声優アーティスト・大橋彩香が、12月22日にアコースティックミニアルバム『Lumière』をリリース。本作は、これまで自身のワンマンライブでアコースティックコーナーを設けるなどの取り組みを行なってきた彼女が、「光」をテーマに制作したアルバム。
大橋彩香 - Esprit De Lumière [Official MV]
あらたな試みが、次々実を結び始めた2021年
――この1年は、今まで以上に幅広いことに取り組まれた年になったように思うのですが。
大橋彩香 そうですね。アーティスト活動だけでも、結構いろいろやらせていただいたと思っていて。昨年末のアルバム『WINGS』もありましたし、1月にシングルを出して、5月にワンマンをやって。あと、8月には“HASSY”としての配信シングルを出して……そしてこの『Lumière』まで、「本当に、いろいろやったなぁ……」と感じる1年でしたね(笑)。それに、この1年で「歌がうまくなったね」と言われることもすごく多くなりました。最近だと11月の“THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! Celebration Land”のライブのあとに、「こんなに歌うまかったっけ?」みたいな感想をたくさん見つけて。
――それは、ワンマンライブ前にお話をお聞きした、ボイトレに通い始めた成果が出ているからなんでしょうかね?
大橋 あるかもしれないです。『シンデレラガールズ』の音まわりの方からも「基盤がすごくしっかりして、前に聴いたときと全然違う」と言ってもらえて、「キャラソンにも変化が出たんだなぁ」って力になっているのを実感しました。本当に些細な、隔週30分のボイトレなんですけど……。
――隔週30分だけなんですか!?
大橋 はい。なんならスケジュール的に、月イチになっちゃうときもあるし。でも先生からかけてもらうちょっとした言葉を意識するだけでも、すごく変化を実感するんですよね。しかも発声って歌だけじゃなくて、セリフを言うような部分にも関わってくるので、両方に還元できるように今後もボイトレは頑張っていきたいです。
――その他、今年はファンクラブイベントも初開催されました。
大橋 毎年やらせていただいているバースデーイベントよりも小さめの会場で、すごくゆったりしたなかでやらせていただきました。……あ、「#HASHTAG ME」の初披露だけは緊張しましたけど(笑)、でもそれ以外はのんびりお話したり、カラオケに行っている体で自分の好きな曲をアコースティックでカバーしてみたり。「BIG BRIDGE FAMILY」という名前のファンクラブということで、ファンの皆さんは“家族”なので、安心して自由に楽しませていただきました。
――アコースティックのカバーはバースデーイベントでもやられていましたし、今年後半の活動はだいぶアコースティックに寄っていたのでは?
大橋 そうですね。それはたぶん、私がアコースティックにハマったからだと思います(笑)。
――あ、ブーム来てましたか(笑)。
大橋 はい。
――おー!
大橋 その流れで、ファンクラブイベントでも「アコースティックでカバーやりたい!」と言ってカバーを披露して……その頃にはもう『Lumière』は動いていたので、タイミングがすごくよかったんですよね。
――アルバムの制作自体は、そのブームが来る前から始まっていたんですね。
大橋 そうなんです。話自体は昨年から上がっていたので。でもワンマンライブが終わって、今年5~6月ぐらいから明確に制作が動き始めた頃には、ちょうどいい感じにアコースティックにハマっていました。
――ハマるきっかけは何だったんですか?
大橋 なんだろう……?たぶん優里さんの曲をよく聴くので、まずそれで「アコースティックかっこいいな」となったのが最初だったと思います。それでそのあと、大森靖子さんにハマっている友達にBillboard Live TOKYOでの弾き語りライブに連れて行ってもらって。そこで「アコギかっこいい!」となって……そのお二方が、完全にスイッチでしたね。
――二段階あったんですね。
大橋 そうなんですよ。アコギを買ったのは、大森さんのライブに行ってからなので(笑)。あと「ビルボードでワンマンライブしたい!」とも思いましたね。最後にはカーテンが開いて夜景が見えたのもすごくオシャレでしたし、キャパも少なめだから距離も近くて……ドリンクを飲みながら観るようなちょっとオトナな感じだったので、「ビルボード、すごぃ……」ってなりました。
――それぐらいスイッチが入ったとなると、制作のなかでのこだわりも増していったのでは?
大橋 はい。非常にモチベーション高く作らせていただいて。今回『Lumière』というタイトルで“光”をコンセプトに掲げて、私の楽曲の中から明るく元気なものを6曲セレクトしてアコースティックアレンジしました。新曲1曲と合わせて、7曲収録させていただいてます。
――楽曲選定は、どのように行なわれたのですか?
大橋 最初の打ち合わせのときに、チームで候補曲を出していったら膨大な量になりまして(笑)。それで「じゃあ、ミニアルバム2枚出しましょう」と、2枚出すことに決まったんです。それで「2枚出すなら対にできたらいいよね」となりまして、最近かっこいい曲も増えてきたので「明るい曲とクールめな曲で、『光』と『影』はどうですか?」と提案したら、「『影』はちょっと暗いかも」となって。それで「光」と「星」になって、それぞれフランス語で『Lumière』と、来年春リリース予定の『Étoile』というタイトルになったんです。
――ということは、今回は既存曲の中から明るいイメージの曲を選ばれた。
大橋 そうです。今までワンマンライブでやった曲もありますけど、なるべく音源化していなかったり、アコースティックアレンジしたことのないことを優先して選んでいきました。
ガラリと印象が変わった曲も?セルフカバー曲について深堀り
――その中で、「明日の風よ」が1曲目に置かれているのは、長くファンでいる方はニヤリとするように思うのですが。
大橋 これは「YES!!」とどっちにするのか悩みました。ただ「明日の風よ」は1stワンマンのときにすでにアコースティックをやっていたんですけど、そのときはフル編成だったんですよ。でも今回は完全にギター1本のアレンジと、よりインパクトを与えられそうなだったので、こちらを最初に置かせていただきました。
――その「YES!!」と「ダイスキ。」は、ゆったりしたリズムになりながらも譜割り的にはきゅっと詰まったアレンジになっていますよね。
大橋 そうですね。特に「ダイスキ。」は元々踊るための四つ打ちのEDMだったので、踊らないアレンジになるとリズムの取り方とか落とし込むところが難しくて、ちょっと苦戦しましたね。
――コードがいちばん原曲からのリミックス感があるのは、「ダイスキ。」かもしれません。
大橋 たしかに。
――そうなると、歌うときに意識することもだいぶ変わりますよね。
大橋 実は今回は、意外とあまり何も考えずに歌っていて……(笑)。オトナっぽいアレンジに合わせるように、全体的にオトナっぽく歌った気がします。もちろん元々は明るい曲たちなので明るくは歌いますけど、原曲をレコーディングしたときから確実に年齢を重ねているわけなので、その年齢感とか人生経験の差みたいな部分で自然と元の歌声との差が出ているんじゃないかなと思いますね。それは「YES!!」もそうだと思います。原曲はもう、7年以上前に録った声ですから。
――ライブでのアコースティックの経験も、考えすぎずに歌う助けになったのでは?
大橋 はい。それに今回の曲はライブ人気曲を多く入れている気もするので、ライブでたくさん披露するなかで、ナチュラルにじわーっと歌い方が変わっていったと思うんです。その要素も、今回は入れられたんじゃないでしょうか。
――人気曲というと、「ワガママMIRROR HEART」はアコースティックとはいいながらも
比較的強めなサウンドになっています。
大橋 音数が減ってリズムのノリもちょっと変わりましたけど、バンド編成で。この曲はキーも下げましたし、リズムもすごく乗りやすかったです。
――この曲こそ、ワンマンはもちろんフェス必殺曲ですよね。
大橋 そうなんです。だからライブでめちゃくちゃ歌った経験を通じて得たものを、反映できたような気がしています。レコーディングのときって、曲をもらってすぐということもあるので、まだ歌い慣れていないところもあるんですよ。でもそのあと実際にお客さんの前で歌って感じたこととか、ダンスしながら歌ってついたクセとかいろんなものがあるので、それを違ったアレンジでも入れられたかなと思っています。
――その一方で、昨年のアルバム『WINGS』の収録曲「キミがいないクリスマスなんて」が選ばれているのも、特徴的だと思いました。
大橋 発売時期を考えて、というところもあったんですけど、この曲はライブですごく化けた感覚がありまして。
――大橋さんの中で、そういう実感があった。
大橋 そうなんです。ワンマン後に感想を見たら、「ダンスがすごくかわいい」と、「キミクリ」にハマってくれた方がすごく多かったんですよ。だからこの曲はライブの前後で印象の変わった方が多い曲だと思うんですけど、今回アレンジがガラッと変わったので、また違った意味で好きになる方が増えるんじゃないでしょうか。かわいいと思っていただいた曲が、だいぶ暗い感じになっちゃったんで(笑)。
――でも、歌詞を読んだら実は元々そういう曲でしたよね?
大橋 そうそう。歌詞にすごく寄っていったオケになったんですよ。「おひとりさまでもいいじゃない!」という曲から、「ひとりになっちゃったなぁ……家でひとりで、チキン食べるかぁ……」みたいな感じに。だから私、「クリスマスにファンの方は、どっちのバージョンを聴くんだろう?」って気になっていて。
――どちらを聴くかで心持ちも変わるでしょうし、逆にどちらを聴く心持ちなのか、というのも……。
大橋 明るいものも暗いものも両方できたので、ぜひお好きなほうを聴いてほしいです。
――ただ『Lumière』収録版は、まさにビルボードが似合うアレンジだと感じました。
大橋 たしかに。ピアノな感じでオシャレですし、「六本木」って感じがしますね(笑)。オケのテンポもすごくゆっくりになって音数も少なくなったことで、だいぶ原曲よりもしっとりとしたので、より感情も入れて歌わせていただきました。
――もう1曲、既存曲だと「流星タンバリン」も収録されています。こちらも原曲はライブ人気曲ですが。
大橋 もうライブといえば!の「音楽最高!」ソングですけど、結構壮大なアレンジになっていたので、「これも、アコースティックなのかぁ……」という新しい発見がありました。
――壮大さ、ですか。
大橋 なんだろう……「宇宙」って感じ?(笑)。地球が見えてきそうな……ってなると私、すごいところから見てることになりますけど(笑)。
――神みたいな目線からの俯瞰に(笑)。
大橋 そうなんです(笑)。でもそれぐらいの壮大さを感じられるアレンジになっていて。ド頭の歌詞を少し削ったり、尺感も割と変わっていたりするので、そういう違いも聴いていただきたいです。いろんな音も使っているので、それも探して楽しんでみてほしいですね。
解釈の余地をもたせた新曲、MV撮影は自然との戦いに!?
――そしてそんな本作のラストを飾るのが、新曲「Esprit De Lumière」です。
大橋 プロデューサーの方とは「草原が似合うような、明るくて爽やかな感じがいいよね」みたいな話はしていたんですけど、それ以外の部分は割とおまかせしていました。
――ということは、曲を聴いて「こうきたか」と思ったポイントもあったのでは?
大橋 ありました。最初にいただいたのは作詞・作曲してくださったTAKUYAさんがアコギで弾き語りをしているデモ音源だったんですけど、すごく不思議な世界観だなぁ」って。特に、歌詞がすごく印象的だったんです。英語もフランス語も入っているし、普段あまり使わないような言葉がたくさん並んでいるような印象があって。「こんな曲、初めてだな」と思いました。
――歌ううえでのイメージは、どう固めていったのでしょうか?
大橋 アレンジがされるとすごく壮大で、のびのびとどこまでも飛んでいくような雰囲気になったんですよ。そのオケとちょっとメルヘンな歌詞もすごくマッチしていたので、新しい風を取り入れつつも大橋彩香らしさもすごく反映されている……アコースティックアルバムのリード曲として、また新しい自分をみせられる曲になったように思います。
――歌詞にも解釈の余地が多いので、人それぞれの物語を作れそうでもありますよね。
大橋 そうですね。人によって解釈が違うとは思うんですけど、私はファンの皆さんと一緒に、ペンギンになって「これからもいろんなとこ、行こうぜ!」ってわーっと飛んでる……みたいな(笑)。そんな画が浮かびました。
――そういう意味では、『WINGS』にもあったメッセージ性とのつながりも感じる部分がありますね。
大橋 やっぱりどこか元気をもらえたり自信をくれたり、あとファンの皆さんとの関係値みたいなものも感じさせてくれるのが、私のリード曲なんだな、と改めて思いましたね。ラブソングっぽい曲でも、どこか“ファンと私”みたいな捉え方もできるし。いろんな解釈のできる曲が自分には多いというのは、面白いなと思います。
――レコーディングのときも、そういったイメージを持ちながらの歌唱に?
大橋 そうですね。でも実際に歌ったら、事前にイメージしたように歌えなくて。もっと優しく伸びやかで余裕があるように歌おうと思っていたんですけど、実際歌ったら全然息が吸えないし、キーも高くて全然余裕感が出せなくて、「おらー!」って歌っちゃったように感じたんです。
――特にサビは入りから高いうえに、さらにじわじわ上がっていきますからね。
大橋 そうなんです。だから「想像と現実は違うんだな」って、現実を見せつけられたレコーディングでした。でも少し時間が経って冷静になってから聴いてみると、割と私の歌って感情でぶん殴るのが特徴かなという気もしていたので、「この表現も大橋彩香っぽくて、結構よかったかな」という気持ちになりました。
――しかもサビのメロディの流れも相まって、おっしゃるように一緒に飛んでいるようなイメージは強く湧きますね。
大橋 着地せずにずっと飛んでいって、宇宙まで行っちゃう……みたいな感じもしますよね。「どこまでも飛んでいくから、ついてきてね」っていう……ギブ・アンド・テイクな感じといいますか。
――今のファンとの関係値を表してもいるし。
大橋 そうですね。お互いが支え合って、それがハッピーを生み出している……という感じの曲になったかなと思います。
――そしてこの曲のMVが、既に公式チャンネルにて公開されています。
大橋 バンドメンバ―の皆さんが輪を作って、その真ん中に椅子に座った私がいて……ただ、めっちゃ風が強かったんですよ!MVだと心地いいそよ風みたいに見える、いい具合のところだけ使っていただいているんですけど、もうずーっとおでこ出ちゃってたぐらいで!
――たしかに、まわりが森でここだけ開けた草原なので、ちょうど風の通り道に……。
大橋 そうなんです!だからメイクさんが撮影直前まで直してくれても、3歩ぐらい歩いたらすぐぶわっ!となって。だから最初はずっとメイクさんがそわそわしてたんですけど、途中からお互い諦めました(笑)。それに、ちょうど座って向かなきゃいけない方向に太陽があって、めちゃくちゃ眩しくて!だから「自然の暴力ってこういうことか……」ってすごく思いましたね。
――ただ、バンドの皆さんの輪の中に大橋さんが囲まれているというシチュエーションは、とてもいいですね。
大橋 実は今回のMVが初めてバンドさんと一緒の撮影になりまして。今までのMVは私かダンサーさんか……という感じだったんですけど。
――ものすごくロックしている曲もありませんでしたから。
大橋 そうなんですよ。今回ギターのキョータさん以外は初めてお世話になる方だったんですけど、すごく優しく見守ってくれて。同じ日に「ワガママMIRROR HEART」のアコースティックバージョンのMVも撮ったんです。
――こちらも発売に先駆けて、公開になっていますが。
大橋 こっちは日が落ちる瞬間の夕景を撮りたかったので、15分ぐらいしかいい時間帯がなくて、3本勝負みたいな感じでワンカットで撮りまして。同じ衣装なんですけど表情感がすごく違うので、こちらもぜひ観ていただきたいです。
――完全にワンカットのMVになっているので、すごく集中力が必要だったのでは、と思ったのですが。
大橋 はい。しかも「ここから歩いてきて、サビまでにはここに来て」とか「大サビはクレーンでカメラが上がるんで、落ちサビ終わったらちょっと下がって」みたいに、結構指定が多くて……ただ、MVって音が入らないので、監督が「いいよいいよ!かわいいよ!」みたいにめちゃめちゃ声を出して盛り上げてくださって(笑)。それが、長回しなうえに3回しか撮れないということで不安だった私のメンタルを支えてくれたんですよ。たしか実際、それがいちばんにぎやかだった2回目のテイクが採用になっていたと思います(笑)。
――さて、来春には第2弾となる『Étoile』のリリースも発表されました。最初のお話の繰り返しになってしまいますが、この1年の活動が非常に幅広かったので、ファンの皆さんは今「次、何をやるんだろう?」とすごくワクワクしているところだと思います。
大橋 まずはアコギですかね? バースデーイベントでは「ドレミの歌」を弾いたんですけど、もうちょっと上達した何かを皆さんに聴かせられる日が来たら……でも実は、若干アコギ熱も冷め始めていて……だからまずはそれをお見せして、1回「ハマりましたよ」っていう証を残しておきたいです(笑)。それに、せっかくアコースティックミニアルバムを出したので、ファンからの要望も多かったアコースティックライブもできたらいいなぁと思います。あと、よくバースデーなどでアコースティックのカバーをやったりもしていたので、カバーライブもやりたいですね。
――仮にアコースティックでワンマンをやるとして、その中にカバーを数曲入れる形であれば、両方一気に叶えられるかもしれませんね。
大橋 そうですね。それをビルボードみたいな雰囲気のいい会場でやれて、限定メニューでペペロンチーノを出したりして……そういう会場でのワンマンライブ自体まだやったことがないので、それもひとつ夢です。『Étoile』も収録曲は決まりましたけど、ちょうど今アレンジしていただいているところなので、これから頑張ってレコーディングして、いいものを皆さんにお届けしたいと思っています。
INTERVIEW & TEXT BY 須永兼次
●リリース情報
大橋彩香 Acoustic Mini Album
『Lumière』
12月22日発売
品番:LACA-15924
価格:¥2,400+税
<CD>
1. 明日の風よ
作詞:畑 亜貴 作曲:佐伯高志 Acoustic Arranged by:SAMOYED
2. ダイスキ。
作詞:Kanata Okajima 作曲:Kanata Okajima、pw.a
Acoustic Arranged by:monolog
3. YES!!
作詞:こだまさおり 作曲:高田 暁 Acoustic Arranged by:Carlos K.
4. ワガママMIRROR HEART
作詞:真崎エリカ 作曲:加藤裕介 Acoustic Arranged by:村山☆潤
5. キミがいないクリスマスなんて
作詞:Kanata Okajima 作曲:DAICHI , Shunsuke Harada Acoustic Arranged by:本間昭光
6. 流星タンバリン
作詞:畑 亜貴 作曲:中村瑛彦 Acoustic Arranged by:Hitoshi Harukawa
7. Esprit De Lumière
作詞・作曲:TAKUYA 編曲:本間昭光
大橋彩香 Acoustic Mini Album
『Étoile』
2022年春発売決定!
“星”をテーマにクールでかっこいい楽曲を中心にセルフカバーが収録される。新曲も収録予定。
関連リンク
大橋彩香オフィシャルサイト
http://ohashiayaka.com
既存曲6曲をアコースティックアレンジしたセルフカバーと新曲「Esprit De Lumière」の計7曲を収録した。本稿では音楽の幅をさらに広げた今年1年の振り返りとともに、このアルバムについて直撃。すると本作と大橋自身のマイブームが、偶然にも重なったとの事実も明らかに……?
大橋彩香 - Esprit De Lumière [Official MV]
あらたな試みが、次々実を結び始めた2021年
――この1年は、今まで以上に幅広いことに取り組まれた年になったように思うのですが。
大橋彩香 そうですね。アーティスト活動だけでも、結構いろいろやらせていただいたと思っていて。昨年末のアルバム『WINGS』もありましたし、1月にシングルを出して、5月にワンマンをやって。あと、8月には“HASSY”としての配信シングルを出して……そしてこの『Lumière』まで、「本当に、いろいろやったなぁ……」と感じる1年でしたね(笑)。それに、この1年で「歌がうまくなったね」と言われることもすごく多くなりました。最近だと11月の“THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! Celebration Land”のライブのあとに、「こんなに歌うまかったっけ?」みたいな感想をたくさん見つけて。
――それは、ワンマンライブ前にお話をお聞きした、ボイトレに通い始めた成果が出ているからなんでしょうかね?
大橋 あるかもしれないです。『シンデレラガールズ』の音まわりの方からも「基盤がすごくしっかりして、前に聴いたときと全然違う」と言ってもらえて、「キャラソンにも変化が出たんだなぁ」って力になっているのを実感しました。本当に些細な、隔週30分のボイトレなんですけど……。
――隔週30分だけなんですか!?
大橋 はい。なんならスケジュール的に、月イチになっちゃうときもあるし。でも先生からかけてもらうちょっとした言葉を意識するだけでも、すごく変化を実感するんですよね。しかも発声って歌だけじゃなくて、セリフを言うような部分にも関わってくるので、両方に還元できるように今後もボイトレは頑張っていきたいです。
――その他、今年はファンクラブイベントも初開催されました。
大橋 毎年やらせていただいているバースデーイベントよりも小さめの会場で、すごくゆったりしたなかでやらせていただきました。……あ、「#HASHTAG ME」の初披露だけは緊張しましたけど(笑)、でもそれ以外はのんびりお話したり、カラオケに行っている体で自分の好きな曲をアコースティックでカバーしてみたり。「BIG BRIDGE FAMILY」という名前のファンクラブということで、ファンの皆さんは“家族”なので、安心して自由に楽しませていただきました。
――アコースティックのカバーはバースデーイベントでもやられていましたし、今年後半の活動はだいぶアコースティックに寄っていたのでは?
大橋 そうですね。それはたぶん、私がアコースティックにハマったからだと思います(笑)。
――あ、ブーム来てましたか(笑)。
大橋 はい。
もう、ハマったことをすーぐやりたがるタイプなので。ちょっと前まではEDM系ばかり聴いていたのに、急にシンガー・ソングライターさんの曲とか、バンドっぽい爽やかな曲をよく聴くようになったんです。しかもアコギも買いまして。
――おー!
大橋 その流れで、ファンクラブイベントでも「アコースティックでカバーやりたい!」と言ってカバーを披露して……その頃にはもう『Lumière』は動いていたので、タイミングがすごくよかったんですよね。
――アルバムの制作自体は、そのブームが来る前から始まっていたんですね。
大橋 そうなんです。話自体は昨年から上がっていたので。でもワンマンライブが終わって、今年5~6月ぐらいから明確に制作が動き始めた頃には、ちょうどいい感じにアコースティックにハマっていました。
――ハマるきっかけは何だったんですか?
大橋 なんだろう……?たぶん優里さんの曲をよく聴くので、まずそれで「アコースティックかっこいいな」となったのが最初だったと思います。それでそのあと、大森靖子さんにハマっている友達にBillboard Live TOKYOでの弾き語りライブに連れて行ってもらって。そこで「アコギかっこいい!」となって……そのお二方が、完全にスイッチでしたね。
――二段階あったんですね。
大橋 そうなんですよ。アコギを買ったのは、大森さんのライブに行ってからなので(笑)。あと「ビルボードでワンマンライブしたい!」とも思いましたね。最後にはカーテンが開いて夜景が見えたのもすごくオシャレでしたし、キャパも少なめだから距離も近くて……ドリンクを飲みながら観るようなちょっとオトナな感じだったので、「ビルボード、すごぃ……」ってなりました。
――それぐらいスイッチが入ったとなると、制作のなかでのこだわりも増していったのでは?
大橋 はい。非常にモチベーション高く作らせていただいて。今回『Lumière』というタイトルで“光”をコンセプトに掲げて、私の楽曲の中から明るく元気なものを6曲セレクトしてアコースティックアレンジしました。新曲1曲と合わせて、7曲収録させていただいてます。
――楽曲選定は、どのように行なわれたのですか?
大橋 最初の打ち合わせのときに、チームで候補曲を出していったら膨大な量になりまして(笑)。それで「じゃあ、ミニアルバム2枚出しましょう」と、2枚出すことに決まったんです。それで「2枚出すなら対にできたらいいよね」となりまして、最近かっこいい曲も増えてきたので「明るい曲とクールめな曲で、『光』と『影』はどうですか?」と提案したら、「『影』はちょっと暗いかも」となって。それで「光」と「星」になって、それぞれフランス語で『Lumière』と、来年春リリース予定の『Étoile』というタイトルになったんです。
――ということは、今回は既存曲の中から明るいイメージの曲を選ばれた。
大橋 そうです。今までワンマンライブでやった曲もありますけど、なるべく音源化していなかったり、アコースティックアレンジしたことのないことを優先して選んでいきました。
ガラリと印象が変わった曲も?セルフカバー曲について深堀り
――その中で、「明日の風よ」が1曲目に置かれているのは、長くファンでいる方はニヤリとするように思うのですが。
大橋 これは「YES!!」とどっちにするのか悩みました。ただ「明日の風よ」は1stワンマンのときにすでにアコースティックをやっていたんですけど、そのときはフル編成だったんですよ。でも今回は完全にギター1本のアレンジと、よりインパクトを与えられそうなだったので、こちらを最初に置かせていただきました。
――その「YES!!」と「ダイスキ。」は、ゆったりしたリズムになりながらも譜割り的にはきゅっと詰まったアレンジになっていますよね。
大橋 そうですね。特に「ダイスキ。」は元々踊るための四つ打ちのEDMだったので、踊らないアレンジになるとリズムの取り方とか落とし込むところが難しくて、ちょっと苦戦しましたね。
――コードがいちばん原曲からのリミックス感があるのは、「ダイスキ。」かもしれません。
大橋 たしかに。
キー自体もちょっと下げましたし、ピアノとか使ってだいぶジャジーになりましたからね。あんなにも好きがあふれて止まらないド直球ラブソングが、ブランデーグラスを回しながら……みたいな(笑)、すごくオトナな雰囲気になっていて。「アレンジだけで、こんなに変わるのかぁ」ってびっくりしました。
――そうなると、歌うときに意識することもだいぶ変わりますよね。
大橋 実は今回は、意外とあまり何も考えずに歌っていて……(笑)。オトナっぽいアレンジに合わせるように、全体的にオトナっぽく歌った気がします。もちろん元々は明るい曲たちなので明るくは歌いますけど、原曲をレコーディングしたときから確実に年齢を重ねているわけなので、その年齢感とか人生経験の差みたいな部分で自然と元の歌声との差が出ているんじゃないかなと思いますね。それは「YES!!」もそうだと思います。原曲はもう、7年以上前に録った声ですから。
――ライブでのアコースティックの経験も、考えすぎずに歌う助けになったのでは?
大橋 はい。それに今回の曲はライブ人気曲を多く入れている気もするので、ライブでたくさん披露するなかで、ナチュラルにじわーっと歌い方が変わっていったと思うんです。その要素も、今回は入れられたんじゃないでしょうか。
――人気曲というと、「ワガママMIRROR HEART」はアコースティックとはいいながらも
比較的強めなサウンドになっています。
大橋 音数が減ってリズムのノリもちょっと変わりましたけど、バンド編成で。この曲はキーも下げましたし、リズムもすごく乗りやすかったです。
――この曲こそ、ワンマンはもちろんフェス必殺曲ですよね。
大橋 そうなんです。だからライブでめちゃくちゃ歌った経験を通じて得たものを、反映できたような気がしています。レコーディングのときって、曲をもらってすぐということもあるので、まだ歌い慣れていないところもあるんですよ。でもそのあと実際にお客さんの前で歌って感じたこととか、ダンスしながら歌ってついたクセとかいろんなものがあるので、それを違ったアレンジでも入れられたかなと思っています。
――その一方で、昨年のアルバム『WINGS』の収録曲「キミがいないクリスマスなんて」が選ばれているのも、特徴的だと思いました。
大橋 発売時期を考えて、というところもあったんですけど、この曲はライブですごく化けた感覚がありまして。
――大橋さんの中で、そういう実感があった。
大橋 そうなんです。ワンマン後に感想を見たら、「ダンスがすごくかわいい」と、「キミクリ」にハマってくれた方がすごく多かったんですよ。だからこの曲はライブの前後で印象の変わった方が多い曲だと思うんですけど、今回アレンジがガラッと変わったので、また違った意味で好きになる方が増えるんじゃないでしょうか。かわいいと思っていただいた曲が、だいぶ暗い感じになっちゃったんで(笑)。
――でも、歌詞を読んだら実は元々そういう曲でしたよね?
大橋 そうそう。歌詞にすごく寄っていったオケになったんですよ。「おひとりさまでもいいじゃない!」という曲から、「ひとりになっちゃったなぁ……家でひとりで、チキン食べるかぁ……」みたいな感じに。だから私、「クリスマスにファンの方は、どっちのバージョンを聴くんだろう?」って気になっていて。
――どちらを聴くかで心持ちも変わるでしょうし、逆にどちらを聴く心持ちなのか、というのも……。
大橋 明るいものも暗いものも両方できたので、ぜひお好きなほうを聴いてほしいです。
――ただ『Lumière』収録版は、まさにビルボードが似合うアレンジだと感じました。
大橋 たしかに。ピアノな感じでオシャレですし、「六本木」って感じがしますね(笑)。オケのテンポもすごくゆっくりになって音数も少なくなったことで、だいぶ原曲よりもしっとりとしたので、より感情も入れて歌わせていただきました。
――もう1曲、既存曲だと「流星タンバリン」も収録されています。こちらも原曲はライブ人気曲ですが。
大橋 もうライブといえば!の「音楽最高!」ソングですけど、結構壮大なアレンジになっていたので、「これも、アコースティックなのかぁ……」という新しい発見がありました。
――壮大さ、ですか。
大橋 なんだろう……「宇宙」って感じ?(笑)。地球が見えてきそうな……ってなると私、すごいところから見てることになりますけど(笑)。
――神みたいな目線からの俯瞰に(笑)。
大橋 そうなんです(笑)。でもそれぐらいの壮大さを感じられるアレンジになっていて。ド頭の歌詞を少し削ったり、尺感も割と変わっていたりするので、そういう違いも聴いていただきたいです。いろんな音も使っているので、それも探して楽しんでみてほしいですね。
解釈の余地をもたせた新曲、MV撮影は自然との戦いに!?
――そしてそんな本作のラストを飾るのが、新曲「Esprit De Lumière」です。
大橋 プロデューサーの方とは「草原が似合うような、明るくて爽やかな感じがいいよね」みたいな話はしていたんですけど、それ以外の部分は割とおまかせしていました。
――ということは、曲を聴いて「こうきたか」と思ったポイントもあったのでは?
大橋 ありました。最初にいただいたのは作詞・作曲してくださったTAKUYAさんがアコギで弾き語りをしているデモ音源だったんですけど、すごく不思議な世界観だなぁ」って。特に、歌詞がすごく印象的だったんです。英語もフランス語も入っているし、普段あまり使わないような言葉がたくさん並んでいるような印象があって。「こんな曲、初めてだな」と思いました。
――歌ううえでのイメージは、どう固めていったのでしょうか?
大橋 アレンジがされるとすごく壮大で、のびのびとどこまでも飛んでいくような雰囲気になったんですよ。そのオケとちょっとメルヘンな歌詞もすごくマッチしていたので、新しい風を取り入れつつも大橋彩香らしさもすごく反映されている……アコースティックアルバムのリード曲として、また新しい自分をみせられる曲になったように思います。
――歌詞にも解釈の余地が多いので、人それぞれの物語を作れそうでもありますよね。
大橋 そうですね。人によって解釈が違うとは思うんですけど、私はファンの皆さんと一緒に、ペンギンになって「これからもいろんなとこ、行こうぜ!」ってわーっと飛んでる……みたいな(笑)。そんな画が浮かびました。
――そういう意味では、『WINGS』にもあったメッセージ性とのつながりも感じる部分がありますね。
大橋 やっぱりどこか元気をもらえたり自信をくれたり、あとファンの皆さんとの関係値みたいなものも感じさせてくれるのが、私のリード曲なんだな、と改めて思いましたね。ラブソングっぽい曲でも、どこか“ファンと私”みたいな捉え方もできるし。いろんな解釈のできる曲が自分には多いというのは、面白いなと思います。
――レコーディングのときも、そういったイメージを持ちながらの歌唱に?
大橋 そうですね。でも実際に歌ったら、事前にイメージしたように歌えなくて。もっと優しく伸びやかで余裕があるように歌おうと思っていたんですけど、実際歌ったら全然息が吸えないし、キーも高くて全然余裕感が出せなくて、「おらー!」って歌っちゃったように感じたんです。
――特にサビは入りから高いうえに、さらにじわじわ上がっていきますからね。
大橋 そうなんです。だから「想像と現実は違うんだな」って、現実を見せつけられたレコーディングでした。でも少し時間が経って冷静になってから聴いてみると、割と私の歌って感情でぶん殴るのが特徴かなという気もしていたので、「この表現も大橋彩香っぽくて、結構よかったかな」という気持ちになりました。
――しかもサビのメロディの流れも相まって、おっしゃるように一緒に飛んでいるようなイメージは強く湧きますね。
大橋 着地せずにずっと飛んでいって、宇宙まで行っちゃう……みたいな感じもしますよね。「どこまでも飛んでいくから、ついてきてね」っていう……ギブ・アンド・テイクな感じといいますか。
――今のファンとの関係値を表してもいるし。
大橋 そうですね。お互いが支え合って、それがハッピーを生み出している……という感じの曲になったかなと思います。
――そしてこの曲のMVが、既に公式チャンネルにて公開されています。
大橋 バンドメンバ―の皆さんが輪を作って、その真ん中に椅子に座った私がいて……ただ、めっちゃ風が強かったんですよ!MVだと心地いいそよ風みたいに見える、いい具合のところだけ使っていただいているんですけど、もうずーっとおでこ出ちゃってたぐらいで!
――たしかに、まわりが森でここだけ開けた草原なので、ちょうど風の通り道に……。
大橋 そうなんです!だからメイクさんが撮影直前まで直してくれても、3歩ぐらい歩いたらすぐぶわっ!となって。だから最初はずっとメイクさんがそわそわしてたんですけど、途中からお互い諦めました(笑)。それに、ちょうど座って向かなきゃいけない方向に太陽があって、めちゃくちゃ眩しくて!だから「自然の暴力ってこういうことか……」ってすごく思いましたね。
――ただ、バンドの皆さんの輪の中に大橋さんが囲まれているというシチュエーションは、とてもいいですね。
大橋 実は今回のMVが初めてバンドさんと一緒の撮影になりまして。今までのMVは私かダンサーさんか……という感じだったんですけど。
――ものすごくロックしている曲もありませんでしたから。
大橋 そうなんですよ。今回ギターのキョータさん以外は初めてお世話になる方だったんですけど、すごく優しく見守ってくれて。同じ日に「ワガママMIRROR HEART」のアコースティックバージョンのMVも撮ったんです。
――こちらも発売に先駆けて、公開になっていますが。
大橋 こっちは日が落ちる瞬間の夕景を撮りたかったので、15分ぐらいしかいい時間帯がなくて、3本勝負みたいな感じでワンカットで撮りまして。同じ衣装なんですけど表情感がすごく違うので、こちらもぜひ観ていただきたいです。
――完全にワンカットのMVになっているので、すごく集中力が必要だったのでは、と思ったのですが。
大橋 はい。しかも「ここから歩いてきて、サビまでにはここに来て」とか「大サビはクレーンでカメラが上がるんで、落ちサビ終わったらちょっと下がって」みたいに、結構指定が多くて……ただ、MVって音が入らないので、監督が「いいよいいよ!かわいいよ!」みたいにめちゃめちゃ声を出して盛り上げてくださって(笑)。それが、長回しなうえに3回しか撮れないということで不安だった私のメンタルを支えてくれたんですよ。たしか実際、それがいちばんにぎやかだった2回目のテイクが採用になっていたと思います(笑)。
――さて、来春には第2弾となる『Étoile』のリリースも発表されました。最初のお話の繰り返しになってしまいますが、この1年の活動が非常に幅広かったので、ファンの皆さんは今「次、何をやるんだろう?」とすごくワクワクしているところだと思います。
大橋 まずはアコギですかね? バースデーイベントでは「ドレミの歌」を弾いたんですけど、もうちょっと上達した何かを皆さんに聴かせられる日が来たら……でも実は、若干アコギ熱も冷め始めていて……だからまずはそれをお見せして、1回「ハマりましたよ」っていう証を残しておきたいです(笑)。それに、せっかくアコースティックミニアルバムを出したので、ファンからの要望も多かったアコースティックライブもできたらいいなぁと思います。あと、よくバースデーなどでアコースティックのカバーをやったりもしていたので、カバーライブもやりたいですね。
――仮にアコースティックでワンマンをやるとして、その中にカバーを数曲入れる形であれば、両方一気に叶えられるかもしれませんね。
大橋 そうですね。それをビルボードみたいな雰囲気のいい会場でやれて、限定メニューでペペロンチーノを出したりして……そういう会場でのワンマンライブ自体まだやったことがないので、それもひとつ夢です。『Étoile』も収録曲は決まりましたけど、ちょうど今アレンジしていただいているところなので、これから頑張ってレコーディングして、いいものを皆さんにお届けしたいと思っています。
INTERVIEW & TEXT BY 須永兼次
●リリース情報
大橋彩香 Acoustic Mini Album
『Lumière』
12月22日発売
品番:LACA-15924
価格:¥2,400+税
<CD>
1. 明日の風よ
作詞:畑 亜貴 作曲:佐伯高志 Acoustic Arranged by:SAMOYED
2. ダイスキ。
作詞:Kanata Okajima 作曲:Kanata Okajima、pw.a
Acoustic Arranged by:monolog
3. YES!!
作詞:こだまさおり 作曲:高田 暁 Acoustic Arranged by:Carlos K.
4. ワガママMIRROR HEART
作詞:真崎エリカ 作曲:加藤裕介 Acoustic Arranged by:村山☆潤
5. キミがいないクリスマスなんて
作詞:Kanata Okajima 作曲:DAICHI , Shunsuke Harada Acoustic Arranged by:本間昭光
6. 流星タンバリン
作詞:畑 亜貴 作曲:中村瑛彦 Acoustic Arranged by:Hitoshi Harukawa
7. Esprit De Lumière
作詞・作曲:TAKUYA 編曲:本間昭光
大橋彩香 Acoustic Mini Album
『Étoile』
2022年春発売決定!
“星”をテーマにクールでかっこいい楽曲を中心にセルフカバーが収録される。新曲も収録予定。
関連リンク
大橋彩香オフィシャルサイト
http://ohashiayaka.com
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