三森すずこが歌詞を提供!マイペースな二人の「人魚姫」のための歌
――まずは前作「きまぐれチクタック」でデビューして以降の感想についてお聞かせください。4月には初のトーク&ミニライブイベント“harmoe canvas session Ⅰ”も開催されましたが、ファンの方の反応や反響はいかがですか?
岩田陽葵 オンラインサイン会などで皆さんからいただくコメントを見ていると、harmoeの活動や楽曲を通して私たちのことを知ってくれた方も結構いらっしゃって、すごく嬉しいです。4月のイベントが初ステージだったのですが、私たちの楽曲は独特の世界観が確立されているものばかりなので、多分ファンの方も「どんなライブになるんだろう?」と考えていたと思うんですよ。でも、実際にパフォーマンスを観てもらえたら、harmoeの世界観やダンスを好きになってくれていることを、当日ライブをやっていても肌で感じることができました。
小泉萌香 私も同じく、そう感じました。私たちのグッズにはペンライトがなかったにも関わらず、皆さんちゃんとペンライトを用意してくださっていて、曲に合わせて振ってくださって、すごく嬉しかったです。私たちの世界観をしっかりと伝えられたかなと思います。
――オンラインサイン会の様子を拝見していて感じたのですが、harmoeは海外のファンの方も多くいらっしゃるみたいですね。
岩田・小泉 そうなんですよ!
――中国や韓国、インドネシアなど、色んな国の方からの反応があるみたいですが、あれは何か理由があるのですか?
小泉 私たちもわからないんですよ。アジア圏はもちろんなんですけど、アメリカやヨーロッパ、プエルトリコからも(オンラインサイン会に)参加していただいて。
岩田 ロシアからとかもあるよね。それも楽曲の力があるのかな?海外の方にも好きになってもらえるような曲調なのかも。
――たしかにharmoeの楽曲は、フューチャーベースやジャージークラブといった最先端のクラブミュージックの要素を取り入れているので、その意味では海外の人にも受け入れられやすいのかもしれませんね。
岩田 音楽がきっかけだとしたらすごく嬉しいですね。でも、私たちも毎回ビックリだよね。「えっ、フランスから!?」みたいな(笑)。
小泉 harmoeからなのか、ほかの作品からなのか。どこで出会ってくれたのか知りたいよね。気になる。
――今回のニューシングルの表題曲「マイペースにマーメイド」も、前作「きまぐれチクタック」に続きTomgggさんが楽曲提供した、夏が似合うフューチャーベース系のナンバー。しかも作詞は、お二人とは『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』で縁深い三森すずこさんが担当しています。
岩田 二人でポニーキャニオンからデビューさせてもらえることになったときに、みもさん(三森)が「いつか作詞したい!」と言ってくださっていたんです。
小泉 ほぼ夢みたいな話だと思っていたので、こんなに早く叶っちゃうんだと思って。歌詞も、みもさんの優しさやかわいらしさが出ていますし、言葉のチョイスがすごくお洒落なんですよね。“クラゲのネオン”とか。私は“検索 絶景␣ビーチ”のところがすごく好きで、この歌詞が歌えることにワクワクしました。
岩田 みもさんが「二人のことを考えながら作詞するのがすごく楽しかった」とおっしゃっていたので、どんな歌詞になるか楽しみにしていたら……もうみもさんそのものがトロピカルな方じゃないですか。
小泉 夏が似合うよね。
岩田 そう、太陽やマーメイドも似合うし、夏みたいにすごく明るい方なので、それがすごく詰まった歌詞だなと感じて、初めて歌詞を見たときからすごく好きになりました。私は特に2番の“メロンソーダみたいな海 ジュワッと溶けたオレンジ”のところが、情景が思い浮かんでくるような歌詞で好きです。
――言葉のセレクトに今の女の子っぽさが溢れていて素敵ですよね。三森さんはお二人のことを考えて作詞したとのことですが、自分たちらしさを感じる部分はありますか?
岩田 “マイペース”ですね。
小泉 そうだよね。
――お二人ともマイペースという自覚があるのですか?
岩田 とってもマイペースです(笑)。
小泉 しかもゆっくりめのマイペースですね。オンラインサイン会のときも、結構いいペースで進行してると思いきや、結局時間が差し迫っていて……「あれ?私たちの感覚と時間の進み方がちょっと違うかも……?」って思いました(笑)。
岩田 二人とも妥協ができないタイプで、こだわりたくなっちゃうんですよ。だから何事にも時間がかかってしまうんだと思います。
――たしかにオンラインサイン会でも、誕生日が近い人のためには必ずバースデーソングを歌っていましたし、こだわりや楽しんでほしい気持ちが強いのかもしれないですね。
小泉 結構見られてる(笑)。
岩田 楽しくやっているんですけど、ただ、そういうところで(時間が)延びるんです(笑)。踊り出したりもしてたもんね。
小泉 「この曲のこの部分が好きなんです!」とか言って。
岩田 結構いいペースでやっていたつもりでしたけど、よく考えたら踊っていたからでした(笑)。
――お二人はすごく仲が良いですが、それはマイペースな部分で通じ合うところがあるんですかね?
岩田 どうなんだろう?もう出会ってから4年くらいになるし、舞台も一緒にやっていたりするので、毎日一緒にいることが多いんです。
小泉 たしかに改めてそういうことを考えることがないので、そう聞かれると「あれ、なんでだろう?」ってなります(笑)。きっと同じぐらいのペースなんでしょうね、歩み方が。
――お二人でやられているニコニコ生放送の番組「岩田陽葵・小泉萌香 気の向くままに思うがままにっ!」をたまに観ているのですが……。
岩田 えーっ!ありがとうございます!
小泉 嬉しい!
――あの番組もすごくマイペースでフリーダムなのに、それで成立している関係性が素敵だなと思って。
小泉 あの番組は仕事というよりも、普通に遊びに行ってるみたいな感覚ですから(笑)。いつも楽屋のテンションのまま生放送が始まっていて。
岩田 素の私たちを観てもらえています。
――三森さんはお二人のそういう魅力を踏まえて、今回の歌詞を書かれたんでしょうね。なおかつ歌詞に“ほら 魔女も 王子もいらないわ ただ 海に包まれたい”とあるように、この楽曲で描かれるマーメイド像には、周りに左右されない芯の強さがあるように感じまして。
小泉 たしかに私もあまり人と同じことをしないタイプかもしれないです。悪く言えば流行りものに疎いだけかもしれないけど、あまり流行りにも乗らないですし、誰かに「これしなさい」って言われても、嫌だったらやらないので(笑)。自分がやりたいからやる、というのはあるかも。
岩田 もえぴ(小泉)は、良い意味で自分を持っていると思う。周りに流されない自分を確立しているというか、信念があるというか。
小泉 はるちゃんも自分を確立しているタイプだと思うし、唯一無二の存在という印象があって。でも、はるちゃんは器用だから人に合わせることができる人だと思う。
岩田 逆に私としては、自分よりも周りを優先してしまうところがあるなと思っていて。長女気質なのかもしれないです。
――岩田さんは長女なんですね。なんとなく妹っぽいイメージがありました。
岩田 よく言われます(笑)。
小泉 ちゃんとあるよ。
岩田 でも頑固とはたまに言われる(笑)。譲れないものがあるんだと思います。
二人は仲良し姉妹!?息の合ったレコーディング&MV撮影エピソード
――harmoeはいつも二人揃ってレコーディングするとのことですが、「マイペースにマーメイド」ではどんなイメージで歌いましたか?
小泉 前回は「ささ度(=ささやき度)」を意識して歌ったんですけど、今回のシングルは全体的に「チル度」がテーマでした。いつも説明に困るんですけど……(笑)。
岩田 リラックスした感じと言いますか、あまり頑張りすぎない感じで。「マイペースにマーメイド」の場合は、等身大ではあるけど、背伸びとはまた違った女の子のイメージだったので、あまり頑張って声を出しすぎないように、それと子供っぽくならないように意識しました。
小泉 私は逆に、大人っぽくなりがちだったので、もう少し少女らしくと言われて。私とはるちゃんの声の出し方が正反対だったので、二人で寄り添いながら、ちょうど真ん中を目指して歌いました。大人の部分もあるけど、大人になっちゃうと、それはそれで成立しないっていう。
岩田 「大人になりたい少女」みたいな感覚かな。少女感もあるんですけど、あまりかわいらしい少女になりすぎないっていう。その塩梅が難しかったです。それと今回のシングルは、どの曲も作った方たちが仮歌を入れてくださったんです。
小泉 (カップリング曲の)「passport」を書いてくださった歩く人さんはボーカロイドで楽曲を制作する方なので、仮歌もボーカロイドだったんですけど、「Make a pearl」は春野さんが実際に歌ってくださって。
岩田 「マイペースにマーメイド」はもちろんみもさんが歌ってくださって。みもさんはレコーディングにはいらっしゃらなかったんですけど、歌詞に込めた想いをメモに残してくれていたので、それらを頼りに歌うことができて、世界観をイメージしやすかったですし、耳が幸せでした。
小泉 (仮歌バージョンを)特典とかにしてみんなにも聴いてもらいたいぐらい良くて(笑)。でも、逆に言うとそこには寄せられないので、全力でharmoeらしさを出して歌いました。
――MVはまさに“検索 絶景␣ビーチ”みたいな場所で撮影されていますよね。
小泉 そうなんですけど、実は撮影の日が結構な土砂降りで(笑)。
岩田 雨で撮影が一時中断するくらいだったんですけど、完成した映像を観たら「あれ?あんまり雨降ってない!?」と思って(笑)。前日に前乗りして撮影したんですけど、撮影日は雨の予報だったので、二人でてるてる坊主を作って、ロケバスにずっと置いていたんです。そしたら夕方頃に奇跡的に晴れて。すごく綺麗な夕焼けでした。
小泉 青春してたよね!二人で砂浜を歩いているシーンはドローンで撮影してもらったんですけど、それも雨が止んだから撮ることができて。焚き火もしたし。
岩田 色が付いた煙が出る発煙筒で遊んだりもしたよね。
小泉 でも、持ち手がすごく熱かった(笑)。逆に雨のなか船に乗っているシーンもあって。
岩田 そうなんですよ!船に乗って洞窟に行くシーンを朝イチで撮ったんですけど、風も強かったので船がすごく揺れて、もう、盛大に酔いまして(笑)。
小泉 スタッフさんも結構ダウンしていたんですけど、私だけ元気でした(笑)。
岩田 雨と風が強くて1回では撮りきれなくて、一度乗り場に戻って、もう一度行くことになって。酔わない方法を調べたら、テンションを高くしていたら(酔いが)紛れるという方法があったので、2回目は二人でずっと一緒に歌を歌っていたら、行きは元気だったんです。でも、そのつけが帰り道にきて、本当に倒れるかと思いました(笑)。
小泉 メイクさんも二人いらっしゃったんですけど、延々と無の気持ちでしりとりをしていました(笑)。
――なかなかに過酷な撮影だったんですね(笑)。ちなみに撮影場所はどこだったんですか?
小泉 下田です。私は水族館が好きなんですけど、撮影の前日、ホテルの近くに下田水族館があったので、「水族館があるよ!これは行くしかない!」って提案して一緒に行きました(笑)。そこのイルカショーにすごく感動しました。イルカとお姉さんの息がすごくピッタリなんですよ。
岩田 そう、イルカの背中に乗ったり。
小泉 それを見て「下田のマーメイドがいるよ!」ってなって(笑)。
岩田 「私たちが目指すのはあのイルカのお姉さんだ!」みたいになったんですけど、次の日は土砂降りだし、酔ってるし、下田のマーメイドになるにはちょっと修行が足りなかったです(笑)。
――ダンスシーンも歌詞の内容に合わせた振付が多くて、観ていて楽しかったです。
小泉 “バタ足して進む”のところで手や足元をバタバタさせたり、“エンジンをかけて ブルンブルン”のところではバイクに乗っている感じの振付をしていて。
岩田 “踊ろうよ波に”のところでは二人で合わせて手で波を表現したり、二人で踊る振付が多かったです。
――あと、MVを観ていて感じたのが、お二人には仲の良い姉妹感があるなあと思って。
小泉 それ、最近言われます。
岩田 顔とかも似てきたかも。
小泉 お互い寄ってきたのかな(笑)。でも、今回のジャケット写真を見たときに、私も「似てるかも?」と感じた。
――もし姉妹だとしたら、どちらが姉でどちらが妹だと思いますか?
小泉 うわ~。私は実際の家族構成では末っ子で、誕生日も一応はるちゃんよりも遅いんですよね。
岩田 学年で言うと同い年だけど1年近く違うよね。
小泉 はるちゃんは4月生まれで、私は2月生まれなので。なんて言ったらいいんだろう、逆2ヵ月違い?
――余計ややこしいです(笑)。要は小泉さんが早生まれということですよね。
岩田 同い年の期間が2ヵ月しかないんです。でも、どっちがお姉さんかなあ?(スタッフに向けて)どっちがお姉さんだと思いますか?
スタッフ 岩田さんのほうがお姉さんじゃないですか。
小泉 あれ?身長は私のほうが高いのに。でも、たしかに私も実際のお姉ちゃんより背が高いし、姉の責任感は私にはないですね(笑)。甘えさせられて育ったので。
岩田 (後ろ髪を優雅にかき上げながら)じゃあ私がお姉ちゃんということで。
小泉 じゃあ観たいテレビとか食べたいお菓子があったら私に譲ってもらっていい?
岩田 岩田家はまさにそうなんだよね。妹の方が要領が良くて、気づいたらお菓子がなくなっていたりするから(笑)。
新進気鋭のクリエイターと作り上げた「チル度」高めなカップリング曲
――カップリング曲についても詳しくお聞かせください。春野さんが楽曲提供した「Make a pearl」は、チル~ローファイ系のメロウなトラックが哀愁を誘うR&B調のナンバーです。
小泉 楽曲をいただいたときは、「harmoeはこういう楽曲も歌っていけるんだ」と思いました。「きまぐれチクタック」も「マイペースにマーメイド」も明るい曲調だったので、ここまでがっつりとバラード、しかも“しっとりオブしっとり”な曲は初めてだったし、最初は歌いこなせるか不安もあって。あとは春野さんの仮歌が完璧すぎて、「めちゃくちゃ良い曲だー!」ってなりました。
岩田 もう発売されている曲だと思ったよね(笑)。1stシングルはおとぎ話のキラキラしている部分に焦点が当たっていて、「マイペースにマーメイド」もどちらかと言うとそちら側の方面だったんですけど、今回のカップリング曲、特に「Make a pearl」は、おとぎ話のちょっとシリアスで闇の部分に焦点が当たっているなと思って。
――たしかに。アンデルセン童話の「人魚姫」でも、人魚姫は最終的に泡になりますし、悲しいお話ですものね。
岩田 「人魚姫」は人間の王子様に恋をした人魚姫が、アースラに自分の声を売ってでも人間になりたいと願う、それが禁忌だとわかっていても人間になるお話で、春野さんはそういう女の子の衝動性や切なさをテーマに楽曲を書いてくださったみたいで。1つの物語の色んな側面を歌えることが、すごく楽しかったです。
――この曲ではお二人ともどこか憂いを帯びた歌声を聴かせていますが、レコーディングはいかがでしたか?
小泉 「マイペースにマーメイド」とは打って変わった楽曲なので難しかったです。ただ静かに歌うだけでは完成しない、技術が必要なんですけど、私たちではそれをすぐに歌うことができなくて、たくさんご指導をいただきました。
岩田 春野さんも、歌うというよりは、セリフをぽつぽつと紡いでいくような感じでとおっしゃっていて。そこの塩梅は難しかったですが、歌っていてすごく楽しかったです。この曲で自分たちの幅が広がったらいいなと思いますし、もっと広げていきたいです。
――もう1曲の「passport」は、チル度高めのディープなトラックと、お二人のファルセットを多用した歌声が心地良く合わさった楽曲。最初に受け取ったときの印象はいかがでしたか?
小泉 「(音域が)高っ!」って思いました(笑)。
岩田 上は高いし、下も結構低くて、音程の高低差がすごくある曲なので、率直に「歌えるかな?」と思いました。キー設定も難しくて。
小泉 はるちゃんは高い音が得意で、私は低い音が得意なので、キーを下げれば私は歌いやすいんですけど、その分、はるちゃんが大変になるし、逆にキーが高いと、はるちゃんは歌えるけど私が辛くなるので、そのちょうど良い場所を見つけるのに苦労して。今までにないくらいたくさんのキーを試しました。
――「人魚姫」モチーフという意味では、どのような視点の楽曲になっているのですか?
岩田 これは(人魚姫が)海の中から王子さまに想いを馳せながら、水の中から見ているイメージの楽曲ですね。想いはあるけど、自信がなかったり、会いに行きたいけど……という心境を歌っています。
小泉 「Make a pearl」には波の音が入っていますけど、こっちは“水槽の中雨降りで”という歌詞もある通り、水の中から見ているイメージなので、水中の音が入っています。
――外の世界への憧れみたいなものも感じられて、だからこそ「passport」という曲名が意味を持つ、すごく詩的な楽曲ですよね。
小泉 前作は3曲を通して1つの物語を作っていたんですけど、今回は楽曲を提供してくださったそれぞれの方が思う「人魚姫」をイメージした3曲になっているので、それぞれの解釈が面白いなと思いました。
――先ほどおっしゃっていたようにメロディの高低差がある曲なので、レコーディングでは苦労されたのでは?
小泉 はい。1~2音で高低差が2オクターブある箇所もあって、ここまで急な幅があるメロディを歌うのは初めてだったと思います。その意味ではこの曲も新しい挑戦でしたね。果たしてライブで歌えるのか?という課題もありますけど(笑)。
岩田 ライブが楽しみだよね。この音程差は、普段ボカロの曲を作られている、歩く人さんだからこそ作っていただけた曲だと思っていて。歩く人さんからは、「こういう声がほしいけど、声優さん的にはNGですか?」とおっしゃっていたんですけど、私たちは「いや、NGはないのでなんでも言ってください!」って(笑)。歩く人さんと一緒に作らせていただいた感じがあります。
――今回の2ndシングルは、早くもharmoeの新たな一面を見せられた作品になりましたね。
小泉 1stシングルで「harmoeはこういう楽曲を歌っていきます」というものを提示できていたと思うんですけど、「マイペースにマーメイド」では前作と同じharmoeらしさを出しつつ、テーマにしている物語が変わることでここまで印象が変わる歌をうたわせていただけたので、今後はもっと「これもharmoeですけど?(どや顔)」って言っていけるようになれたらと思います(笑)。
岩田 「うちら幅広くやらせてもらってますけど?」みたいな(笑)。2ndシングルでは色んな表情のマーメイドが描かれているので、harmoeの可能性の幅を皆さんにお見せできるんじゃないかと思っていて。「音楽と物語はいっしょに歩く」というコンセプトをさらに広げた形でお届けできると思うので、harmoeなりに表現した物語を楽しんでもらえれば嬉しいです。
――前作の「不思議の国のアリス」と今作の「人魚姫」、モチーフとなる物語によってここまで楽曲や表現の幅が広がるということは、harmoeにはまだまだ無限大の可能性があるということですよね。
岩田 これからも色んなものに挑戦したいなって思います。難しくて壁にぶつかることもあると思いますけど、お互い助け合って補い合って。
小泉 うん。姉妹のようにね(笑)。
INTERVIEW & TEXT BY 北野 創(リスアニ!)
●リリース情報
harmoe 2ndシングル
「マイペースにマーメイド」
2021年8月18日(水)発売
【きゃにめ盤(CD+BD+ブックレット+アクリルスタンド)】
価格:¥3,850(税込)
品番:SCCG.00077
【初回限定盤(CD+BD+ブックレット)】
価格:¥2,750(税込)
品番:PCCG.02032
【通常盤(CD)】
価格:¥1,980(税込)
品番:PCCG.02033
<収録楽曲>
M1. マイペースにマーメイド
作詞:三森すずこ 作曲・編曲:Tomggg
M2. Make a pearl
作詞・作曲・編曲:春野
M3. passport
作詞・作曲・編曲:歩く人
M4. マイペースにマーメイド(Instrumental)
M5. Make a pearl(Instrumental)
M6. passport(Instrumental)
■全形態共通封入特典
「harmoe canvas session Ⅱ」チケット優先販売申込券
〔公演日時〕2021年10月9日(土)
【1部】開場13:30/開演14:00
【2部】開場15:45/開演16:15
【3部】開場18:00/開演18:30
〔会場〕メルパルクホール東京
〔出演〕harmoe【岩田陽葵、小泉萌香】
〔料金〕¥4,500(税込)
※チケット購入者特典【スクエア缶バッジ2種セット】付き
〔申込受付期間〕 2021/09/07(火) 23:59まで
■きゃにめ盤・初回限定盤共通特典
・ブックレット
・特典Blu-ray
「マイペースにマーメイド」Music Video/Making
「harmoe canvas session Ⅰ」ライブ映像
<収録内容>
M1「キュリオシティ・パレット」
M2「Butter Sugar Cream」
M3「Greed Greed」
M4「Wonder girl」
M5「きまぐれチクタック」
■きゃにめ盤特典
・AR動画付きアクリルスタンド
関連リンク
harmoeオフィシャルサイト
https://harmoe.jp/
harmoeオフィシャルYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCNAzEuypOOOp7OjiRhGeRpA
Amazon.co.jp限定 harmoe 2ndシングル「マイペースにマーメイド」
【初回限定盤(CD+Blu-ray)】※メガジャケ+シリアルナンバー入りイベント応募抽選券付
https://www.amazon.co.jp/dp/B091HYT4Y8
【通常盤(CD only)】※メガジャケ+シリアルナンバー入りイベント応募抽選券付
https://www.amazon.co.jp/dp/B091HYY49J
きゃにめ「harmoe」販売ページ
https://special.canime.jp/harmoe/