三月のパンタシアが3月27日に東京・Zepp Haneda(TOKYO)にて、ワンマンライブ“三月のパンタシア LIVE2022 / 邂逅少女”を開催した。
本公演は3月9日にリリースした通算4枚目となるニューアルバム『邂逅少女』を引っ提げた東阪ツアーの東京公演。
「今までで一番最高の夜にします」
開演前は、これまでのライブよりも不安や緊張を感じるような要素が多いのではないかと思っていたが、それらまったくの杞憂だったようだ。冒頭のプロローグから、みあの声はとても落ち着いていた。青い光に満ち満ちたステージに登場した彼女は、ピアノの音色に乗せて、青春時代を必死に生きる少女たちの“甘美で、歪で、ブルーな感情”を音楽にして光弾けさせると語り、“三月のパンタシア LIVE2022 / 邂逅少女”の開演を宣言。初の長編小説「さよならの空はあの青い花の輝きとよく似ていた」の主題歌で、ホリエアツシ(ストレイテナー)と共作したストレートなロックナンバー「夜光」で勢いよくライブをスタートさせると、観客は総立ちとなってクラップを巻き起こし、同作のアンサーソングで主人公の数年後の姿を描いた、山内総一郎&金澤ダイスケ(フジファブリック)作・編曲の「閃光」では、花や植物がついたフラッグを大きく振りながらフロアの熱気を上げた。
田舎の夜の儚い月の光と、都会の昼の明るい太陽の光という対比を見せたみあは、「今までで一番最高の夜にします。最後まで楽しんでいってください」と挨拶すると、TVアニメ『魔法科高校の優等生』OPテーマでじんが書き下ろした「101」で透明な感情をフレアブルーに染め上げ、「君をもっと知りたくない」では不意に訪れた胸の高鳴りに赤い警告色が浮かび、ドラマ「あの時キスしておけば」のOPテーマ「幸福なわがまま」と同作のその後を描いた「あのね。」では、キュートなチャーミングなパフォーマンスでピンク色のようなハッピーなバイブレーションを届けた。
「さよ花」(さよならの空はあの青い花の輝きとよく似ていた)の光から透明、蒼色、朱色、淡紅色を経て、ライブはいよいよ、ニューアルバム『邂逅少女』のために書き下ろされた青春小説「再会」の世界へ。最初の登場人物は<神崎美紀>。ポエトリーリーディングによって、容姿端麗で高校のクラスメイトの男女ともに人気のある彼女の先生に対する密やかな恋心が語られた。歌詞にある“白い吐息”や“白い消しゴム”を体現するかのような白い光の中で、卒業間近の彼女の心境を綴ったアルバム曲「シリアス」だけでなく、みあもバンドも観客も照明もぐるぐると回って騒ぐ「逆さまのLady」や「パステルレイン」といった既発曲でも、触れ合いたいのに触れ合えないもどかしさを表現した。
続いてのポエトリーリーディングでは、<池脇琴絵>のどうしようもない心の傷や痛みが吐露された。三月のパンタシアとしての活動を始めたばかりの2015年に発表した楽曲「星の涙」では近くにいるけれども、決して交わらない平行線上にいる主人公の二人が<琴絵>とヒロイン<麻莉>の関係性に重なる。そして、ニューアルバム収録の“病み曲”で琴江の秘密が明かされる「君の幸せ喜べない、ごめんね」ではみあは両膝を付き、感情的に歌い上げる。「星の涙」と同じく初期曲で、n-buna(ヨルシカ)による「青に水底」はドラマチックな展開で、地上から見上げる青い空、その空が映る水面、ダムの水底から見上げる水面という多彩な風景を見せてくれた。
そして、カバンにつけたキーホルダーの小さな鈴の音が聞こえ、「再会」のヒロインである<林麻莉>の小学校時代の思い出や、幼なじみである<永山春翔>との別れと高校での再が語られ、「再会」のテーマソングとしての子(神聖かまってちゃん)とのコラボ曲「花冷列車」では、みあが運命の列車に飛び乗るかのようにお立ち台に上がると、フロアは大盛り上がりとなった。さらに、n-bua(ヨルシカ)作で三パシの代表曲とも言えるアップテンポのポップロック「青春なんていらないわ」や1stシングル「はじまりの速度」では観客のクラップが一際大きく鳴り響き、「再会」の2つ目のメインテーマ「幸せのありか」では歌詞と同じようにみあはステージを駆け出し、みあとして、麻莉として、物語の続きは自分から紡いでいくんだという決意をパフォーマンスを通して表明し、ライブは最終盤へ。
オーディエンスに伝えた心からの感謝
手をぐるぐると回してもあり上がる「醒めないで、青春」やファンと一緒に遊べる曲を想定して作られた「ランデヴー」というライブの定番曲で会場全体に一体感をもたらした彼女は、ラストナンバーを前に「ライブが一番楽しいなって、いま、しみじみ感じています」と息を切らしながら、笑顔でもらすと、場内からは大きな拍手が湧き上がった。さらに、ニューアルバムのテーマになった「再会」についてこう語った。
「私たち、なかなか会えなかったじゃないですか。でも、去年の11月に1年10ヵ月ぶりのワンマンライブで再会できましたよね。あの日にお互いに受け取った、たくさんの喜びや幸せの気持ちをアルバムまでどうにか繋げたいなという思いでアルバムを制作しました。アルバムを作っていくなかで、私は“君”と出会えたことがすごく特別だなと思うし、奇跡だなと思うし、幸せのありかだなと思うんだけど、“君”はどうやって三月のパンタシアと出会ってくれたのかな。
そして、ニューアルバムの最後に収録されている、小説「再会」のEDテーマ「春に願いを」で運命的で奇跡的な偶然の出会いの愛しさを真っ直ぐに伝えて、「アルバムで描いてきた少女たちの物語を音楽で彩り」本編を締め括った。
アンコールでは「イタイ」で観客のジャンプとクラップを引き出し、拳を上げさせたあとで、「3三月という季節だからこそ届けたい新曲を持ってきました。私たち、もっと音楽で一緒に楽しくなったり、踊ったりしたいなと思って、春のダンスチューンを作っちゃいました。君と私の祝祭の歌です」と語り、フレデリックとのコラボで誕生した新曲「アイビーダンス」を初披露。フロアに春の花を咲かせた彼女は、フリに入ってるハンドサインについて、「愛してるという意味です」と説明し、「アイビーの花言葉は永遠の愛。私たち、永遠に幸せになろうねという意味を込めています」と続け、ピンクのライトが回る中で「三月がずっと続けばいい」を飛び跳ねながら笑顔で歌いきり、「さよなら。また会おうね」とファンとの再会を誓ってステージをあとにした。
三月のパンタシア。物語はこれからも続いていく――。
TEXT BY 永堀アツオ
PHOTOGRAPHY BY Viola Kam[V’z Twinkle]
“三月のパンタシア LIVE2022 / 邂逅少女”セットリスト
―プロローグ―
01. 夜光
02. 閃光
03. 101
04. 君をもっと知りたくない
05. 幸福なわがまま
06. あのね。
―ポエトリー「美紀」―
07. シリアス
08. 逆さまのLady
09. パステルレイン
―ポエトリー「琴絵」―
10. 星の涙
11. 君の幸せ喜べない、ごめんね
12. 青に水底
―ポエトリー「麻莉」―
13. 花冷列車
14. 青春なんていらないわ
15. はじまりの速度
16. 幸せのありか
17. 醒めないで、青春
18. ランデヴー
19. 春に願いを
―ENCORE―
EN01. イタイ
EN02. アイビーダンス
EN03. 三月がずっと続けばいい
●リリース情報
三月のパンタシア
「四角運命 / アイビーダンス」
2022年6月22日(水)発売
<収録曲>
01. 四角運命
作詞:みあ 作曲・編曲:片山将太
02. アイビーダンス
作詞:みあ 作曲:三原康司 編曲:フレデリック
03. ユアソング
作詞:みあ 作曲・編曲:やいり
【初回生産限定盤(CD+DVD)】
価格:¥2,200(税込)
品番:VVCL-2058~2059
☆三方背ケース仕様
<CD収録内容>
01.
四角運命
02. アイビーダンス
03. ユアソング
04. 四角運命 -Instrumental-
05. アイビーダンス -Instrumental-
<DVD収録内容>
四角運命 -Music Video-
アイビーダンス -Music Video-
【初回仕様通常盤(CD)】
価格:¥1,430(税込)
品番:VVCL-2060
<CD収録内容>
01. 四角運命
02. アイビーダンス
03. ユアソング
04. 四角運命 -Instrumental-
05. アイビーダンス -Instrumental-
【期間生産限定盤(CD+DVD)】
価格:¥1,980(税込)
品番:VVCL-2061~2062
☆TVアニメ『カッコウの許嫁』描きおろし絵柄デジパック仕様
<CD収録内容>
01.四角運命
02.アイビーダンス
03.ユアソング
04.四角運命 -TV size-
05.四角運命 -Instrumental-
<DVD収録内容>
TVアニメ「カッコウの許嫁」ノンクレジットエンディング映像
三月のパンタシア
『邂逅少女』
発売中
【完全数量生産限定盤(CD+BD+グッズ(小説・アートブック)付き豪華仕様)】
品番:VVCL-1972~1974
価格:¥7,500(税込)
【通常盤(CD)】
品番:VVCL-1975
価格:¥3,300(税込)
<CD>
01.「花冷列車」
作詞:みあ 作曲:の子 編曲:石倉誉之
02.「101」
作詞・作曲・編曲:じん
03.「君をもっと知りたくない」
作詞:みあ 作曲:石倉誉之 編曲:江口亮
04.「幸福なわがまま」
作詞:みあ 作曲・編曲:堀江晶太
05.「あのね。」
作詞:みあ, 澤田空海理 作曲・編曲:澤田空海理
06.「シリアス」
作詞:みあ 作曲・編曲:にっけい
07.「君の幸せ喜べない、ごめんね」
作詞:みあ 作曲・編曲:遼遼
08.「夜光」
作詞:みあ, ホリエアツシ 作曲:ホリエアツシ 編曲:堀江晶太
09.「閃光」
作詞:みあ 作曲:山内総一郎 編曲:山内総一郎, 金澤ダイスケ
10.「幸せのありか」
作詞:みあ 作曲・編曲:北川勝利
11.「春に願いを」
作詞:みあ 作曲・編曲:水野あつ
<Blu-ray>
君をもっと知りたくない -Music Video-
幸福なわがまま -Music Video-
101 -Music Video-
夜光 -Music Video-
花冷列車 -Music Video-
三月のパンタシア LIVE 2021「物語はまだまだ続いていく」
01. 101
02. ピンクレモネード
03. フェアリーテイル
04. 恋はキライだ
05. パインドロップ
06. キミといた夏
07. 夜光
08. ミッドナイトブルー
09. day break
10. はじまりの速度
11. 青春なんていらないわ
12. 醒めないで、青春
13. 幸福なわがまま
14. 三月がずっと続けばいい
15. ランデヴー
16. たべてあげる
17. 幸せのありか
18. 街路、ライトの灯りだけ
みあ書き下ろし小説「再会」
小説の解説/ビジュアル制作の裏側/歴代イラストなどを完全収録した、三月のパンタシアの世界観を丸っと楽しめるアートブック
<小説「再会」あらすじ>
あと一歩、勇気が足りていたのなら、この運命は変わっていたのだろうか。まるで兄妹のように、一緒に育った林麻莉と永山春翔。出会いと別れを繰り返し、次第にすれ違っていく二人。あのとき運命の列車に飛び乗っていたら……。
追憶のかけらを丁寧に拾い集め、寂しさの裏側の、しんと燃える想いを深く見つめる青春小説。
三月のパンタシア noteはこちら
関連リンク
三月のパンタシア オフィシャルサイト
http://www.phantasia.jp/
三月のパンタシア オフィシャルTwitter
https://twitter.com/3_phantasia
三月のパンタシア オフィシャルYouTube
https://www.youtube.com/channel/UC4lk0Ob-F3ptOQUUq8s0pzQ
本公演は3月9日にリリースした通算4枚目となるニューアルバム『邂逅少女』を引っ提げた東阪ツアーの東京公演。
みあにとっては、昨年11月27日に豊洲PITで開催された、初めて素顔を明かしたワンマンライブ“三月のパンタシア LIVE2021 / 物語はまだまだ続いていく”以来、4ヵ月ぶりのワンマンライブになる。さらに、この日は、昨年まで使っていた素顔を隠す紗幕だけでなく、ダイスケリチャードのイラストを使った映像やリリックビデオを映すスクリーンも使わずに、三月のパンタシアの世界観を自分の身一つで表現するライブとなっていた。
「今までで一番最高の夜にします」
開演前は、これまでのライブよりも不安や緊張を感じるような要素が多いのではないかと思っていたが、それらまったくの杞憂だったようだ。冒頭のプロローグから、みあの声はとても落ち着いていた。青い光に満ち満ちたステージに登場した彼女は、ピアノの音色に乗せて、青春時代を必死に生きる少女たちの“甘美で、歪で、ブルーな感情”を音楽にして光弾けさせると語り、“三月のパンタシア LIVE2022 / 邂逅少女”の開演を宣言。初の長編小説「さよならの空はあの青い花の輝きとよく似ていた」の主題歌で、ホリエアツシ(ストレイテナー)と共作したストレートなロックナンバー「夜光」で勢いよくライブをスタートさせると、観客は総立ちとなってクラップを巻き起こし、同作のアンサーソングで主人公の数年後の姿を描いた、山内総一郎&金澤ダイスケ(フジファブリック)作・編曲の「閃光」では、花や植物がついたフラッグを大きく振りながらフロアの熱気を上げた。
田舎の夜の儚い月の光と、都会の昼の明るい太陽の光という対比を見せたみあは、「今までで一番最高の夜にします。最後まで楽しんでいってください」と挨拶すると、TVアニメ『魔法科高校の優等生』OPテーマでじんが書き下ろした「101」で透明な感情をフレアブルーに染め上げ、「君をもっと知りたくない」では不意に訪れた胸の高鳴りに赤い警告色が浮かび、ドラマ「あの時キスしておけば」のOPテーマ「幸福なわがまま」と同作のその後を描いた「あのね。」では、キュートなチャーミングなパフォーマンスでピンク色のようなハッピーなバイブレーションを届けた。
「さよ花」(さよならの空はあの青い花の輝きとよく似ていた)の光から透明、蒼色、朱色、淡紅色を経て、ライブはいよいよ、ニューアルバム『邂逅少女』のために書き下ろされた青春小説「再会」の世界へ。最初の登場人物は<神崎美紀>。ポエトリーリーディングによって、容姿端麗で高校のクラスメイトの男女ともに人気のある彼女の先生に対する密やかな恋心が語られた。歌詞にある“白い吐息”や“白い消しゴム”を体現するかのような白い光の中で、卒業間近の彼女の心境を綴ったアルバム曲「シリアス」だけでなく、みあもバンドも観客も照明もぐるぐると回って騒ぐ「逆さまのLady」や「パステルレイン」といった既発曲でも、触れ合いたいのに触れ合えないもどかしさを表現した。
続いてのポエトリーリーディングでは、<池脇琴絵>のどうしようもない心の傷や痛みが吐露された。三月のパンタシアとしての活動を始めたばかりの2015年に発表した楽曲「星の涙」では近くにいるけれども、決して交わらない平行線上にいる主人公の二人が<琴絵>とヒロイン<麻莉>の関係性に重なる。そして、ニューアルバム収録の“病み曲”で琴江の秘密が明かされる「君の幸せ喜べない、ごめんね」ではみあは両膝を付き、感情的に歌い上げる。「星の涙」と同じく初期曲で、n-buna(ヨルシカ)による「青に水底」はドラマチックな展開で、地上から見上げる青い空、その空が映る水面、ダムの水底から見上げる水面という多彩な風景を見せてくれた。
そして、カバンにつけたキーホルダーの小さな鈴の音が聞こえ、「再会」のヒロインである<林麻莉>の小学校時代の思い出や、幼なじみである<永山春翔>との別れと高校での再が語られ、「再会」のテーマソングとしての子(神聖かまってちゃん)とのコラボ曲「花冷列車」では、みあが運命の列車に飛び乗るかのようにお立ち台に上がると、フロアは大盛り上がりとなった。さらに、n-bua(ヨルシカ)作で三パシの代表曲とも言えるアップテンポのポップロック「青春なんていらないわ」や1stシングル「はじまりの速度」では観客のクラップが一際大きく鳴り響き、「再会」の2つ目のメインテーマ「幸せのありか」では歌詞と同じようにみあはステージを駆け出し、みあとして、麻莉として、物語の続きは自分から紡いでいくんだという決意をパフォーマンスを通して表明し、ライブは最終盤へ。
オーディエンスに伝えた心からの感謝
手をぐるぐると回してもあり上がる「醒めないで、青春」やファンと一緒に遊べる曲を想定して作られた「ランデヴー」というライブの定番曲で会場全体に一体感をもたらした彼女は、ラストナンバーを前に「ライブが一番楽しいなって、いま、しみじみ感じています」と息を切らしながら、笑顔でもらすと、場内からは大きな拍手が湧き上がった。さらに、ニューアルバムのテーマになった「再会」についてこう語った。
「私たち、なかなか会えなかったじゃないですか。でも、去年の11月に1年10ヵ月ぶりのワンマンライブで再会できましたよね。あの日にお互いに受け取った、たくさんの喜びや幸せの気持ちをアルバムまでどうにか繋げたいなという思いでアルバムを制作しました。アルバムを作っていくなかで、私は“君”と出会えたことがすごく特別だなと思うし、奇跡だなと思うし、幸せのありかだなと思うんだけど、“君”はどうやって三月のパンタシアと出会ってくれたのかな。
私の経験上、特別な音楽との出会いは偶然的だったなと感じることがあって。今、聴いてくれてるみんなもきっと、色んな偶然が積み重なって、こうして運命的に出会うことができたのかなって考えたりしたときに、こんなに音楽が溢れてる世の中で三パシに出会ってくれたことはすごく奇跡的だし、今も、側に一緒にいられることも奇跡だなって思ったりしました。こんなに素直に話すのは照れくさいんですけど、要するに、いつもありがとうっていうことを伝えたかったんです。ありがとう」
そして、ニューアルバムの最後に収録されている、小説「再会」のEDテーマ「春に願いを」で運命的で奇跡的な偶然の出会いの愛しさを真っ直ぐに伝えて、「アルバムで描いてきた少女たちの物語を音楽で彩り」本編を締め括った。
アンコールでは「イタイ」で観客のジャンプとクラップを引き出し、拳を上げさせたあとで、「3三月という季節だからこそ届けたい新曲を持ってきました。私たち、もっと音楽で一緒に楽しくなったり、踊ったりしたいなと思って、春のダンスチューンを作っちゃいました。君と私の祝祭の歌です」と語り、フレデリックとのコラボで誕生した新曲「アイビーダンス」を初披露。フロアに春の花を咲かせた彼女は、フリに入ってるハンドサインについて、「愛してるという意味です」と説明し、「アイビーの花言葉は永遠の愛。私たち、永遠に幸せになろうねという意味を込めています」と続け、ピンクのライトが回る中で「三月がずっと続けばいい」を飛び跳ねながら笑顔で歌いきり、「さよなら。また会おうね」とファンとの再会を誓ってステージをあとにした。
三月のパンタシア。物語はこれからも続いていく――。
TEXT BY 永堀アツオ
PHOTOGRAPHY BY Viola Kam[V’z Twinkle]
“三月のパンタシア LIVE2022 / 邂逅少女”セットリスト
―プロローグ―
01. 夜光
02. 閃光
03. 101
04. 君をもっと知りたくない
05. 幸福なわがまま
06. あのね。
―ポエトリー「美紀」―
07. シリアス
08. 逆さまのLady
09. パステルレイン
―ポエトリー「琴絵」―
10. 星の涙
11. 君の幸せ喜べない、ごめんね
12. 青に水底
―ポエトリー「麻莉」―
13. 花冷列車
14. 青春なんていらないわ
15. はじまりの速度
16. 幸せのありか
17. 醒めないで、青春
18. ランデヴー
19. 春に願いを
―ENCORE―
EN01. イタイ
EN02. アイビーダンス
EN03. 三月がずっと続けばいい
●リリース情報
三月のパンタシア
「四角運命 / アイビーダンス」
2022年6月22日(水)発売
<収録曲>
01. 四角運命
作詞:みあ 作曲・編曲:片山将太
02. アイビーダンス
作詞:みあ 作曲:三原康司 編曲:フレデリック
03. ユアソング
作詞:みあ 作曲・編曲:やいり
【初回生産限定盤(CD+DVD)】
価格:¥2,200(税込)
品番:VVCL-2058~2059
☆三方背ケース仕様
<CD収録内容>
01.
四角運命
02. アイビーダンス
03. ユアソング
04. 四角運命 -Instrumental-
05. アイビーダンス -Instrumental-
<DVD収録内容>
四角運命 -Music Video-
アイビーダンス -Music Video-
【初回仕様通常盤(CD)】
価格:¥1,430(税込)
品番:VVCL-2060
<CD収録内容>
01. 四角運命
02. アイビーダンス
03. ユアソング
04. 四角運命 -Instrumental-
05. アイビーダンス -Instrumental-
【期間生産限定盤(CD+DVD)】
価格:¥1,980(税込)
品番:VVCL-2061~2062
☆TVアニメ『カッコウの許嫁』描きおろし絵柄デジパック仕様
<CD収録内容>
01.四角運命
02.アイビーダンス
03.ユアソング
04.四角運命 -TV size-
05.四角運命 -Instrumental-
<DVD収録内容>
TVアニメ「カッコウの許嫁」ノンクレジットエンディング映像
三月のパンタシア
『邂逅少女』
発売中
【完全数量生産限定盤(CD+BD+グッズ(小説・アートブック)付き豪華仕様)】
品番:VVCL-1972~1974
価格:¥7,500(税込)
【通常盤(CD)】
品番:VVCL-1975
価格:¥3,300(税込)
<CD>
01.「花冷列車」
作詞:みあ 作曲:の子 編曲:石倉誉之
02.「101」
作詞・作曲・編曲:じん
03.「君をもっと知りたくない」
作詞:みあ 作曲:石倉誉之 編曲:江口亮
04.「幸福なわがまま」
作詞:みあ 作曲・編曲:堀江晶太
05.「あのね。」
作詞:みあ, 澤田空海理 作曲・編曲:澤田空海理
06.「シリアス」
作詞:みあ 作曲・編曲:にっけい
07.「君の幸せ喜べない、ごめんね」
作詞:みあ 作曲・編曲:遼遼
08.「夜光」
作詞:みあ, ホリエアツシ 作曲:ホリエアツシ 編曲:堀江晶太
09.「閃光」
作詞:みあ 作曲:山内総一郎 編曲:山内総一郎, 金澤ダイスケ
10.「幸せのありか」
作詞:みあ 作曲・編曲:北川勝利
11.「春に願いを」
作詞:みあ 作曲・編曲:水野あつ
<Blu-ray>
君をもっと知りたくない -Music Video-
幸福なわがまま -Music Video-
101 -Music Video-
夜光 -Music Video-
花冷列車 -Music Video-
三月のパンタシア LIVE 2021「物語はまだまだ続いていく」
01. 101
02. ピンクレモネード
03. フェアリーテイル
04. 恋はキライだ
05. パインドロップ
06. キミといた夏
07. 夜光
08. ミッドナイトブルー
09. day break
10. はじまりの速度
11. 青春なんていらないわ
12. 醒めないで、青春
13. 幸福なわがまま
14. 三月がずっと続けばいい
15. ランデヴー
16. たべてあげる
17. 幸せのありか
18. 街路、ライトの灯りだけ
みあ書き下ろし小説「再会」
小説の解説/ビジュアル制作の裏側/歴代イラストなどを完全収録した、三月のパンタシアの世界観を丸っと楽しめるアートブック
<小説「再会」あらすじ>
あと一歩、勇気が足りていたのなら、この運命は変わっていたのだろうか。まるで兄妹のように、一緒に育った林麻莉と永山春翔。出会いと別れを繰り返し、次第にすれ違っていく二人。あのとき運命の列車に飛び乗っていたら……。
追憶のかけらを丁寧に拾い集め、寂しさの裏側の、しんと燃える想いを深く見つめる青春小説。
三月のパンタシア noteはこちら
関連リンク
三月のパンタシア オフィシャルサイト
http://www.phantasia.jp/
三月のパンタシア オフィシャルTwitter
https://twitter.com/3_phantasia
三月のパンタシア オフィシャルYouTube
https://www.youtube.com/channel/UC4lk0Ob-F3ptOQUUq8s0pzQ
編集部おすすめ