに本作が日本で初めてお披露目された。上映前には、芦田愛菜・岡田将生をはじめとする豪華キャスト陣と細田守監督がイベントに登壇。
物語最後に流れる、スカーレットの“果てしなき旅路”を締めくくるにふさわしいEDテーマ「果てしなき」。この歌詞を細田監督が書き下ろし、さらに、本作の主人公、王女・スカーレットを演じた芦田愛菜が、スカーレットとして歌唱していることが解禁となった。芦田は、“復讐心を剥き出しにした強い”スカーレットとしてではなく、尊敬する亡き父・アムレット王のように平和を願う“心優しき一国の王女”スカーレットとして、透明感溢れる希望に満ちた声で歌いあげ、作品の最後の最後までスカーレットを演じ切る。
本作において、音楽に加えてセリフ・効果音などの映画の音響全体を調整する役割であるサウンド・スーパーバイザーも担ったのは、『竜とそばかすの姫』で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した岩崎太整。細田守監督が挑戦する「新しい映像表現」を音楽という観点から支える。細田監督が書き下ろしたEDテーマ「果てしなき」の作曲を務めた岩崎は楽曲について「曲の中で始まりと終わりの音だけを決めていて、その間のリズムは規定していない部分がありました。そこは、芦田さん自身の感覚で歌い上げてもらいながらも、最後はしっかり演奏に合うように調整して歌ってもらいました。だからこそ芦田さんにしか歌えない節回しになっています」と、この曲が唯一無二であることを明かした。聴いた誰しもの耳に残る印象的なこの楽曲が、スカーレットの物語をどのように華を添えて締めくくるのか、是非劇場で確かめてほしい。
さらにこのEDテーマ[「果てしなき」を使用し、本編映像を盛り込んだ特別PVも公開。また、本作の公開を記念し、『果てしなきスカーレット』を読み解く4本の特別番組が放送されることが決定した。
本作と報道番組『news zero』がコラボレーションした特別番組では、今年7月に行われたヴェネチア国際映画祭に番組が同行し、現地取材。熱気あふれる映画祭の模様や、日本アニメーションが世界で注目を集める背景に番組独自の切り口で迫る。
また、“新たなアニメーション映画の誕生”というテーマで、豪華キャストが語り尽くす特別番組では、【スカーレット役の芦田×聖役の岡田×監督・細田守】の座談会と【クローディアス役の役所広司×監督・細田守】の対談というプレミアムな組み合わせのインタビューを楽しむことができる。
さらに、“果てしなき制作の旅路”を追ったドキュメンタリー番組では、監督が特に力を入れた「映像表現」と「音楽」にスポットを当て放送。制作に携わった全てのスタッフがそれぞれ、“新たなアニメーション表現”という未知なる領域を求め、追い続けた4年間の苦悩と創造に密着した貴重な映像となっている。
特別番組概要 ※各地域の放送の詳細は映画公式HPをご確認ください。
1. 「news zero特別版「果てしなきスカーレット」日本アニメーション新時代へ」
放送日時: 2025年11月15日(土) 15:00~15:30 (*関東ローカル)
番組概要: 世界公開される『果てしなきスカーレット』を、日本アニメーションが世界で注目を集める背景と共に紹介。ヴェネチア国際映画祭の盛り上がりの舞台裏や、細田守監督の制作現場、さらに岡田将生の視点を通して、日本が誇るアニメーションやマンガ文化の魅力迫ります。
2. 「芦田愛菜×岡田将生×役所広司が見た「果てしなきスカーレット」誕生と細田守の挑戦」
放送日時: 12月6日(土) 14:30~15:00 (*関東ローカル)
番組概要: 公式メイキング素材を中心に、本作の魅力に迫る特別番組。芦田愛菜と岡田将生、細田守監督による座談会のほか、役所広司と細田守監督との貴重な対談の模様もお届けします。豪華キャスト陣が“新たなアニメーション映画の誕生”を語り尽くします。
3. 「果てしなきスカーレット」をめぐる4年の日々 ~細田守の新たな挑戦~
放送日時:11月17日(月) 26:35~27:05 (*関東ローカル)
番組概要: 4年間の制作過程を追った公式メイキングドキュメンタリー。
細田守監督が本作で挑む、「新たな映像表現」にフォーカスしたドキュメンタリー。キャスト陣のアフレコ収録時の様子やヴェネチア国際映画祭でのオフィシャル映像などを交えつつ、細田監督の元、誰も見たことのない圧倒的な映像世界を創り出すため、全く新しい映像表現へ挑戦。チームで未知の世界を模索し続けた4年間の苦悩と創造の軌跡を追いました。
4. 「果てしなきスカーレット」をめぐる4年の日々 ~細田守×岩崎太整 映画音楽の世界~
放送日時:11月18日(火) 26:55~27:25 (*関東ローカル)
番組概要: 4年間の制作過程を追った公式メイキングドキュメンタリー。
本作の世界観を表現する「音楽」にフォーカスしたドキュメンタリー。『竜とそばかすの姫』に続き、細田監督とタッグを組む音楽家・岩崎太整が音響全体を設計し、常識外れの音作りに挑む。総勢210名の弦楽録音や巨大オリジナル楽器の開発、世界中の民族楽器での収録など“映画館でしか聴けない音”を追求した4年間の創造の裏側に迫ります。
さらに11月25日には、『時をかける少女』(06)から19年に渡って、細田守監督とスタジオ地図を追いかけ続けた日経エンタテインメント!(日経BP)から、書籍「スタジオ地図15周年『果てしなきスカーレット』で挑む世界」の発売が決定。『果てしなきスカーレット』の、企画・脚本に始まり、役者による声の演技、キャラクターデザイン、CG制作、国内宣伝、そして世界展開に至るまでどのように作られてきたのか、キャスト・スタッフインタビューによって紐解いていく。
公開まであと2週間。観るものすべてに「生きるとは何か―」「愛とは何か―」を問いかける壮大な物語。この冬世界は、スカーレットの決断に涙する……。
『果てしなきスカーレット』
公開日:2025年11月21日(金)
監督・脚本・原作:細田守
企画・制作:スタジオ地図
【キャスト】
芦田愛菜
岡田将生
山路和弘 柄本時生 青木崇高 染谷将太 白山乃愛 / 白石加代子
吉田鋼太郎 / 斉藤由貴 / 松重豊
市村正親
役所広司
配給:東宝 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
<イントロダクション>
青春、家族の絆、親子愛、種族を超えた友情、命の連鎖、現実と仮想の世界…。
様々な作品テーマで日本のみならず世界中の観客を魅了し続ける、アニメーション映画監督・細田守。
最新作『果てしなきスカーレット』では、ストーリー・映像表現共にこれまでにない全く新しい境地へ。
本作の主人公は、国王である父を殺した敵(かたき)への復讐を心に誓う王女・スカーレット。
≪死者の国≫で目覚め、それでも復讐の戦いに身をゆだねながら旅を続け、現代からやってきた看護師の青年・聖(ひじり)と時を超えた出会いを果たし、彼への信頼と愛情に、心動かされ変化してゆく感動の物語。
この物語は、「生きるとは何か?」という本質的な問いを観るものすべてに突き付ける。
また本作では、これまで描いてきた作風を一新し、全く新しいアニメーション表現に挑戦。狂気に満ち溢れた世界が、2Dでも3Dでもない圧倒的な映像によって、壮大かつ鮮明に描かれる。
そして本作は、日本および全世界で東宝とソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの共同配給が決定しました。
日本から世界へ、『果てしなきスカーレット』は放たれてゆく。
『時をかける少女』から19年。細田守監督が描き続けてきた壮大なテーマ性と内面世界。
根底に流れる精神は今も変わらず、観るものすべての心を掴み、大きく揺さぶる―。
<ストーリー>
死んで、生きて、愛を知った。
父の敵(かたき)への復讐に失敗した王女・スカーレットは、≪死者の国≫で目を覚ます。
ここは、人々が略奪と暴力に明け暮れ、力のない者や傷ついた者は<虚無>となり、
その存在が消えてしまうという狂気の世界。
敵(かたき)である、父を殺して王位を奪った叔父・クローディアスもまたこの世界に居ることを知り、スカーレットは改めて復讐を強く胸に誓う。
そんな中彼女は、現代の日本からやってきた看護師・聖と出会う。
時を超えて出会った二人は、最初は衝突しながらも、≪死者の国≫を共に旅することに。
戦うことでしか生きられないスカーレットと、戦うことを望まない聖。
傷ついた自分の身体を治療し、敵・味方に関わらず優しく接する聖の温かい人柄に触れ、凍り付いていたスカーレットの心は、徐々に溶かされていく――。
一方でクローディアスは、≪死者の国≫で誰もが夢見る“見果てぬ場所”を見つけ出し、我がものにしようと民衆を扇動し、支配していた。
またスカーレットが復讐を果たすために自身を探していると聞きつけ、彼女を<虚無>とするために容赦なく刺客を差し向ける。
スカーレットと聖もまた、次々と現れる刺客と闘いながら、クローディアスを見つけ出すために、“見果てぬ場所”を目指してゆく…。
そして訪れる運命の刻(とき)。
果てしない旅路の先に、スカーレットがたどり着く、ある<決断>とは――
<細田守プロフィール>
1967年生まれ、富山県出身。1991年に東映動画(現・東映アニメーション)へ入社。アニメーターを経て、1999年に「劇場版デジモンアドベンチャー」で映画監督としてデビュー。その後、フリーとなり、「時をかける少女」(06)、「サマーウォーズ」(09) を監督し、国内外で注目を集める。11年にはプロデューサーの齋藤優一郞と共に、アニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。「おおかみこどもの雨と雪」(12) 、「バケモノの子」(15)でともに監督・脚本・原作を手がけた。「未来のミライ」(18)(監督・脚本・原作)で第91回米国アカデミー賞長編アニメーション作品賞にノミネートされた。「竜とそばかすの姫」(監督・脚本・原作)は自身の監督作品歴代1位の興行収入を記録。第74回カンヌ国際映画祭カンヌ・プルミエール部門に選出された。
<スタジオ地図とは>
2011年4月にプロデューサーの齋藤優一郎が細田守と共に、映画制作を行う拠点として設立。スタジオ地図は、アニメーション映画を企画・制作するスタジオであり、そのスタジオ名には「これまで描かれていないモチーフやテーマ、そして表現にチャレンジして、まだまだ無限に可能性が広がるアニメーション映画という大地に新しい地図を作る」という映画制作に対する精神が込められている。
https://studiochizu.jp/
ⓒ2025 スタジオ地図
関連リンク
『果てしなきスカーレット』公式サイト
https://scarlet-movie.jp/
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