「青春」×「アカペラ」純度100%の最強ボイスエンタテインメント「アオペラ -aoppella!?-」。アカペラに魅了された2つの学校の高校生11名がアカペラコンテスト「アオペラ」で高みを目指すという音楽原作プロジェクトで、今年3月からスタートした。
オフィシャルYouTubeでは、オリジナル曲のみならず、J-POPカバーやボイスドラマを展開している。プロジェクト初となるカバーメドレーMVでは、私立奏ヶ坂中学高等学校アカペラ部「FYA’M’」がKing Gnuの「白日」、都立音和高校アカペラ部「リルハピ」がOfficial髭男dismの「Pretender」を歌唱し、現在455万回再生を記録。
アニメ/音楽ファンの間にアオペラ旋風が巻き起こっているなか、2022年2月10日(木)には3rdCDがリリースされる。本作には、「リルハピ」、「FYA’M’」が年末に発表したウィンターソングをボイスドラマとともにパッケージ。 「FYA’M’」の「Let it snow, Let it snow, Let it snow」は、冬の季節に聴きたい大人びたムードのバラードだ。
今回は、「FYA’M’」のリードボーカル担当・是沢舞斗を演じる小野友樹に、アオペラに参加するまでの経緯、これまで明かされていなかったプロデューサーとの関係性やアカペラに対する想いなどを教えてもらった。
「アオペラ」参加までの軌跡
――「アオペラ」には、小野さんや木村(良平)さんが以前参加していたアカペラコンテンツ「ぺらぶ!a cappella love!?」(2011年)のスタッフが携わっているとのこと。今回「アオペラ」のお話をいただいたときはどのような心境だったのでしょうか。
小野友樹 まず関係性からお話しすると、「ぺらぶ!」及び「アオペラ」のプロデューサーである(横山)憲二郎さんは僕の大学の先輩なんです。大学時代に知り合ったわけではなくて、この業界に入ってから知り合っているんですが。ドラマCD「新説・源氏物語-藤壺の章-」(2010年)という作品の現場でご一緒したのが最初だったと思います。そのときに見初めてくれたようで、一緒にカラオケに行くようになり、仲良くなったんですよ。
――横山プロデューサーと知り合ったことで、アカペラの魅力と難しさを知ったんですね。
小野 そうですね。当時、憲二郎さんの自宅で歌を録音したこともあるんですよ。一緒に曲を作ったこともあって。そこからすべてが始まりました。「ぺらぶ!」のときはメインキャストでやっている皆さんにキャリア的に追いついていない時期だったので、サブキャラという立ち位置で阿部健太くんという役を演じさせていただいていたんですが、ついに「アオペラ」ではメインキャストとして、ライバル校の一員となって歌う役をいただけて本当に嬉しかったですね。感慨深いものがありました。
――小野さんが演じている是沢舞斗に対してはどのような印象がありましたか?器用貧乏キャラにシンパシーを感じるということをおっしゃっていましたが……。
小野 そうなんです。
――小野さんと言えばサッカーでご活躍されていたことも有名ですが、例えばサッカーでも?
小野 まさに!全国大会にも出るしそこそこではあるけど、僕は控えの選手で、僕の正ポジションには同じユウキという名前のめちゃくちゃ上手い人がいたんですよ。彼はストレートで鹿島アントラーズに入ったんです。さらに遡ると小学生のときもそうでしたね。小3で英検3級を取っていて、習い事は5、6個していました。ある程度それぞれできていたんです。でもうちの小学校にハセガワくんという県で表彰されるレベルの“できる”子がいて。だから僕くらいだといわゆる神童の下という感じで、神童の上が近くにいるっていう。彼は有名大学の医学部に進学していましたね。
――十分すごいですが、小野さんの場合は進学校に通われていたので、なおさらそう感じることが多かったのかもしれませんね。
小野 そうかもしれません。勉強にしても当然僕は頑張ってたんですけど、僕の親友は静岡県で1位を取れるやつだったんですよ。ちなみに今、先生になってます。周りに常にすごいやつがいるんです。だからこそ舞斗の器用貧乏って「思い当たる節があるなぁ」と。苦労性なところも似てますね、貧乏くじを引きがちというか。人生ずっとそんな感じ(笑)。もちろんここに(声優として)いられているということは、本当に恵まれた出会いや巡り合わせがあった証拠なんですけど、その前提を抜きにした背景の人生観的には貧乏くじを引くことが多かったです。それがゆえに、応援してくれる方や信頼してくれる仲間が増えていったところはありますね。苦労はしておくもんだなと思いました。
――小野さんにしかできないような役ですね。
小野 そうなんです。「当て書きなのでは?」と思うほどです(笑)。
――アカペラを歌うことに対してはどのように考えられていたのでしょうか。
小野 先ほどの話とかぶるんですけど、やはりアカペラって難しいもので。音階を全部習得している前提の、雲の上の歌力の話という印象がありました。しかもほかの音を聴いても引っ張られないという大前提があって。その2つがないと、そもそも歌う資格がないものなのかなと。元々ピアノをやっていたこともあって、音感に関してはそこそこあるんですけど、引っ張られない、というのが難しくて。
――リスアニ!では木村良平さん(鈴宮 壱役)にもお話を伺いましたが、ライブに関しては「それはどうでしょう?」というニュアンスでおっしゃっていましたね。
小野 ああ、なるほど。良ちゃんの言ってることはわかりますね。というのも、アカペラって誰か1人でも違ったらアウトなもので、ライブで音源のように再現するのは難しいと思うんです。ただ、もしやるとなったら、と思って僕は一応練習しているような感じですね。
自身の「アオペラ」での立ち位置
――「アオペラ」ではオリジナル楽曲のみならず、アカペラによるカバー楽曲もYouTubeにアップされています。
小野 もちろん!情景とともに覚えています。今言った通りアカペラって1人間違えるとおかしなことになってしまうので、それを意識するがあまり、最初の収録の頃は戸惑っていた記憶があります。最近横山プロデューサーに相談したんですよ、「俺、歌い方も含めてこれでいいの?」って。アカペラの歌い方って「濁りのない声できれいに」みたいなイメージがあって。あくまで自分の先入観であって、世のアカペラユニットさんの曲を聴いていると意外とそうでもないことに気づくんですけど「主線を歌っている人の楽器であれ」「コーラスのときは主線の歌声の邪魔をしないように」という意識がベースにあったんです。僕はリードボーカルという立ち位置とはいえコーラスに回ることも多いので、「メインの邪魔しないように個性を消した声で歌うべきなのかなぁ」と。
――横山プロデューサーはなんとおっしゃっていたんですか?
小野 「この企画は声優さんたちがキャラクターとしてアカペラに挑戦する、がコンセプトだからイメージ通りのアカペラをしなくて大丈夫だよ」って言ってくれて。それで迷いがなくなって、「舞斗として歌っていいんだ」って。
――それは今回の新曲のレコーディング前の出来事だったんでしょうか?
小野 あとですね。というかレコーディング当日でした(笑)。横山プロデューサーと公園を散歩して、ベンチに座って。
――まさに青春……!歌っていくたびに意識も更新していきそうですね。
小野 ですね。次の曲を歌わせていただくときにはまた違った心持ちで臨めるかなと思っています。
「FYA’M’」の新曲「Let it snow, Let it snow, Let it snow」
――来年発売される について教えてください。「FYA’M’」の新曲「Let it snow, Let it snow, Let it snow」を初めて聴いたときはどのような印象を抱きましたか?
小野 THE・冬!シチューのCMを思い浮かべました(笑)。凍える子供さんにマフラーをかけてあげるような……そんな感じかな。寒いイメージがあるのに温かさを感じる曲。“When you put this scarf on my neck”という、あなたがマフラーをかけてくれたのよという歌詞もありますし。
――“缶コーヒー片手に何気なくかけた電話は2 回目のコールで繋がった”という、相変わらず少し大人びた雰囲気の歌詞も印象的です。クリスマスシーズンに似合う曲だからこそ際立ちますね。
小野 “2回目のコールで繋がった”のあとの“りんりんどん♪”っていうコーラスもすごくオシャレで。そういうものを乗せてくる感じもたまらないなと。
――まるでベルのような雰囲気ですよね。完成版を聴いたときはどのように感じられましたか?
小野 仮歌からも十分素敵さが伝わってきたんですが、やっぱり彼らが歌うことに意味があるなって思いました。仮歌は同じ方が通して歌ってらっしゃるんですけど、アオペラではパートごとに歌っているキャラクターが違うので、歌の色が一行ごとに違うんですよね。その入れ代わり立ち代わり感が「アオペラ」の魅力だなと思いましたね。アカペラってリードはメインの人が歌うというパターンが多いそうなんです、入れ替わり立ち替わりするのは比較的珍しいようで。そこが聴いていて楽しくなるんですよね。
――それぞれの声に特徴がありますもんね。例えば、濱野大輝さん(猫屋敷由比役)の低音ボイスや、仲村宗悟さん(深海ふかみ役)のボイスパーカッションなど……。
小野 大輝くんは屋台骨というか、強いなと思いますね。宗悟くんはがっつりボイパをするのはアオペラが初挑戦だそうで。Instagramに動画をあげていたことはあったらしいんですけど、そこからみんなと一緒にリズム隊としての責任を負えるレベルまで頑張ったんだなぁ、と。今回は鈴の音も宗悟くんが入れているので、ある意味新たな楽器を手に入れているんですよね。すごいなと思います。
――少し話が変わるんですが、「FYA’M’」には小野さんが昔から仲の良い方が多いですよね。豊永利行さん(綾瀬光緒役)とは特にお付き合いが長い印象です。
小野 そうですね。小野、豊永、さと(佐藤拓也さん)は同じ年で。で、大輝くんはフットサル仲間だったり、宗悟くんとは曲作り仲間だったり。浦田わたるくん(紫垣 明役)は、アオペラで一緒になる前からサシでよくカラオケに行っていました。それぞれに関係性がある役者さんと一緒に「FYA’M’」ができているので、早く一堂に会してみたいなと思いますね。
――そういう関係性も歌に反映されている気がします。相性が良いというか。
小野 そこはキャスティングの妙ですよね。声質、キャラクターバランスを含めたもので決まるそうなので。
――作品に収録されるボイスドラマも楽しみです。
小野 今回は「リルハピ」のルカくん(CV:柿原徹也)が何かしら闇を抱えているようで……。そのルカくんを盛り立てる「リルハピ」の壱くんたちと、それを見守る「FYA’M’」という感じの内容です。最後は大団円で終わるといいな……?と(笑)。ぜひ楽しみにしていてください!
J-POPを中心に展開されるカバー曲について
――ここでアカペラにまつわるお話もお伺いさせてください。前半のお話にもあった通り、アオペラではJ-POPを中心に様々な楽曲のカバーをされています。小野さんの中で、特に印象に残っている曲はありますか?
小野 「天体観測」ですね。BUMP OF CHICKENは一番好きなアーティストなんです。ボーカルの藤原基央さんとはここ数年仲良くさせてもらっていて、普段は藤くんと呼ばせてもらっています。だからカバーが決まったときは、いの一番に藤くんに伝えさせてもらいました。「歌わせてもらうよ!」「ありがとう、頑張ってね!」と。
――そうだったんですね!実際歌ってみていかがでした?
小野 メインパートだけではなかったので、コーラスの部分を含めて歌っていると「あれ? このパートはどこだ?」とハッとするような瞬間もありました。ハモリをしていて思い出したのが、藤くんとカラオケに一緒に行ったときに、「K」という僕の好きな歌を本人の前で歌う機会があって。そしたら最後のサビを藤くんがハモってくれたんです。
――すごいお話!
小野 曲を終えたあとに、「友樹くん、俺、この曲ハモリができるって初めて知ったよ」って(笑)。普段はメインだから。
――(笑)。なるほど。たしかにそうですよね。藤原さんに「FYA’M’」の「天体観測」の感想は聞かれましたか?
小野 それがまだなんです!今度お会いする機会があったときに聞いてみたいなと思っています。
――それにしても、小野さんの交友関係の広さに改めて驚いております(笑)。
小野 あははは。色々な方と仲良くさせていただいています。
――舞斗のプロフィールに「まとめ役や中心的立ち位置になるのは、彼のカリスマ性にもあることを自覚していない」とありますが、まさに小野さんのカリスマ性やお人柄所以ですね。では、アカペラの曲で小野さんがお好きな曲はありますか?
小野 やっぱりゴスペラーズですかね。大学の先輩なんです。特に「ひとり」という曲が好きですね。トップが高いので自分では歌えないんですけど……(笑)。
――今後アオペラで挑戦したい曲はありますか?
小野 アニメ系の楽曲のカバーをやってみたいなと思っていて。ポップスから攻めているので、あえてアニメ楽曲に挑戦したいなと。個人的には『魔法陣グルグル』のOPテーマ「晴れてハレルヤ」(奥井亜紀)を歌ってみたいです!
――聴きたいです!私も大好きな曲です。
小野 良い曲ですよね!歌ってみたらどうなるんだろうなって。EDテーマの「Wind Climbing ~風にあそばれて~」(奥井亜紀)もいいなと。
――木村さんとお話ししているときにも感じたことですが、「アオペラ」には色々な可能性が秘められていますね。
小野 そう思います。しかもアカペラの場合普通のカバーとは違うので、ハモ次第では曲自体も違って聴こえますし。色々な曲に可能性があるのかなと。
――この先2グループがどのように活躍していくかも楽しみです。
小野 僕としては、いつの日かライブをする日がくるんだろうなと思っています。でも修行が必要だなと思っているので、その日に備えて……ペラ力……文章で読むと「ぺらか」に見えてしまうかもしれませんが(笑)、「ぺらりょく」を鍛えたいなと思っています!
――余談なのですが、小野さんって昔ボイスパフォーマンス集団「おしゃ缶」も主宰されてましたよね。
小野 よくご存知ですね!(笑)歌はうたってないですけど。
――音楽を通して皆さんで色々なことをされることが好きなのかな、と。そういう意味でも、アオペラってすごく小野さんにぴったりなコンテンツなのかなと思いました。
小野 うんうん、まさにその通りです。先々みんなでできることがまだまだあるのかなと考えるととても楽しみなんです。まとめに入ってしまいますが、皆さんが応援してくださればこそなので、引き続き楽しんでいただければと思っています。ぜひ、1日1再生……!
――大事ですね!(笑)でも1再生とは言わず、何度も気軽に聴くことができますよね。では最後に、2022年3月12日(土)、13日(日)に、ベルサール秋葉原において開催予定の1周年記念トークイベント“アオペラ -aoppella!?- 1st Anniversary Party”に向けてメッセージをいただけますか。
小野 皆さんの前に顔を出せるのは初めてなんです。生放送はありましたけど、ついにイベントという形でアオペラの魅力をお届けできるのがすごく楽しみです。当日はぜひみんなと一緒に盛り上がれたらと思っています。
COSTUME BY utility
PHOTOGRAPHY BY 三橋優美子
INTERVIEW & TEXT BY 逆井マリ
●楽曲情報
「Let it snow, Let it snow, Let it snow」
歌唱:私立奏ヶ坂中学高等学校メンバー
是沢 舞斗(CV:小野 友樹)
綾瀬 光緒(CV:豊永 利行)
紫垣 明(CV:浦田 わたる)
宗円寺 朝晴(CV:佐藤 拓也)
猫屋敷 由比(CV:濱野 大輝)
深海 ふかみ(CV:仲村 宗悟)
作詞・作曲・編曲:Penthouse浪岡 真太郎、アカペラクリエイター/Rabbit Catとおるす
●リリース情報
『アオペラ -aoppella!?-3』
2022年2月10日(木)発売
【初回限定盤 -リルハピ ver.-】
【初回限定盤 -FYA’M’ ver.-】
価格:各¥2,420(税込)
【通常盤】
価格:¥1,980(税込)
<CD>
01 オレたちのクリスマスライブにようこそ(drama track)
02 リルリルHappy!
03 Let it snow, Let it snow, Let it snow
04-05 アオペラ地区予選開催!(drama track)
06-08 合同クリスマスライブ開催!(drama track)
■初回限定盤特典
・各グループの特製スリーブケース
・各グループ毎のオリジナル楽曲の楽譜(スコア)
・ランダムブロマイドセット5枚封入
※1パックに全22種の中からランダムアソートでいずれか5枚が入っています。
※レアは生徒からのメッセージが入った豪華仕様!
※「リルハピ ver.」「FYA’M’ ver.」共通の特典内容です。
■通常盤特典
・ランダムブロマイド1枚封入
※1パックに全22種の中からランダムアソートでいずれか1枚が入っています。
※レアは生徒からのメッセージが入った豪華仕様!
■公式通販限定!購入特典
対象期間内にCD3種セットをご購入いただいたお客様に、【アオペラ公式ONLINE STORE限定ドラマCD/Ordinary day-ふかみ&光緒編-「ふたりはなかよし -パンダが繋ぐ絆」】をプレゼント!
【購入特典】
CD3種セットをご購入いただいたお客様に、先着でアオペラ周年イベント「アオペラ -aoppella!?- 1st Anniversary Party」内キャスト登壇ステージ最速先行抽選シリアルをプレゼント!
購入特典などその他詳細はこちら
●イベント情報
「アオペラ -aoppella!?- 1st Anniversary Party」
公演日程:2022年3月12日(土)、13日(日)
開催場所:ベルサール秋葉原
<出演声優>
3月12日(土)
木村 良平
逢坂 良太
KENN
柿原 徹也
佐藤 拓也
3月13日(日)
木村 良平
KENN
柿原 徹也
小野 友樹
濱野 大輝
仲村 宗悟
●作品情報
「アオペラ -aoppella!?-」
『アオペラ -aoppella!?-』は、「青春」×「アカペラ」をテーマにメディアミックスで展開していく、 KLabが手掛ける音楽原作プロジェクトです。
<ストーリー>
————あの日、少年たちは魅了された。
目の前に立つのは、自分達と同じ普通の高校生。華美な衣装もない。
楽器のセットもない。
それなのに、彼らが口を開けた瞬間、変幻自在のハーモニーが溢れ出し、観客は熱狂する。
「僕たちも、あんな風に歌いたい!輝きたい!」
アカペラ≪無伴奏歌唱≫に魅入られた高校生たちが目指す、
高校生限定アカペラコンテスト『アオペラ』
遥かな高みを目指す、彼らの演奏が今、始まる————!
(C)KLab
関連リンク
小野友樹 公式Twitter
https://twitter.com/onoyuki19840622
「アオペラ -aoppella!?-」公式サイト
https://www.aoppella.com/
「アオペラ -aoppella!?-」公式Twitter
https://twitter.com/aoppella
「アオペラ -aoppella!?-」公式 YouTubeChannel
https://www.youtube.com/c/aoppella
オフィシャルYouTubeでは、オリジナル曲のみならず、J-POPカバーやボイスドラマを展開している。プロジェクト初となるカバーメドレーMVでは、私立奏ヶ坂中学高等学校アカペラ部「FYA’M’」がKing Gnuの「白日」、都立音和高校アカペラ部「リルハピ」がOfficial髭男dismの「Pretender」を歌唱し、現在455万回再生を記録。
アニメ/音楽ファンの間にアオペラ旋風が巻き起こっているなか、2022年2月10日(木)には3rdCDがリリースされる。本作には、「リルハピ」、「FYA’M’」が年末に発表したウィンターソングをボイスドラマとともにパッケージ。 「FYA’M’」の「Let it snow, Let it snow, Let it snow」は、冬の季節に聴きたい大人びたムードのバラードだ。
今回は、「FYA’M’」のリードボーカル担当・是沢舞斗を演じる小野友樹に、アオペラに参加するまでの経緯、これまで明かされていなかったプロデューサーとの関係性やアカペラに対する想いなどを教えてもらった。
「アオペラ」参加までの軌跡
――「アオペラ」には、小野さんや木村(良平)さんが以前参加していたアカペラコンテンツ「ぺらぶ!a cappella love!?」(2011年)のスタッフが携わっているとのこと。今回「アオペラ」のお話をいただいたときはどのような心境だったのでしょうか。
小野友樹 まず関係性からお話しすると、「ぺらぶ!」及び「アオペラ」のプロデューサーである(横山)憲二郎さんは僕の大学の先輩なんです。大学時代に知り合ったわけではなくて、この業界に入ってから知り合っているんですが。ドラマCD「新説・源氏物語-藤壺の章-」(2010年)という作品の現場でご一緒したのが最初だったと思います。そのときに見初めてくれたようで、一緒にカラオケに行くようになり、仲良くなったんですよ。
色々と話を聞いたら、プロデューサー自身も音楽活動をしていて、大学時代は僕も知ってるアカペラサークル部に所属されていたと。当時の音源も聴かせてもらったんですけど、本当に上手いんですよ!そのときから、「アカペラって本当に歌が上手い人にしかできないんだろうな」と思っていましたね……伴奏もないですし、音感がないと無理だし。歌力の究極系だなと。
――横山プロデューサーと知り合ったことで、アカペラの魅力と難しさを知ったんですね。
小野 そうですね。当時、憲二郎さんの自宅で歌を録音したこともあるんですよ。一緒に曲を作ったこともあって。そこからすべてが始まりました。「ぺらぶ!」のときはメインキャストでやっている皆さんにキャリア的に追いついていない時期だったので、サブキャラという立ち位置で阿部健太くんという役を演じさせていただいていたんですが、ついに「アオペラ」ではメインキャストとして、ライバル校の一員となって歌う役をいただけて本当に嬉しかったですね。感慨深いものがありました。
――小野さんが演じている是沢舞斗に対してはどのような印象がありましたか?器用貧乏キャラにシンパシーを感じるということをおっしゃっていましたが……。
小野 そうなんです。
「器用貧乏」って中学生時代から意識していた言葉で。何がきっかけだったんだろう?多分誰かに「器用貧乏だよね」って言われたんだろうな。周りからは「何をやっても結構上手くできるよね」って印象を持たれがちだったんです。でも僕からすると、どの時代にも1人や2人、僕の上にすごい人がいて。
――小野さんと言えばサッカーでご活躍されていたことも有名ですが、例えばサッカーでも?
小野 まさに!全国大会にも出るしそこそこではあるけど、僕は控えの選手で、僕の正ポジションには同じユウキという名前のめちゃくちゃ上手い人がいたんですよ。彼はストレートで鹿島アントラーズに入ったんです。さらに遡ると小学生のときもそうでしたね。小3で英検3級を取っていて、習い事は5、6個していました。ある程度それぞれできていたんです。でもうちの小学校にハセガワくんという県で表彰されるレベルの“できる”子がいて。だから僕くらいだといわゆる神童の下という感じで、神童の上が近くにいるっていう。彼は有名大学の医学部に進学していましたね。
ハイパーヨーヨーもプロライセンスを取得していますが、そのさらに上にプロライセンスをもらった人だけが受けられる審査を通っている人も知っていたので、何をやっても……上には上がいると感じてきた人生でした(苦笑)。
――十分すごいですが、小野さんの場合は進学校に通われていたので、なおさらそう感じることが多かったのかもしれませんね。
小野 そうかもしれません。勉強にしても当然僕は頑張ってたんですけど、僕の親友は静岡県で1位を取れるやつだったんですよ。ちなみに今、先生になってます。周りに常にすごいやつがいるんです。だからこそ舞斗の器用貧乏って「思い当たる節があるなぁ」と。苦労性なところも似てますね、貧乏くじを引きがちというか。人生ずっとそんな感じ(笑)。もちろんここに(声優として)いられているということは、本当に恵まれた出会いや巡り合わせがあった証拠なんですけど、その前提を抜きにした背景の人生観的には貧乏くじを引くことが多かったです。それがゆえに、応援してくれる方や信頼してくれる仲間が増えていったところはありますね。苦労はしておくもんだなと思いました。
巡り合わせでしか困難にも出会えないですから。そんな人生の中で、やっと1つ誇れるものができたのが声優としての自分でした。器用貧乏からようやく1つ抜け出せた、自分の大事の力だなと思ってます。
――小野さんにしかできないような役ですね。
小野 そうなんです。「当て書きなのでは?」と思うほどです(笑)。
――アカペラを歌うことに対してはどのように考えられていたのでしょうか。
小野 先ほどの話とかぶるんですけど、やはりアカペラって難しいもので。音階を全部習得している前提の、雲の上の歌力の話という印象がありました。しかもほかの音を聴いても引っ張られないという大前提があって。その2つがないと、そもそも歌う資格がないものなのかなと。元々ピアノをやっていたこともあって、音感に関してはそこそこあるんですけど、引っ張られない、というのが難しくて。
だから「果たしてできるのかな」という部分が大きかったですね。いわゆる楽器がない曲なので「え、どこで何?」って、最初は練習のしようがありませんでした(笑)。でも、遠からずみんなと歌う日がくるのかもしれないなと思って、最近はライブで音感を鍛えるように意識しています。ほとんどの場合、イヤモニには自分のパートの音を流しているんですけど、あえて僕は自分のパートにせずにハモりを当てることにしてるんです。そういうことをじわじわとやりながら、なんとかアカペラをできるように頑張っている最中ですね。どうすれば自分のパートを歌えるか、やっとわかってきた気がします。
――リスアニ!では木村良平さん(鈴宮 壱役)にもお話を伺いましたが、ライブに関しては「それはどうでしょう?」というニュアンスでおっしゃっていましたね。
小野 ああ、なるほど。良ちゃんの言ってることはわかりますね。というのも、アカペラって誰か1人でも違ったらアウトなもので、ライブで音源のように再現するのは難しいと思うんです。ただ、もしやるとなったら、と思って僕は一応練習しているような感じですね。
自身の「アオペラ」での立ち位置
――「アオペラ」ではオリジナル楽曲のみならず、アカペラによるカバー楽曲もYouTubeにアップされています。
最初はカバーからの発表でしたが、当時の収録のことは覚えていらっしゃいますか?
小野 もちろん!情景とともに覚えています。今言った通りアカペラって1人間違えるとおかしなことになってしまうので、それを意識するがあまり、最初の収録の頃は戸惑っていた記憶があります。最近横山プロデューサーに相談したんですよ、「俺、歌い方も含めてこれでいいの?」って。アカペラの歌い方って「濁りのない声できれいに」みたいなイメージがあって。あくまで自分の先入観であって、世のアカペラユニットさんの曲を聴いていると意外とそうでもないことに気づくんですけど「主線を歌っている人の楽器であれ」「コーラスのときは主線の歌声の邪魔をしないように」という意識がベースにあったんです。僕はリードボーカルという立ち位置とはいえコーラスに回ることも多いので、「メインの邪魔しないように個性を消した声で歌うべきなのかなぁ」と。
――横山プロデューサーはなんとおっしゃっていたんですか?
小野 「この企画は声優さんたちがキャラクターとしてアカペラに挑戦する、がコンセプトだからイメージ通りのアカペラをしなくて大丈夫だよ」って言ってくれて。それで迷いがなくなって、「舞斗として歌っていいんだ」って。
――それは今回の新曲のレコーディング前の出来事だったんでしょうか?
小野 あとですね。というかレコーディング当日でした(笑)。横山プロデューサーと公園を散歩して、ベンチに座って。
――まさに青春……!歌っていくたびに意識も更新していきそうですね。
小野 ですね。次の曲を歌わせていただくときにはまた違った心持ちで臨めるかなと思っています。
「FYA’M’」の新曲「Let it snow, Let it snow, Let it snow」
――来年発売される について教えてください。「FYA’M’」の新曲「Let it snow, Let it snow, Let it snow」を初めて聴いたときはどのような印象を抱きましたか?
小野 THE・冬!シチューのCMを思い浮かべました(笑)。凍える子供さんにマフラーをかけてあげるような……そんな感じかな。寒いイメージがあるのに温かさを感じる曲。“When you put this scarf on my neck”という、あなたがマフラーをかけてくれたのよという歌詞もありますし。
――“缶コーヒー片手に何気なくかけた電話は2 回目のコールで繋がった”という、相変わらず少し大人びた雰囲気の歌詞も印象的です。クリスマスシーズンに似合う曲だからこそ際立ちますね。
小野 “2回目のコールで繋がった”のあとの“りんりんどん♪”っていうコーラスもすごくオシャレで。そういうものを乗せてくる感じもたまらないなと。
――まるでベルのような雰囲気ですよね。完成版を聴いたときはどのように感じられましたか?
小野 仮歌からも十分素敵さが伝わってきたんですが、やっぱり彼らが歌うことに意味があるなって思いました。仮歌は同じ方が通して歌ってらっしゃるんですけど、アオペラではパートごとに歌っているキャラクターが違うので、歌の色が一行ごとに違うんですよね。その入れ代わり立ち代わり感が「アオペラ」の魅力だなと思いましたね。アカペラってリードはメインの人が歌うというパターンが多いそうなんです、入れ替わり立ち替わりするのは比較的珍しいようで。そこが聴いていて楽しくなるんですよね。
――それぞれの声に特徴がありますもんね。例えば、濱野大輝さん(猫屋敷由比役)の低音ボイスや、仲村宗悟さん(深海ふかみ役)のボイスパーカッションなど……。
小野 大輝くんは屋台骨というか、強いなと思いますね。宗悟くんはがっつりボイパをするのはアオペラが初挑戦だそうで。Instagramに動画をあげていたことはあったらしいんですけど、そこからみんなと一緒にリズム隊としての責任を負えるレベルまで頑張ったんだなぁ、と。今回は鈴の音も宗悟くんが入れているので、ある意味新たな楽器を手に入れているんですよね。すごいなと思います。
――少し話が変わるんですが、「FYA’M’」には小野さんが昔から仲の良い方が多いですよね。豊永利行さん(綾瀬光緒役)とは特にお付き合いが長い印象です。
小野 そうですね。小野、豊永、さと(佐藤拓也さん)は同じ年で。で、大輝くんはフットサル仲間だったり、宗悟くんとは曲作り仲間だったり。浦田わたるくん(紫垣 明役)は、アオペラで一緒になる前からサシでよくカラオケに行っていました。それぞれに関係性がある役者さんと一緒に「FYA’M’」ができているので、早く一堂に会してみたいなと思いますね。
――そういう関係性も歌に反映されている気がします。相性が良いというか。
小野 そこはキャスティングの妙ですよね。声質、キャラクターバランスを含めたもので決まるそうなので。
――作品に収録されるボイスドラマも楽しみです。
小野 今回は「リルハピ」のルカくん(CV:柿原徹也)が何かしら闇を抱えているようで……。そのルカくんを盛り立てる「リルハピ」の壱くんたちと、それを見守る「FYA’M’」という感じの内容です。最後は大団円で終わるといいな……?と(笑)。ぜひ楽しみにしていてください!
J-POPを中心に展開されるカバー曲について
――ここでアカペラにまつわるお話もお伺いさせてください。前半のお話にもあった通り、アオペラではJ-POPを中心に様々な楽曲のカバーをされています。小野さんの中で、特に印象に残っている曲はありますか?
小野 「天体観測」ですね。BUMP OF CHICKENは一番好きなアーティストなんです。ボーカルの藤原基央さんとはここ数年仲良くさせてもらっていて、普段は藤くんと呼ばせてもらっています。だからカバーが決まったときは、いの一番に藤くんに伝えさせてもらいました。「歌わせてもらうよ!」「ありがとう、頑張ってね!」と。
――そうだったんですね!実際歌ってみていかがでした?
小野 メインパートだけではなかったので、コーラスの部分を含めて歌っていると「あれ? このパートはどこだ?」とハッとするような瞬間もありました。ハモリをしていて思い出したのが、藤くんとカラオケに一緒に行ったときに、「K」という僕の好きな歌を本人の前で歌う機会があって。そしたら最後のサビを藤くんがハモってくれたんです。
――すごいお話!
小野 曲を終えたあとに、「友樹くん、俺、この曲ハモリができるって初めて知ったよ」って(笑)。普段はメインだから。
――(笑)。なるほど。たしかにそうですよね。藤原さんに「FYA’M’」の「天体観測」の感想は聞かれましたか?
小野 それがまだなんです!今度お会いする機会があったときに聞いてみたいなと思っています。
――それにしても、小野さんの交友関係の広さに改めて驚いております(笑)。
小野 あははは。色々な方と仲良くさせていただいています。
――舞斗のプロフィールに「まとめ役や中心的立ち位置になるのは、彼のカリスマ性にもあることを自覚していない」とありますが、まさに小野さんのカリスマ性やお人柄所以ですね。では、アカペラの曲で小野さんがお好きな曲はありますか?
小野 やっぱりゴスペラーズですかね。大学の先輩なんです。特に「ひとり」という曲が好きですね。トップが高いので自分では歌えないんですけど……(笑)。
――今後アオペラで挑戦したい曲はありますか?
小野 アニメ系の楽曲のカバーをやってみたいなと思っていて。ポップスから攻めているので、あえてアニメ楽曲に挑戦したいなと。個人的には『魔法陣グルグル』のOPテーマ「晴れてハレルヤ」(奥井亜紀)を歌ってみたいです!
――聴きたいです!私も大好きな曲です。
小野 良い曲ですよね!歌ってみたらどうなるんだろうなって。EDテーマの「Wind Climbing ~風にあそばれて~」(奥井亜紀)もいいなと。
――木村さんとお話ししているときにも感じたことですが、「アオペラ」には色々な可能性が秘められていますね。
小野 そう思います。しかもアカペラの場合普通のカバーとは違うので、ハモ次第では曲自体も違って聴こえますし。色々な曲に可能性があるのかなと。
――この先2グループがどのように活躍していくかも楽しみです。
小野 僕としては、いつの日かライブをする日がくるんだろうなと思っています。でも修行が必要だなと思っているので、その日に備えて……ペラ力……文章で読むと「ぺらか」に見えてしまうかもしれませんが(笑)、「ぺらりょく」を鍛えたいなと思っています!
――余談なのですが、小野さんって昔ボイスパフォーマンス集団「おしゃ缶」も主宰されてましたよね。
小野 よくご存知ですね!(笑)歌はうたってないですけど。
――音楽を通して皆さんで色々なことをされることが好きなのかな、と。そういう意味でも、アオペラってすごく小野さんにぴったりなコンテンツなのかなと思いました。
小野 うんうん、まさにその通りです。先々みんなでできることがまだまだあるのかなと考えるととても楽しみなんです。まとめに入ってしまいますが、皆さんが応援してくださればこそなので、引き続き楽しんでいただければと思っています。ぜひ、1日1再生……!
――大事ですね!(笑)でも1再生とは言わず、何度も気軽に聴くことができますよね。では最後に、2022年3月12日(土)、13日(日)に、ベルサール秋葉原において開催予定の1周年記念トークイベント“アオペラ -aoppella!?- 1st Anniversary Party”に向けてメッセージをいただけますか。
小野 皆さんの前に顔を出せるのは初めてなんです。生放送はありましたけど、ついにイベントという形でアオペラの魅力をお届けできるのがすごく楽しみです。当日はぜひみんなと一緒に盛り上がれたらと思っています。
COSTUME BY utility
PHOTOGRAPHY BY 三橋優美子
INTERVIEW & TEXT BY 逆井マリ
●楽曲情報
「Let it snow, Let it snow, Let it snow」
歌唱:私立奏ヶ坂中学高等学校メンバー
是沢 舞斗(CV:小野 友樹)
綾瀬 光緒(CV:豊永 利行)
紫垣 明(CV:浦田 わたる)
宗円寺 朝晴(CV:佐藤 拓也)
猫屋敷 由比(CV:濱野 大輝)
深海 ふかみ(CV:仲村 宗悟)
作詞・作曲・編曲:Penthouse浪岡 真太郎、アカペラクリエイター/Rabbit Catとおるす
●リリース情報
『アオペラ -aoppella!?-3』
2022年2月10日(木)発売
【初回限定盤 -リルハピ ver.-】
【初回限定盤 -FYA’M’ ver.-】
価格:各¥2,420(税込)
【通常盤】
価格:¥1,980(税込)
<CD>
01 オレたちのクリスマスライブにようこそ(drama track)
02 リルリルHappy!
03 Let it snow, Let it snow, Let it snow
04-05 アオペラ地区予選開催!(drama track)
06-08 合同クリスマスライブ開催!(drama track)
■初回限定盤特典
・各グループの特製スリーブケース
・各グループ毎のオリジナル楽曲の楽譜(スコア)
・ランダムブロマイドセット5枚封入
※1パックに全22種の中からランダムアソートでいずれか5枚が入っています。
※レアは生徒からのメッセージが入った豪華仕様!
※「リルハピ ver.」「FYA’M’ ver.」共通の特典内容です。
■通常盤特典
・ランダムブロマイド1枚封入
※1パックに全22種の中からランダムアソートでいずれか1枚が入っています。
※レアは生徒からのメッセージが入った豪華仕様!
■公式通販限定!購入特典
対象期間内にCD3種セットをご購入いただいたお客様に、【アオペラ公式ONLINE STORE限定ドラマCD/Ordinary day-ふかみ&光緒編-「ふたりはなかよし -パンダが繋ぐ絆」】をプレゼント!
【購入特典】
CD3種セットをご購入いただいたお客様に、先着でアオペラ周年イベント「アオペラ -aoppella!?- 1st Anniversary Party」内キャスト登壇ステージ最速先行抽選シリアルをプレゼント!
購入特典などその他詳細はこちら
●イベント情報
「アオペラ -aoppella!?- 1st Anniversary Party」
公演日程:2022年3月12日(土)、13日(日)
開催場所:ベルサール秋葉原
<出演声優>
3月12日(土)
木村 良平
逢坂 良太
KENN
柿原 徹也
佐藤 拓也
3月13日(日)
木村 良平
KENN
柿原 徹也
小野 友樹
濱野 大輝
仲村 宗悟
●作品情報
「アオペラ -aoppella!?-」
『アオペラ -aoppella!?-』は、「青春」×「アカペラ」をテーマにメディアミックスで展開していく、 KLabが手掛ける音楽原作プロジェクトです。
<ストーリー>
————あの日、少年たちは魅了された。
目の前に立つのは、自分達と同じ普通の高校生。華美な衣装もない。
楽器のセットもない。
それなのに、彼らが口を開けた瞬間、変幻自在のハーモニーが溢れ出し、観客は熱狂する。
「僕たちも、あんな風に歌いたい!輝きたい!」
アカペラ≪無伴奏歌唱≫に魅入られた高校生たちが目指す、
高校生限定アカペラコンテスト『アオペラ』
遥かな高みを目指す、彼らの演奏が今、始まる————!
(C)KLab
関連リンク
小野友樹 公式Twitter
https://twitter.com/onoyuki19840622
「アオペラ -aoppella!?-」公式サイト
https://www.aoppella.com/
「アオペラ -aoppella!?-」公式Twitter
https://twitter.com/aoppella
「アオペラ -aoppella!?-」公式 YouTubeChannel
https://www.youtube.com/c/aoppella
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